このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(345文字)
アパートが燃えた時ふとしたきっかけで親しくなった隣人は、実は宇宙人だった。家が燃え、食事に誘われ、2020年で世界がおかしくなる中で、隣人氏との距離感も不思議と変わっていく。そして明かされる彼の秘密と、告白。ささやかでありながらどこか艷やかな、彼の星の身体的接触。これは、静かなコミュニケーションが紡ぐ、出会いと恋のものがたり。