明日こそは夜明けを
@TotueiheiXX
勇者と龍王
第1話勇者は資格不要だ。
その日は、いつも通りのはずだった。
思春期真っ盛りの妹に文句を言われながら家をとびだした。
しかし、あっさり死んでしまった。
登校中にトラックに引かれたのだが…
次に見たのは間違いのない美人だったのだ
「あなたは選ばれたのです。勇者よ。」
「へ?」
「私は女神ですよ。時間がないの。だからあなたに聖剣と人類最高レベルの力を与えます。」
マジか。最高じゃん。
「では転生してください。そして竜王を倒すのです。」
なんてありきたりな…しかしそれでもチートアリなら文句はない!
「はい!頑張ります!」
こうして、俺は勇者としてドーイ王国に召還されたのだった。
ドーイ王国の王は俺に友好的であり仲間にふさわしい人を集めるだけでなく軍にも命令できる地位をくれた。まあ、反対するやつには力を見せたがな。それだけでなくこの世界にはない知識で先込め式の大砲まで造れた。
そこまでやって思い出した。
竜王のこと忘れてた。
「王様、女神様から言われてたのですが。その、竜王を退治しなければいけないのですが…」
「竜王?龍ならとっくに滅んでるよ?」
「え?」
なら女神様はなぜ?
「それより君も準備したまえ。あの大砲があれば制圧できる。君も彼女たちはほしいだろ。」
「王様、そんなことは人前では…ね?」
「おお、すまないな。ついね。」
まったくスケベなおっさんだなぁ
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