概要
千条院家の令嬢・星衣羅(せいら)は、小学四年生にしてカワイイカラテ・バトルのエキスパートである。自分の可愛さを力に変える格闘術〝カワイイカラテ〟の技において、全国大会に出場するほどの実力者。しかし強者は戦いに巻き込まれゆく運命にあった……!
あざと可愛い猫っ娘! すっごい強いオトナなオネエ! 底抜けに明るいJCギャル! 無口で毒舌なゴスロリ少女! 彼女らとともに星衣羅は戦う。闇の組織に取り込まれてしまった幼馴染みのぼくっ娘へ、もう一度好きと伝えるために……!
真のカワイイとは何かを知る時、女子小学生の拳が唸る! 新感覚カワイイバトルアクション!
※完結しました。予定より長くなって僕もびっくりです。読んでくださった方、ありがとうございました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!カワイイ! アツイ! カワイイ!
カワイイ細胞より生まれる無限大のパワー……それを使いこなす「カワイイカラテ」。この設定の時点でもはや面白いこと間違い無しなのだが、その期待はどちらかというとコメディ方向でのものだった。まさかそこから世界観が深掘りされていくごとに強く大きくカワイクなっていくとは、恥ずかしながら予想していなかった。いやはや、あっぱれと唸るばかりである。
カワイイとは何か。肯定である。
カワイクナイとは何か。否定である。
だが実際、世の中頭のてっぺんからつま先、そして性格まで全てカワイイ存在がいるだろうか。カワイクナイが微塵も含まれない人間など、いるものだろうか。
この物語は(というか、かぎろさんの描く物語の多く…続きを読む - ★★★ Excellent!!!やっぱり、カワイイが最強。
「カワイイ」で戦う女の子たち。
どういうことなのかは、第1話を読めばわかります。出だしから、もうわくわく。
カワイイ細胞、カワイイエフェクトなど、独特の設定がすっと頭に入って世界を作ってしまって、すぐに彼女たちのバトルの様子が光や音と共にはっきりとイメージできました。
キャラクターたちは、見た目も喋り方も戦い方も個性に溢れていて、どの子が主役であってもいいと思えるような立体感と存在感を持っていました。
終盤の一番大きな敵との戦いの場面は、四方八方からのあらゆる言葉を駆使した圧巻のバトルシーンでした。作者さまの選び取る言葉のひとつひとつにエネルギーが溢れていて、読んでいて本当に眩しかった。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!お砂糖、スパイス、カラテがいっぱい!
Q. ロリータカラテって何でできてるの?
A. タイトル通りです。
もっと言えば、カワイイと百合、それから暴力。
登場人物達が身を置くのは全身のカワイイ細胞を漲らして戦う格闘技・カワイイカラテの世界。主人公にして金髪の素封家令嬢・千条院 星衣羅は弱冠九歳、ビューティー・ロリータカラテの使い手です。これだけでワクワクしてきたでしょう? 他にも魔訶不思議で強烈なカワイイカラテの使い手が登場し、そして恐るべき敵――衝撃的な――が襲来します。敵との熾烈な戦いの中で問われる『カワイイ』とは何か、振るわれる拳の行く先は――と言うのが本筋。
一押しのポイントは、主人公・星衣羅とその幼馴染・葉湖の交流で…続きを読む - ★★★ Excellent!!!太陽のように輝け! カワイイは心の闇を払う強さ!
カワイイカラテ! それは少女が身に宿す"カワイイ細胞"を活性化させ、カワイイオーラを纏って戦う総合格闘技である! この物語は、小学四年生にして全国のファイターの頂点に君臨する千条院星衣羅が真のカワイイを追求する美と闘争の記録である!
「カワイイ=強い」というぶっ飛んだ世界観で、可愛い女の子たちが超人バトルを繰り広げる痛快バトルアクションです。
ロリータカラテの使い手である主人公の星衣羅は可愛くて強いだけじゃなく、内側からにじみ出る気品と真っ直ぐな性根が眩しい女の子です。
そんな星衣羅の前にカワイイに憎悪を燃やす闇の組織"アンチキューティー"が襲来する。組織には無二の親友だった虹…続きを読む