概要
独尊上等である
時は現代。過剰な自信をもつ無能な主人公は、愚かだと断じる学友や教員達を見下しながら、独りよがりな生活をおくるのであった。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!愛されおバカ。ボッチ高校生の青春記。
主人公の田中はボッチだ。
ボッチにはボッチたる理由がある。
まず田中は性格に難がある。あまりにも癖が強い。つよすぎる。そしてバカである。勉強も運動もイマイチどころか、底辺をさまよっている。なのに、謎のうえから目線でクラスメイトや世間を批評する。
もう、ダメだ。これ、救いようがナイであろう。
そう思ってしまうのだが、軽妙な文体についつい読み進めてしまう。するとバカはバカなりに、田中のかわいらしさに気がついていく。
そうか。田中よ、お前は愛されおバカだったのだな。
ボッチだった田中に、気がつくと友人がいる。彼を慕う仲間がいる。いつのまにか田中はひとりではなくなっている。
この物語はどこに…続きを読む