登録法の良し悪しよりも、その裏に隠れている思惑の方が重要ですね。
面白いことがすでに決まっている組み合わせ。と、いうか、こういうのが好きな私には完全にドストライク。今後の展開が非常に楽しみです!
魔法少女に選ばれたヒロインと、スーパー戦隊に選ばれたヒーロー。ふたりは先輩たちの指導を受けて(やはり名乗りポーズは基本にして最も大事なことですね)徐々にヒロインとヒーローらしくなっていきます。「魔法界」と「戦隊協会」、本来協力し合うはずの組織が、どのように分裂し、悲劇が起こるのか、そしてヒロインとヒーローたちはどのようにその困難に立ち向かっていくのか。とんでもなくスケールが大きくなりそうな気がします。
一言紹介の通り、魔法少女と戦隊ヒーローがいる世界です。今はまだ平和(?)な世界ですが、タイトルが不穏。このまま終わるはずがない。魔法少女とスーパー戦隊がどうなるか、皆さんも自分の目で確かめてみましょう!
幼少時に誰しも一度は憧れを抱いてしまうような、魔法少女や戦隊ヒーローが、どちらとも登場してしまうという贅沢な作品。文体が、作風に見合った軽妙さでありながらもまとまっていて、テンポ良く読み進めることができました。まだ物語は始まったばかりですが、この先内部分裂してしまうという彼らの今後が気になります。