忘れたくない感情のために

大切な人を失ってしまった時、
本当にそれが失われることを恐れるなら、
自分の心からその感情が消えることが最も恐ろしい。
それを『保管』する方法は一つ。自分を終わらせること。
その選択をしようとする彼女の前に現れた、渡し守と『人魚』とは……。

誰かの、自らの『死』との向き合い方を見つめるような話。

その他のおすすめレビュー

シャル青井さんの他のおすすめレビュー166