鍋で殴る異世界転生

作者 しげ・フォン・ニーダーサイタマ

4,952

1,803人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

タイトルから軽い感じで読める作品なのかと思ったら良い意味で期待を裏切られた。
現代知識の転生先への落とし込み方にも作品なりのこだわりが感じられるし、思想の齟齬のすり合わせについても丁寧に表現されている。
そして徐々に現実を侵食していく狂気も本当に良い塩梅で組み込まれている。
タイトルで敬遠していた人がこのコメントを見ていたら騙されたと思って読んでほしいと伝えたい。

★★★ Excellent!!!

昨今流行りのゲーム世界転生やチートに飽きた人におすすめの異世界もの。
まだ数話しか読んでいないが、かなり面白い。ちゃんと世界観や設定が作り込まれているのが分かる。
最初はなんで鍋?と思ったが、よくよく考えれば剣を渡されても現代人使えないよなと。
程よいリアリティを持たせつつテンポ良く進んでいくので、中弛みや違和感なく読めるのも良い。

★★ Very Good!!

個人的には中世がメインでそれにファンタジーをプラスって感じだと思います。ファンタジー強めをお求めの方には向いていないかもしれません。
そして中世感がリアルです。
お話も現実的という感じがします。

私が呼んだところまで時点では、パーティメンバー(主人公と女2人)ほんの少しだけハーレムですが、エチエチ展開はそこまで強くなく場面も多くないように思いますのでハーレム嫌いな人も読めると思います。

あと鍋が面白いです。

★★★ Excellent!!!

余裕が無いはずの主人公がちょいちょい挟むバストへの感想が、丁度良いシュールな笑いを緩衝材にしてくれて無理なく読めた。

良くある転生物設定のうち「目立ったチートは無し」なタイプだけど、最初からクライマックス感ある場所に放り出されるから展開がいやにスピーディー。

会話もしつこく無い。

地の文が多く、段落毎に改行とかしてあるタイプでは無いのでソレが苦手な人は読みにくいかも知れない。

だけど活字を愛するタイプの読者なら好きな方は多いと思う。
だからこそ大賞を取ったのだろうけど、納得の作品だった。自分の作品もこんな風に書きたいなと思えた。

凄惨な戦いあり、ラブコメあり、シュールあり、あと平坦なバストありの作品です。是非どうぞ。

★★★ Excellent!!!

巷に溢れる転生ナーロッパと侮るなかれ

主人公の手元にあるのは皆さんご存知、煮炊きに使用される「鍋」のみです。

読み進める毎に襲いかかってくる世界観!
時代考証、宗教、経済、風俗…

読めば分かる 筆者の強さ
柱だな?
その文章力、練り上げられている…

あと、この筆者はご自身で甲冑を着込んで日々ヘヴィファイトに勤しんでおられるのでバトル描写は現実に即した雰囲気や流れがよく読み取れます。

是非とも御一読あれ。

★★★ Excellent!!!

昨今のライトノベルにおいて珍しく「小説(ノベル)」している作品です。

ある者にとっては思考を促す論文あり、
ある者にとっては取るに足らない小話であり、
ある者にとっては心を乱す悪魔の囁きであり。
そんな感じの小説。

しっかりとした調査から作られた世界観は重厚で野蛮(いいぞもっとやれ)、
そこに転生要素とクトゥルフ神話が奇麗にマッチしてるから面白い。

★★★ Excellent!!!

よくある、主人公が図書館に入り浸ってたのかってくらい軍事やものづくりのことに詳しかったり、周囲の人間の精神性もあまりに幼稚な"おはなし"とは違い、群集心理や設定への裏付けがよくされている。それでいてコミカルな部分はしっかりとある。そういった設定に関するストレスを感じない作品というだけでほんとに希少に思える。文庫本とライトノベルのいいとこ取りの様な作品。

★★★ Excellent!!!

鍋で戦う主人公というのはいかにも怪しげだが、なによりおかしいと感じているのは主人公自身。
主人公の感覚が「いわゆる一般人」のレベルをあまり出ず、SAN値は減るし恐怖で震えるというのが逆にいい。
その人間らしさが作中多くの人々と、なにより読者を惹き付けてくれる。

主人公が最強になる物語というよりは、主人公とその周辺の人々の(戦争や抗争を含めた)苦悩と怒り、そして日常を楽しむ作品として読むといいのではないだろうか。

★★★ Excellent!!!

最新話まで読んで主人公の印象はチッパイ好きの頑張ってる男の子。(だが好きなのはチッパイだけでは無い)

その周囲には作者さん筆頭に主人公の座を奪えそうな程の魅力的で強烈なキャラクターがゴロゴロ居ます。

なぜ作者さんも入れるのか…、それはあらすじにも書かれていますが甲冑着て執筆されているのです!!(最初信じて無かったけどTwitterで本当だと気付く事に)

その為か武器や防具の描写が凄い、他では見た事ないアイテムが出て来ます。(戦闘用だけで無くムフフな小道具も)
一気読みしながら「リアルタイムで読んでたら更新待ちきれなかっただろうなぁ」と思いつつ読み進めてました( * ´ 艸`)

同じ世界観で新作の「槍と下着を血に染めて」は137話まで読み進めてからの方がニヨニヨ読めると思います。

ただ難点が1つ…、主要キャラの1人の名前が出るたびに黄色いスーツの芸人が脳裏をよぎります。
是非読んで頂きたい…、そして私と同じ気持ちを味わって欲しいな、なんて。

いや、読んで欲しいのは純粋に面白いからですよ!
ふふふふふふ。

★★★ Excellent!!!

小説コンテストの大賞に選ばれるだけあって当然「面白い」以外の評価はない。

特筆すべきことは小説という文章だけの表現なのにキャラ付けが濃くて「あいつ誰だっけ?」とならないのも素晴らしい。

伏線の張り方も見事で「そういう事か」となるのもいい。
お楽しみを奪わない程度に言うと、実は主人公以外にも地球からの転生者がいるのだが「何でこいつが?」という問いにもきちんとした答えを提示してくれるのも良い。

面白いです。

★★★ Excellent!!!

 着眼点が面白い。
 作者様の武器や防具への考察が楽しい作品です。

 私見ですが、刀剣は数人斬ったら刃こぼれして切れなくなったりすると聞いたことがあります。
 戦場で最高の武器はスコップだ、等とも言う。
 また、私が昔見た記事では、とある国で暴動が起きたとき、多く使われた武器はバットだったということが書かれていた。手元に当時読んだ記事もないので、やや正確性に欠ける記憶だが、わざわざ中心部に「バット」と大書された物まであり、記者が棍棒と見間違えたわけではないらしい。 
 単なる角材とかと違って、力を込めて握り易い形状をしてる。購入費用は銃器より安いし、身分証明書も要らない。それを持って仲間と集合しているところを警察機構(騎士・領主府)に見咎められても言い訳がきく。
 つまり意外な物に想定外の用途で実用性があったりする。この世は奇なり。
 
 購入費用・入手難度・メンテナンス性能(頑丈さも含めて)・携帯性(長さ大きさ重量)・穏健性(持ち歩いても権力者側に見咎められないか)

 護身用として身につけるなら、こうゆう条件を満たす物品が良いのかも知れない。異世界と現代に共通してこれらの条件を満たす武器は、そうです、鍋です。



★★★ Excellent!!!

世界観が良い。リアリティレベルが高く非常に異世界として現実感があり登場人物たちが地に足のついた生き方をしていて良い。現実的であるが決して退屈ではなく、事件もリアルさとファンタジー世界とが融合しており楽しく読める。
主人公たちも好感が抱ける造詣でストレスなく読み進めることができた。
素直に楽しく読める作品で出会えてよかった。

★★★ Excellent!!!

タイトルの通り、主人公が本当に鍋で戦います。
しかし鍋と侮るなかれ、その鍋はただの鍋ではなく、強力なマジックアイテムだった!

と書けば俺TUEEE系統の話かなと思わせてしまいますが、普通に死にかけます。
そこが本作の妙味といいますか、魔法や強力な武器がありつつも、生死紙一重の泥臭い戦闘を表現する手腕がすごいのです。
そして戦闘だけでなく日常生活の描写も、世界の息遣いを感じさせるほど真に迫っています。

緻密な描写が続くのですが、なによりそれを重苦しく思わせないようなコミカルなやり取りが、本作を軽妙なテンポで読み進めさせてくれます。
リアルな作風が苦手な方でも、お勧めできる作品です。


そして最後に一言、

平坦っていいよね。

★★★ Excellent!!!

転生物ですが登場人物が結構等身大で違和感が少なくて俺tueeでも卑屈でも破綻してるわけでも無くて、それでいてチート過ぎることも無い。
周囲の人が善良な事も説明はあるし(神は一応考慮してくれたんかなって)
何だろう、ストレスが少ない良作だと思います。
やっとこさ知識チートが出来るようになってきて続きが気になります。
詳しくは無いけど3段打ち?は出るのかな

★★★ Excellent!!!

どうやら好きな作家さんが好きな作品のようなので追っ掛けて読んでみました。

まだ数話ですが、うん、当たりだと思う。
それもかなりの当たり。

甲冑の蘊蓄とか中世ドイツ風の世界とか言われてもよく分かんないけど、何となく分かるように丁寧に書いてくれてる。
ついていけるし、面白いからついていこうと思える。

大枠は転生ファンタジーなんだよね。ただ作者が他の作品たちとは一線を画す程、病的に武器とか防具の描写に拘る。
そのくせ主人公の武器がチートな鍋というカオスな状態。
その落差に苦笑。

読んだこと無い!面白い!!
勿論funnyでもあるけどinterestingの方かもしれない。
鍋振り回してどうやってのしあがって行くんだろう?
続きを楽しみにしてます。

★★★ Excellent!!!

ナーロッパと俗に言われる中世史観を良い具合にリアリティで噛み砕き創作に落とし込むセンスに感服します。時代が時代なので現代的には理解し難い時代の感性も分かり易く読ませてくれます。泥臭さや陰鬱さを適度にコミカルに落とし込んでいて面白いです。

主人公たちの旅路を楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

推しの作家様からこの物語がおすすめだよと告知され、何となしに読んでみると、個人的には非常に面白かったです。導入からいきなり戦場にぶっこまれ、周りからはクソ野郎という認識の視線に晒されながらも上手く生きますが、神様の余興か、試練を与えてきます。死力を尽くせば乗り越えられる試練を与える感じからギリシャの神様かな(偏見)
綺麗事は一切ないハードボイルドな冒険譚。
こんな物語も大好きです!
╭( ・ㅂ・)و̑ グッ

★★★ Excellent!!!

※ネタバレ注意-面白いので少しでも興味のある方はこちらを読む前に本編を読んでくださいね-


甲冑を着ながら書いている、このパワーワードに惹かれて読み始めたのですが初手からブリガンダインを着たキャラクターが出てきたり主人公の武器が手鍋だったり、物語が進む中で鎧をパーツごとに手に入れていくなどワクワク要素がもりだくさん!

コミカルでありながらもしっかりファンタジーでありつつキメるとこはキメる作風にすっかりハマってしまいました。

お気に入りの手鍋を片手に読み進めれば鍋の勇者気分も味わえちゃいます!

ファンタジー小説ファンのアナタに是非、おすすめしたい小説です。

★★ Very Good!!

転生先は戦場で鍋と鍋の蓋w何とか生き残るも元の宿主はクズというハードモード。もちろん生活環境、様式も全て未知の世界

都市・冒険者・市民の関係はリアリティーのある中世で、正当性を主張する貴族や宗教的対立、はては戦争と読みごたえがあります。
ファンタジーならではの人種や人とは相容れない魔物、剣と魔法の世界で主人公と鍋はどう活躍するか楽しみです。

銃と火薬が出てきてちょっと萎え。ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

 この作品は中近世ヨーロッパ風の戦場を描いた作品は多々ありますが、この作品はその中でも抜群に戦場の雰囲気の描写が上手い。
 にも拘らずコメディチックな設定と魅力的なヒロインのお陰で、非常に読みやすく楽しい作品に仕上がっています。とてもオススメできる作品です。