初めて、長々しい話し言葉を楽しく読めました。主人公が、最後に見た色は感情の色だったのか、それとも1話で終わってしまったのが口惜しい作品です。5分くらいのショートアニメに出てきそうな内容でした。
共感覚という、非常に興味をそそられる題材から物語は始まります。「ああ、こういう展開かあ」とやめようとした矢先が本番です。とりあえず最後まで読むといいと思います。
こんなにもカラフルな世界で
共感覚に悩まされる女性が主人公の物語。声色を見ることができる、その圧倒的な色彩に彼女が見つめたもの。それは一般的との「共感覚」だったのかもしれない。あなたはこの作品にどう「共感覚」するだろうか。
簡単には選り分けられない感情も、色として見えるなら分類できてしまう。まずはその発想に驚かされました。そして、その能力がもたらす不幸が淡々とした語り口調にマッチして、一気に読み進めてしまいました。最後に主人公が見た色にどんな意味があるのか、もう少し考えてみたいと思います。濃厚な短編をありがとうございました。
ヒロインが「共感覚者」で、他者の声に、色々な色がともなって見えるという設定が面白いですね。その共感覚が、今後どのようにストーリーと関わってくるのでしょうか。のっけからとんでもないお話も飛び出してきましたし、楽しみにしています。
共感覚を持ち合わせている女性です。彼の淡泊な語りがとても印象に残りました!表現の仕方もオリジナリティがあって、面白かったです。もう少し欲しい部分は、女性らしさが足りなかったことと、長編で読みたかった点ですね。この感覚の話ならば、後5~6倍の文章にしても、ぐいぐい引き込まれていきそうです。次の話にも、期待して星3つ送らせて頂きます。
連載して欲しい。共感覚。言葉が色で見えるというのが魅力です。設定もいいし、もっと読みたくなりました。