七星覇王伝３

李炎の乱から十年。未だ不安定な地上に、今度こそ覇王を擁立すべく、天界四方将軍が動き出した。

両親のいない縹氷（ひょうひ）は、養い親であった遥玲から、帝国元帥の息子であると告げられ、その策謀の駒として劉飛の元へ送り込まれる。一方、河南の名家、杜家の息子として育てられている虎翔は、自分の存在が周囲となじめないことに苛立ちを募らせ荒んだ生活を送っていた。

滅亡を宿命づけられた華煌、そして雷将帝。彼女を救うべく奔走する天祥は、果たして赤星王の強大な力に抗うことができるのか。


＊こちらの作品は、「小説家になろう」でも掲載しています。