概要
暗号を解き、世界の運命と世界を変えて、繰り返す時間の渦から解脱せよ!
あらすじ
すすきの。魑魅魍魎が百鬼夜行する札幌の夜の顔とも言える日本屈指の繁華街。その一角に錆びた階段がある。階段を下った先には【Bar・Omikuron】がひっそりと店を構えていた。想いを寄せる女の子に告白した久朗津は、返事の代わりに暗号を受け取っていた。暗号が解けない久朗津は友人の紹介で【Bar・Omikuron】を訪ねる。久朗津とバーテンダーのマスターは暗号を解き始める。
暗号の恋文を解読した久朗津は三日後、バーで酔いつぶれ、探偵のスピカに介抱される。恋人になった芽虹が容態が急変して死亡し、そして自分自身も死んでしまったかのような錯覚になったのだ。その時、ポケットから芽虹が書いたと思われるダイイングメッセージが発見される。暗号を解き、その意味は院長であることを知るも、その真意はわか
すすきの。魑魅魍魎が百鬼夜行する札幌の夜の顔とも言える日本屈指の繁華街。その一角に錆びた階段がある。階段を下った先には【Bar・Omikuron】がひっそりと店を構えていた。想いを寄せる女の子に告白した久朗津は、返事の代わりに暗号を受け取っていた。暗号が解けない久朗津は友人の紹介で【Bar・Omikuron】を訪ねる。久朗津とバーテンダーのマスターは暗号を解き始める。
暗号の恋文を解読した久朗津は三日後、バーで酔いつぶれ、探偵のスピカに介抱される。恋人になった芽虹が容態が急変して死亡し、そして自分自身も死んでしまったかのような錯覚になったのだ。その時、ポケットから芽虹が書いたと思われるダイイングメッセージが発見される。暗号を解き、その意味は院長であることを知るも、その真意はわか
全速全力で書いています。応援本当にありがとうございます。感謝しかございません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!暗号って面白い。
自分が最初に暗号のことを深く知るきっかけとなったのは、サイモン・シンの『暗号解読」を読んだのがきっかけでした。
それがあって、自分でも暗号を使ったミステリィを書いたこともあります。
暗号って、楽しいですよね。
難しくて中々解けないものも多いけれど、殺人事件の謎を探偵が解決した時みたいに、その秘密が明かされると、「そういうことか」って、納得させられつつ、満足感が得られます。
そういった暗号の面白みというものが、この作品には詰まっていて、それが事件性と相まって、けっこうとんでもなSF的展開にまで発展していってしまう作風に、驚きを感じるとともに、凄く楽しめました。
洗練された軽妙な筆致に後押しされ…続きを読む