シャル青井

みなさんもからあげになにかかける時は、
ちゃんと許可をとってからにしましょうね。
その一声が、世界を救う！　

あるアクシデントから最大のライバルである彼を意識するようなった主人公。 そしてその違和感を察し、彼の取った行動とは……。 そこにあるライバルである二人の様々な感情の機微、そしてなに…続きを読む

創作は自分の世界だ。 それを始めたばかりの子供なら特にそうだろう。 それを誰かに見せようと思った時に、それは終わり、何かが始まる。 だから物語を追いかけよう。 創作をする『わたし』…続きを読む

これは、スマホ職人の須磨本太郎さんが語るスマホの生態についてである。 普段何気なく使っているスマホだが、そこには様々な苦労と、 なによりスマホという存在についての確かな知識が存在す…続きを読む

ボドゲ部（仮）の角八降くんと大須瑠々さん。 二人でボードゲームを遊ぶだけの話であるが、 大須さんの特異体質は『ゲームの中に入り込んでしまうこと』 ある意味で夢のような能力だが、ゲー…続きを読む

彼女の部屋に広がる宇宙は、お菓子の飛び交う宇宙だった。
そのお菓子を食べる、彼女とともに、彼女についたものも。
そんな甘い、不思議なお話。

やがて全てが沈む世界で、少女が願ったのはあの青い空を目指すこと。 少年から導かれた答えは気球。 そして彼と彼女の全てが終わったあと、その「希望」は熱となる。 これはそんな空を目指…続きを読む

血を吸う者と吸われる者。 この少年二人の関係は主従に似て主従だけではない。 ぼんやりとしたラーメンを食べたいと言ったことから始まる 彼らの少しのズレ。 彼が求めているものはなにか？…続きを読む

アパートが燃えた時ふとしたきっかけで親しくなった隣人は、実は宇宙人だった。 家が燃え、食事に誘われ、２０２０年で世界がおかしくなる中で、 隣人氏との距離感も不思議と変わっていく。 …続きを読む

サイテー！
でもまあ、めでたしめでたし。

瞬間瞬間、ただひとこと。
場面ライダーシーンが聞こえるはずだ。

もしもプロポーズしたその時、 結婚指輪に手足が生えて逃げ出したらどうする？ もちろん追いかける二人、その先に待ち受ける過酷な運命と不思議な人々。 これはおそらく世界で一番騒がしく…続きを読む

まず、この作品における『勇者』とは 最大最悪の罪を犯したものに科される懲罰である。 主人公もその仲間たちも、その懲罰を背負うも当然の罪人であり、 誰も彼もが恐るべき罪を言動から覗か…続きを読む

大切な人を失ってしまった時、 本当にそれが失われることを恐れるなら、 自分の心からその感情が消えることが最も恐ろしい。 それを『保管』する方法は一つ。自分を終わらせること。 その選…続きを読む

玄野達樹という作家を知る人は少ないだろう。 なにせ作品が少ない。一作だ。 かく言う自分もこのレビューで知ったわけだし。 一作しか作品を残していないゆえ、 作家と作品を同一視してしま…続きを読む

ブックオフで見つけた中古価格以外色々ヘヴィーなライトノベル。 ライトノベルとはいうもののどこか自費出版に近いこの本に書かれているのは、 本当に異世界を旅したかもしれない一人の男性。…続きを読む

祖母と共に、よからぬものを祓う双子の姉妹。 祖母は優しく、彼女たちは無邪気で、それが日常だった。 それが壊れて、失われた時、彼女は自分の本当の『信仰』に気付く。 どうか『彼女たち…続きを読む

奇妙な病の蔓延する町。 中のような奇妙な機器を用いて、それを治療することのできる医師。 その行為は、医師を信仰する道筋となるのか。それとも。 これは、それを試す物語。 丘の上で、医…続きを読む

タイトルやあらすじからもわかるように、この作品は 北阿古霜帝國民族誌 《エッタ・イグニブラ・ユト・ザデュイラル・ゼネプブイサリィ》 https://kakuyomu.jp/wor…続きを読む

ここでレビューされているライトノベルはどれも実在はしていない。 だが、ここで語られるラノベたちはどれも、 このレビュアーが確かに見てきたものにほかならないという存在感がある。 文章…続きを読む

ウザさの限りを尽くしてやけにウザ絡みしてくる先輩と それに対して辛辣な言葉を投げかけ続ける後輩くん。 我々は先輩の語るライトノベル（実在しない）を通して、 彼らがイチャイチャする…続きを読む

常識を遥かに超えるような純粋さを持つドジっ子な美々。 そして彼女を見守り、そのドジをフォローする彼。 美々ちゃんの見ている世界はとても美しく、 そこに彼は『存在してはいけない』。 …続きを読む

カワイイを高めて力とし、それによって戦う『カワイイカラテ』 この物語は、カワイイカラテとその戦いの中で、 本当のカワイイを見つけるものだ。 競い合うこと、 敗北から知ること、 誰か…続きを読む

エルフがバンブードラゴン（パンダ）に乗り、 竹槍を手に、魔物相手に無双する！ しかもそのエルフが、神秘的な美しさを持つ女性で、なおかつ強い！ 神秘とカオスがごちゃまぜになったような…続きを読む

まさにリハビリ目的のお話らしく、その展開はまさにカオスそのもの。 繋がっていないようでそれぞれが緩やかに繋がりがあり、 どの話も特色が混沌とシモネタに振れていて、 それでいてたまに…続きを読む

あの、回転寿司のお湯が出てくるところには気をつけよう。
寿司職人との約束だ。

秘密基地から消えたエロ本。 それはクラスメイトの女子たちが叩きつけた挑戦だった。 小学生の男子グループと女子グループのある日常の一コマであり、 どこにでもあり、どこにもなかったかも…続きを読む

もし、世界に『差別されるために作られた存在』がいたとしたら？ バーチャルとＡＩの力のよって神の如き所業が実現した世界でも、 『人間の心』はまだ制御などできやしない。 争うこと、群集…続きを読む

自分が最も得意としていたものがあって、 ある日それを遥かに超える存在と出会った時、どうするか。 『ぼく』の場合は、それはリコーダーだった。 勝つために、まっすぐに、走れ！ そしてそ…続きを読む

言葉でなにかを、物語を綴ることは、時にとても孤独なものだ。 純粋に、言葉で全てを描こうとする少女と出会った時、 彼女の中の言葉の光はもう一度輝こうとする。 これは、物語を作る人が、…続きを読む

恐ろしき怪異の幻覚が見える少女と、怪異を恐れず、恐怖を求める先輩。 そんな彼女たちが最期に見た怪異は、物置の中の箱にある赤子の死体だった。 そしてそこから降りかかる悲劇。 本当に恐…続きを読む

ここにあるのは小説作品だけではない。 いつもそこにあるのに普段見落としているアレや、 小説を読んでいるだけでは見ることもできない場所までたどり着くのだ。 さああなたも、カクヨムの全…続きを読む

悪魔が囁き、天使が咎める。
じゃあ、あそこにいるフツメン男子は誰？

この作品を読んで。あなたも自分の中にごん太郎を探そう！

この物語で描かれるのは、人が人を喰らう社会への一つの視線である。 そうしないと生きられない種族がそこにあった時、 そうでないものは彼らをどう見て、どう理解していくのか。 彼らはそれ…続きを読む

おかしな大学にいろんな学生がいて、それぞれが思い思いのキャンパスライフを送る。 授業、サークル活動、学生ラジオ、コイバナ、地下トーナメント、食堂、単位を助けるための冒険の旅……。 …続きを読む

退屈な日常に突然現れた、物体を喋らせることのできる光線銃。 それは確かに、彼女の想像すらも超えて、彼女の日常を変えてしまうものだった。 オカルトの駆除を行う魔女としての役目。 その…続きを読む

愉快なライトノベルの愉快な感想たち。 軽快な語り口でのレビューはどれも作品の魅力をこれでもかと引き出しており、 これを読めばあなたの読みたいライトノベルがみつかるかも！ まぁ、無い…続きを読む

小さかった胸に宿った、ほんのひとときのガールミーツガール。 昭和でも平成でも令和でも、そこにある感情も、 引き起こされた事態の問題も変わらない。 思春期の少女の出会いと別れ、日常と…続きを読む

悩みらしい悩みも、特徴らしい特徴もない。 そう思っていた少年が白紙の進路希望を出してから、不思議な事が始まった。 少年の悩みが、思いが、彼を夜へと走らせる。 それを導いてくれるのは…続きを読む

様々な商品に対して並ぶ、評価の星とコピーとレビューの数々。 そんなどこの通販サイトでも見られる普遍的な光景も、 ファンタジーな世界のものとなればなんとも素っ頓狂なものに早変わり。 …続きを読む

サメが飛ぶ！サメが喰らう！サメ祭り！ 海洋的ファンタジー世界に飛ばされたのは、 どこにでもいそうな平凡な主人公と……サメ！ 人々が生きる海をサメが荒らす！ 海賊船を喰らい、ハーピー…続きを読む

読者はこの作品を読みながら、作者のほとばしる情熱と、明らかに人気が出る造形でありながら脇に回されてしまっている助手の花川原純子嬢にその思い入れを抱くことであろう。 だが編集の手によ…続きを読む

次にそれを見つけるのは『あなた』かもしれません。

お題目は地域活性化。集会は老人会。 そんな老人集会が目をつけたのは『都市伝説』！ 膨らむアイディア、盛り上がる話題。 しかしその末路は、ある意味でおぞましいものとなるのだった。 こ…続きを読む

剣客・コージャンと仙人によって不死となってしまった少年ウー。 彼らの波乱に満ちた日々は、いつも物騒で危険で恐ろしいほど刺激的。 そんな彼らなりの『日常』に、師弟の、親子の形を見る物…続きを読む

家を去る彼女が残したもの。 その断片的な様子から本当になにがあったのかはわからないが、彼女がその家を去るのは間違いない。 そして、戻ってこないであろうことも。 そんな彼女の最後の五…続きを読む

そこにいるけど誰にも見えないもふもふ。
よくわからないけれど、いなくなるとなんだか寂しいもふもふ。
あなたのそばにもいるかもしれない。

『病気（ペイシェント）』によって人々が異能に目覚める世界。 そんな厨ニっぽいタイトルと設定とみせて、そこから広がるのは暖かくも地に足の着いた人と人とのお話である。 家出少女である…続きを読む

かつて世界を救った伝説の勇者ハルト。 その規格外な力で今彼がしていることは……貧弱な妹を勇者にすること！ かつての頼りになる仲間（ロクでなし）どもの力を借りて、 ダンジョンを作りモ…続きを読む

魔族最強の竜魔神姫ヴァルアリス（通称：トンデモナイゼ）の地球侵略作戦。 そこに立ちふさがるのは、恐るべき異文化である日本の……グルメ！ ある時は狂人の執念に、またある時は母の心とイ…続きを読む