第45話 逃げ足だけは早いヤツだぜ。
蒼のじゅんなま です。
正球性貧血と肺炎で緊急入院しました。
短いですが出来た所まで投稿させていただきます。
申し訳ありませんが、来週は休みとさせて下さい。
皆様も季節の変わり目ですので、体調にはお気をつけ下さい。
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柴崎家 中庭
フォン「ワッフ! とぅ!」
フォンの投げた[ 竜骨 ブーメラン ]が5メートル先に置いた空のペット ボトルに見事ヒットして弾き飛ばした。
優樹「やったよフォン! 命中したよ!」
クラリッサ「うむ、見事だフォン! これで戦いでお前に背中を預けられると言うものだ。」
フォンは優樹やクラリッサと笑顔でハイ タッチしながら喜びを分かち合っていた。
俺もまざりたいなぁ…。
フォンは続けて六メートル先、七メートル先にも置いたペット ボトルにも命中させている、止まっている的には全弾命中って凄いな。
だけど威力的には5メートル位までが限界か? ステータスの腕力を鍛えれば飛距離と攻撃力は伸びるだろうから…それまでは敵の牽制に使う事にしよう。
次は動いている的に対しての検証をしてみるか。
優樹「それじゃぁフォン、ボクはゆっくり動くね!」
優樹が空のペット ボトルを頭に掲げてトコトコ歩いて行く、それに向けてフォンは大きく振りかぶって再びスローイング! [ 竜骨 ブーメラン ]はペット ボトルのすぐ左を空振りしてフォンの所に戻った。
俺「惜しい! もうちょい右! でもフォン、初めてにしては中々グッドだ! 後はどんどん投げて練習あるのみだ!」
フォン「ワッフ! ワッフ! ユーキお願い。」
優樹「それじゃ、どんどん行こう! 今度は少し早く動くよ!」
フォンの[ 投技 ]はまだLv1、動く的にはまだ厳しいようだ。
でもこれで、遠距離攻撃をしてくれる仲間が出来て、戦術の幅が広がったぞ。
さて時間は今10時、そろそろ我らか鷲尾代表が来る頃だな…お茶菓子の準備でもしますか。
因みにカトやんは逃げた、相変わらず悪感と逃足だけは早い奴だぜ。
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