概要
ドラ〇エかと思ったら、マ〇オだった。
西村秀星(にしむら しゅうせい)。通称シュウ。
ごくごく平凡な高校生の彼は、ある日突然、異世界に召喚される。
――これってもしかして、チート無双でハーレム展開ってやつ?
だが、その見通しは甘かった。
もうめちゃくちゃに甘かった。
なぜって、この世界に召喚される英雄には……
『魔王の城までの最短距離を直進することしかできない』
という、あまりにも理不尽な呪いがかけられていたからだ!
「異世界人に好き勝手なことされるのはもうこりごりなんだにゃー」
「ふざけんじゃねえ! こんな世界、とっとと抜け出してやっからな!」
直進しかできない勇者の伝説がいま、幕を開ける……。
ごくごく平凡な高校生の彼は、ある日突然、異世界に召喚される。
――これってもしかして、チート無双でハーレム展開ってやつ?
だが、その見通しは甘かった。
もうめちゃくちゃに甘かった。
なぜって、この世界に召喚される英雄には……
『魔王の城までの最短距離を直進することしかできない』
という、あまりにも理不尽な呪いがかけられていたからだ!
「異世界人に好き勝手なことされるのはもうこりごりなんだにゃー」
「ふざけんじゃねえ! こんな世界、とっとと抜け出してやっからな!」
直進しかできない勇者の伝説がいま、幕を開ける……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!パロディだけと思いきや・・!?
序盤は某2Dアクションゲームのネタをそのまままるっと取り込んだ描写が続く、それを知識として有している主人公の軽快なツッコミに、同じ立場である読者の自分も思わず笑ってしまった。
実際に元ネタを小説として文章にするとこんな感じなのだろうか、と想像を掻き立てられながら読み続けた。主人公が初めて実力を発揮し、跳躍する場面は今読んでも素晴らしいと思う。
しかし中盤以降のストーリーはまるで別の空気感を纏っている、そこにあったのは絶望からの反逆の物語だ。序盤の軽めなノリが以降の展開を引き立てている。崩壊する幻想、明かされる真実を知って読者はこう思うだろう。
てれっててれーててれっててー
その意味は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ライトノベル??
軽い気持ちで、軽い暇つぶしで読むような内容ではない。
読み始めは、確かに爽やかな展開でスルスル進められます。でも段々と「コレとんでもねぇな…」という感覚を覚えずにいられなくなっていきます。
人の心にうごめく複雑な感情の様子に、時に同調・同感し、時に引くほど深い闇の絡み合いを感じさせます。
なんという濃いストーリーだろうか。
それなのに、コメディはちゃんとあるし王道なRPGも表現に手抜きが無い。
世界観や展開が「ライトノベル」だとしても、もはやその括りを飛び越えている作品な気がします。
他の方が述べているように、毎日の更新に、読者が毎日追いかける価値は充分にあります。
本当にどうなるんだ…続きを読む