愛するように作られた理不尽さ。これは全ての人の寓話だと思う。

女神は、人を愛するように、「作られている」理不尽さ。それでも、その気持ちが、自分の気持ちであることを疑わず、精一杯愛する者のために生きている。その一途さから美しい魅力的な物語が生まれていく。

私にとってストライクのストーリーで、すごく面白いし、考えさせられます。
スピルバーグのAIが、一番好きな映画です。
この作者の他作品である勇者のクズも同じテーマを持っているように感じていて、とてもおもしろいです。

私達も、他人を愛するように「作られていて」、その心の動きに、振り回されて生きていると思います。女神と自分たちは、本質的には違いはない。たがらこそ、困難を超え生きることで、生まれる物語に心が動かされます。
今後を楽しみにしています!

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