一冊の本であり、『一人』の人生の物語でもある

ブックオフで見つけた中古価格以外色々ヘヴィーなライトノベル。
ライトノベルとはいうもののどこか自費出版に近いこの本に書かれているのは、
本当に異世界を旅したかもしれない一人の男性。
物語の中から見える彼のこれまでの人生と異世界での人生。
彼が得た希望自体がもうすでに物語となっている。
彼の得た希望はなにか。
それは本も、今作品も語らない。
断片の断片から、それを見出すのもまた『物語』だ。