第25話勇者もどきといじめっこJK
基地に帰投後にJKの持ち物検査を行い彼女の名前が「近藤メグミ」であることがわかり名称JKからメグミに無事変更された。
そのメグミは猿ぐつわははずされたが手錠をした状態で尋問をやることになった。
「あなたは…近藤メグミさんで間違いないですね?一応聞くけど日本出身よね?地球の」
「……」
「黙ってても状況はよくならないわよ。能力の詳細とあなた以外にこの星に一緒来た人間はいるの?いないの?」
メグミは女性尋問官に対して黙秘し続けかれこれ二時間が過ぎた。
「まずぃな。」
不味いて何が?協力的な態度ではないから状況は悪くなる一方ではあるが…
「あいつキレそうですね?」
「尋問官つってもあいつは拷問も担当するから質問に答えねえと禁止されてんのに拷問やりかねないからあの嬢ちゃんには答えて欲しいんだけどなぁ~」
ライコフ少佐が心配している素振りをみせる発言しているが若干キレるのを期待してるよね?
「いつまで黙ってんだ!!!いい加減しゃべんないと竹串爪の間に差し込んだ後ケツと✕✕✕に熱した鉄パイプぶち込むぞ!!」
結局尋問官が他の兵士たちに羽交い締めされながら退室させられてなぜか俺が話を聞くことになる。
理由は同郷だからというここにきてからは嫌みたいに聞いたものだった。
「メグミさん?はそのぉ~一人でこの星に来たんですかね?それとも…ご友人と?」
「誰が名前呼んで言いなんて言った!?私以外に人がいるなんて知らないわ!」
名前の件はともかくどうやら一人でこの星に来たようだ。
「君は死んでからここに?」
「やっぱりあんたも死んでからここに来たのね?漫画みたいなことが現実にあるなんて想像もしてなかったわよ。」
「まぁ俺も死ぬ瞬間までこんなことになるとは思えなかったけど…これって死んで生き返ったて言うのかな?それとも転生かな?」
「一応、転生てやつじゃない?てか私がしるわけないじゃん。」
少しは彼女をリラックスさせられている様子だこの調子で色々話してコミュニケーションを取れればこれから彼女から信頼と能力の全容がわかるようになれば二度とこんな事態にもならなくてすむ。
「あ~ほんとマジ最悪。あのクソ女のせいで私は殺されてここにきてスマホもネットもコンビニもない何もかもないとこに来なきゃ行けないなんてあいつを殺しておけばなぁ~。」
おっと思ったより不穏だぞ?
てっきり事故とか自殺なんかと思ったけど違う感じがするぞ?
「あんたはどうなの??てかパッとしてないし自殺じゃなさそうだから…まぁぼーとして事故ったてとこじゃね?」笑いながら言うなや…事故だけどさ。
「はぁ…君は殺害された見たいだけど何かあったの?もちろん言いたくなければ」
「あの女いつもボサボサの髪で同じJKてのに何て言うか喪女!!そうよ喪女て感じなのよ。」
興奮して言われてもマジで困るからて待てよつまりその喪女とか言った子がまさか…。
「そりゃ私も調子に乗りすぎたわよ。でも別に傷つけるようなことはしてないし制服隠したり変な噂流したりそれ以外にも色々やったけど全部冗談なのに屋上であいつに反撃されたときに勢い余って…」
「突き落とされて死んでしまったんだな。」
点定的ないじめ主犯各だったとはだいたいこういうのていじめられてる側が転生したり強くなったりしてザマァてのはよくあるが彼女みたいなのにもチート与えるのはある意味平等といえば平等だよな。
納得はできないけど。
するとインカムから声が聞こえてくる。
「自業自得じゃねぇか。」
「こりゃダメね。」
「タクヤといい変なのしかこないスッね。」
こりゃ仲良くなるには心証悪いの確定案件のようです。
諦めモードになったと同時に尋問室に扉を勢いよく開けてきやがった。
「JKの尋問はこれより副総司令である。この俺、ジャスた!!?」
めんどくさかったので顔面に右ストレートをぶちかました。
本来なら銃殺もあり得るがライコフ達が「ドア殴ろうとしたら副総司令が飛び込んできた。」と口裏を会わせたので事なきを得た。
なお後悔は一切していない。
メグミの尋問は結局中止となりデブリーフィングを行ったあとは一応休暇だが出動待機をしておく為休んでる気はしない。
夜になってからもメグミのことを考えてしまう。彼女からすれば自分は理不尽なことに巻きこまれ落ちてくる火の粉を払っている程度の認識なのかもしれない。
考えながらいつの間にか食堂にきてしまった。無意識に腹でも減ったのかな?
「うん?腹でも減ったかなタクヤ。なんなら一緒に食べるかい?」
食堂で肉を焼きながら話してきたのはボスだったけど目の前にある焼き上がった肉全部一人で食べませんよね?明らかに10キロ越えてますけど…後、胃もたれしそうなんでパスします。
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