魔法少女VSスーパー戦隊

作者 大地

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★★★ Excellent!!!

2010年、通りすがりの破壊者が世界の壁を破って以来、特撮ヒーローは作品世界を超えてひとつになった。仮面のバイク乗りも色とりどりの戦士達も、今や自由に作品の壁を超えていつでも誰とでも共演することができる。ちなみに同じ日曜朝の変身少女達はそれより結構前から世界を超えてオールスターになっていた。
この小説は、そんな現実の特撮ヒーロー界・変身少女界の様相をそっくりそのまま作品世界に落とし込んだ力作である。一つの世界に存在するヒーローは一組だけではなく、覚えきれないほど多くのヒーローが同時進行で世界を守っている。
「全作品が繋がってるってことは、つまりこういうことだよなあ」と妙な説得力とともに実感させてくれる。
そして本作では、現実世界ではまだ実現していない(いずれするであろう)特撮ヒーローと変身少女のコラボレーションも豪華に実現させている。日曜朝にテレビに貼り付いている大きなお友達なら必ず楽しめる一作だ。

★★ Very Good!!

魔法少女に選ばれたヒロインと、スーパー戦隊に選ばれたヒーロー。ふたりは先輩たちの指導を受けて(やはり名乗りポーズは基本にして最も大事なことですね)徐々にヒロインとヒーローらしくなっていきます。「魔法界」と「戦隊協会」、本来協力し合うはずの組織が、どのように分裂し、悲劇が起こるのか、そしてヒロインとヒーローたちはどのようにその困難に立ち向かっていくのか。とんでもなくスケールが大きくなりそうな気がします。

★★★ Excellent!!!

幼少時に誰しも一度は憧れを抱いてしまうような、魔法少女や戦隊ヒーローが、どちらとも登場してしまうという贅沢な作品。
文体が、作風に見合った軽妙さでありながらもまとまっていて、テンポ良く読み進めることができました。
まだ物語は始まったばかりですが、この先内部分裂してしまうという彼らの今後が気になります。