よくある、主人公が図書館に入り浸ってたのかってくらい軍事やものづくりのことに詳しかったり、周囲の人間の精神性もあまりに幼稚な"おはなし"とは違い、群集心理や設定への裏付けがよくされている。それでいてコミカルな部分はしっかりとある。そういった設定に関するストレスを感じない作品というだけでほんとに希少に思える。文庫本とライトノベルのいいとこ取りの様な作品。
異世界ですが、レベルもスキルも無い。(魔法はある)しかし、魔法はそんなにバンバン使えない…魔法使いも肉体言語。生き残りたければ、肉体を鍛えて物理(鍋)で殴れ。チート武器?の鍋……いや、これ絶対…続きを読む
余裕が無いはずの主人公がちょいちょい挟むバストへの感想が、丁度良いシュールな笑いを緩衝材にしてくれて無理なく読めた。良くある転生物設定のうち「目立ったチートは無し」なタイプだけど、最初からクライ…続きを読む
その鍋には色んなものが詰まっている──嗚呼、好きだなぁこれ。語彙力飛ぶほどおすすめです。
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