概要
世界史上最悪のコソ泥、詐欺師の政治犯、自称・国王のテロリスト、成功率ゼロの暗殺者――
彼らを率いる《女神殺し》の重犯罪者、ザイロ・フォルバーツは、今日も無茶な作戦に投入される。
その任務の最中、深刻な盗癖を持つ仲間が、一つの死体が入った棺桶を盗んでくる。
……だが、その棺桶の中に入っていたのは死体ではなく、《女神》であった。
いかにして彼らが魔王現象と戦い、また恩赦を勝ち取ったか。
【2022/8/17 書籍3巻発売します。2巻まで発売中。大幅加筆のため、更新が滞って申し訳ありません。
ご不便をおかけしておりますが、書籍版も手に取っていただけると嬉しいです】
◆
勇者刑とは、もっ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!なんだこれ?圧倒的すぎないか?
ブーンがアルファベットを武器に戦うようです。
のように
アルファベットを武器にしたら面白そうという設定に肉付けをする
勇者という職業?を刑罰にしたら面白そう、という設定に肉付けをする。
をしたらめっちゃおもろいやん…って感じの作品…
フックもそうだし、中身もやばい。1話のつかみもそうだし、てゆーかあらすじとタイトルも超いい。洗練されすぎ
本当に、ブーンアルファに初めて出会ったときのようなワクワク感がありますわ…
てゆーか、今はこのレベルで書けないとだめなの?ラノベっていうか、小説ってゆーか…なんだ?説明しづらいけどハリー・ポッターとかと同じ棚にある様な文体と世界観の厚さじゃない…続きを読む - ★★★ Excellent!!!最高にイカれたヤツらが最高にカッコいい!
「勇者刑とは、もっとも重大な刑罰の名前である。」
この最初の一文だけで、もうこれは面白いと確信しました。硬質な印象の文体で紡がれる物語はとにかく大胆で、イカれた性格破綻者がクズな行動をしているだけなのに英雄譚を作り上げてしまう展開には大爆笑必至です。かと思えば主人公と女神の関係がどこか切なく愛しく思えたり、底知れない敵の暗躍にドキドキしたりと、シリアスとコメディのバランスが本当に絶妙で飽きさせません。
勇者と魔王というテンプレートな素材を使って、ここまで個性的かつ面白い物語を作り上げた作者様のセンスには脱帽です。魔王現象と戦い続ける勇者の行く先には何があるのか、ぜひ多くの読者さんとともに見届…続きを読む - ★★★ Excellent!!!愛するように作られた理不尽さ。これは全ての人の寓話だと思う。
女神は、人を愛するように、「作られている」理不尽さ。それでも、その気持ちが、自分の気持ちであることを疑わず、精一杯愛する者のために生きている。その一途さから美しい魅力的な物語が生まれていく。
私にとってストライクのストーリーで、すごく面白いし、考えさせられます。
スピルバーグのAIが、一番好きな映画です。
この作者の他作品である勇者のクズも同じテーマを持っているように感じていて、とてもおもしろいです。
私達も、他人を愛するように「作られていて」、その心の動きに、振り回されて生きていると思います。女神と自分たちは、本質的には違いはない。たがらこそ、困難を超え生きることで、生まれる物語に心が…続きを読む