雨想　奏

TRPGと聞いて、とりあえず読み進めてみたら、凄く楽しい！！ 子供の頃、「ロードス島戦記」のTRPGリプレイを夢中で読み耽っていた頃を思い出しながら、楽しく読ませてもらいました。 …続きを読む

青春の痛々しさや儚さというものが、時に非日常を垣間見せられながら、胸の奥にじんわりと伝わってきました。 各話につながりもありますが、どこから読んでも楽しめるところもいいですね。 …続きを読む

クリスマスの時期にぴったりな謎解きミステリー。 頭を悩ませる暗号も、それが紐解かれた時には、サンタさんから贈り物を届けられたかのような気分に。 最後に明かされるサプライズも、素敵で…続きを読む

魔族と機械族との間で繰り広げられる争いが語られる壮大なファンタジー。 それを織り成すのは、その異世界にやって来たコウとユメと、その二人をとりまく、個性溢れるキャラクター達。 王道で…続きを読む

見目麗しく、かつ才女であるカグヤ。
彼女が課す魔王退治のクエストが、果たしてどれ程に困難なものになるのか。
この先、どういったファンタジーが展開していくんでしょうか。

天の声と主人公のゆるいやりとりにじわじわくる。
チート級でユニークなスキルというのがどういうものなのかも気になりますね。

幼少時に誰しも一度は憧れを抱いてしまうような、魔法少女や戦隊ヒーローが、どちらとも登場してしまうという贅沢な作品。 文体が、作風に見合った軽妙さでありながらもまとまっていて、テンポ…続きを読む

特産品などが説明されていて、てっきり日常的なお話なんだろうと思って読み進めていたら、まさかのファンタジーな展開。
どこかほんわかと、ほっこりとさせられるような一時でした。

大正というどこか素朴さを漂わせる時代の中に、スチームパンクなエッセンスが、変化と華やかな彩りを加えていますね。とても雰囲気のある作品。 アウトローなフリーの新聞記者の浦島先生と、…続きを読む

ヒロインが「共感覚者」で、他者の声に、色々な色がともなって見えるという設定が面白いですね。 その共感覚が、今後どのようにストーリーと関わってくるのでしょうか。 のっけからとんでもな…続きを読む

自分がプレイしたことのあるダンジョンRPGって、小説にするとこんな感じだなあって関心を寄せられながら、楽しく読み進めさせてもらいました。 武器で攻撃する時の効果なんかの表現の一つ一…続きを読む

人格を入れ替えた双子のクオリアとは、いったいどんな感覚になるんだろうか。 まだ序盤を読み進めただけですけど、既に内容に引き込まれてしまっています。 一言で言うと、好み、なのです。 …続きを読む

学生時代には親しかった友人でも、離れ離れになった後、以前とは関係が変わってしまったり、全然会わなくなって他人みたいになってしまったり、色々ですよね。 社会の中で生きるということを、…続きを読む

和やかなムードの中進むコテージでの田舎キャンプ。
そこに、「謎の男」の噂がどうからんでくるのか。
この先どんな不思議な現象が起こるのか楽しみです。

自分も喫煙者なので、なんか色々と共感してしまいました。
ベランダで風に吹かれながら紫煙をくゆらすって、なんか哀愁が漂っていていいですよね。

今でもPSVitaなどたまにプレイしますが、やはりあの時代の興奮に比べると、ちょっと味気なく感じてしまうものです。自分が歳くっただけでしょうけど。 当時を思い返しながら、楽しく読ま…続きを読む

得たいの知れない殺人鬼の存在に、当たり前の日常から乖離させられる――。
じわじわと襲い来る恐怖にゾクゾクきました。
更新が楽しみです。

ロボット好きとして、これは読んでおかなければ、という作品に出会えました。 王道な展開でありながらも、SF的なギミックなどが散りばめられていたりなど、作者の個性も光っています。 シリ…続きを読む

出だしから引きつけられました。
文章も熟れていてとっても読みやすい。
これからどういう展開で、紹介文に書かれているような内容へと繋がっていくのか楽しみです。

なぜ彼女はうさ耳なのか、今後の展開がとても気になります。

「神速のスマッシュ」まで読みましたが、凄く面白い。 プレイヤーの性格的な個性が、そのままプレイスタイルへと通じているというのが、白熱するゲーム展開を盛り立てて、ぐいぐい読ませてくれ…続きを読む

色んな意味で勇者だと思いました。
笑えます。

幼少時に観たゴジラやウルトラマンの特撮ものの興奮を、そのままに浮きぼらせたかのようなストーリー展開でした。 戦艦による怪獣との戦闘シーンも、ミリタリーテイストがふんだんに盛り込まれ…続きを読む

奏でられる名もなき音楽によって、幼き頃の自分が、夢の世界を楽しく駆け巡り始める――そんな不思議な感覚を得られるような作品でした。 今へとつながる時間の中で、過去はしだいに色あせて忘…続きを読む

　孤独や葛藤を抱えるというのは、思春期などに顕著に見られますが、大人になっても、少なからず誰もが抱えているものだと思います。 　他人とは違う特異な存在として生まれついたために、そう…続きを読む

自分も捨て猫を拾って育てているので、思わず感情移入してしまいましたね。 でも、切なすぎて胸が苦しくなる――というような内容ではなく、その他愛ない触れ合いから、元気が貰えるような作品…続きを読む

短い中で紡がれる物語が、謎かけと詩的さが相まって、シンプルで、かつ純度の高い恋愛模様として描かれているなと感じました。

思わず読みながら、「うーん」と唸って納得させられてしまう、洞察力に溢れた内容ばかりでした。 「カクヨム」には、評論っていうジャンルの作品はまだ少ないような気がするので、もっとこ…続きを読む

探偵役とワトスン役、どれだけ時代を経ても、やっぱり推理小説の黄金スタイルですね。 作中に描かれているそこかしこからも、作者さんが、いかに本格ミステリィを愛しているかが伝わってきま…続きを読む

自分が最初に暗号のことを深く知るきっかけとなったのは、サイモン・シンの『暗号解読」を読んだのがきっかけでした。 それがあって、自分でも暗号を使ったミステリィを書いたこともあります。…続きを読む

水野良さんと言えば、「ロードス島戦記」。 その「ロードス」は、学生時代や大人になってからも、擦り切れる程何度も読み返しました。 自分がファンタジー小説――というより、小説そのものに…続きを読む

　好きなんですよねえ……タイムマシンもの。 　古くは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から、最近では、「シュタインズ・ゲート」、他etc。 　その上、美少女アンドロイドが登場…続きを読む

初めて書いた小説ということで、恋をする二人だけでなく、文体にも、瑞々しさと初々しさに溢れていました。
甘酸っぱくて、思わずほっこりとしてしまいますね。

　それぞれが一つの出来事に向き合いつつ、それぞれに感情を揺り動かし、時に衝突することもあれば、理解し合おうと努力したり――。 　そして、その関わりの中で、主人公である「僕」を含め…続きを読む

一口すると、口当たりの良いまろやかさが広がりつつも、後からピリリとスパイシーさがやってくるーー。 どこかの料理評論家のような言い方をしてしまいましたが、この作品は、誰が読んでも楽し…続きを読む

読んでいて思わずほっこりしました。 普段殺人が起こったりな本格ミステリィばかり読んでいますけど、こういうほのぼのな日常の中でのちょっとしたミステリィというものも良いものですね。 作…続きを読む

奇遇にも、自分が完結させたばかりのミステリィも、瀬戸内の海に浮かぶ孤島を舞台にした作品だったので、思わず読んでしまいました。 旅情を掻き立てる作風と、作者のちょっとした毒気が感じら…続きを読む

「無限にあるという部屋」―― 「そこで起こる殺人事件」―― 数学的でありながら、軽快な筆致で語られていて、素敵なSFミステリィを読んでいるようで、ミステリィマニアとして、新鮮な感覚…続きを読む

読みやすくて、小味が利いていて、小さな驚きがある――

ショートショートのお手本のようなミステリィですね。

終わりではなく、始まりだった。 既にそこから騙されていました。 そして、謎解きとしては、世界有数の探偵の中でもトップクラスな百瀬保久斗という探偵が、どれ程の推理力を発揮してくれ…続きを読む

読み進めていく内に、古典的なミステリィの色々を想起させられてしまいました。 コメディタッチとテンポの良さが、それに新しさを加えていますね。 五分で読めるショートショートとして、凄く…続きを読む