概要
愛したからと、そう申しました──それは、“悲しみ”から生まれた神の叛旗
生きとし生けるもの全てが魔力を持つ世界に、唯一“魔力”を持たずして生まれてきた少女、ネヴェ。
彼女の持つ秘めた力──生命の光に干渉するその力は、あまりに異質なものだった。
これは、過酷な運命に翻弄される少女が、自身のルーツと世界の理に触れ、神話を看取る物語。
(本作は転生・転移等のない、第三者視点で語る純ファンタジーです)
【第一部 ※2025/12/26完結】
雪深い北の辺境で平穏な日々を送る少女ネヴェ。しかし、厳しい冬が迫る中、村には食糧不足への不安が立ち込める。
ネヴェは、彼女だけが持つ秘めたる“力”で村に実りをもたらそうと試みるのだった。
その選択の先に、何が待ち受けているのかも知らぬまま──
一方、都では、光皇ルクレリアが病に伏す中、死んだはずの第二皇女の影がチラつき始める
彼女の持つ秘めた力──生命の光に干渉するその力は、あまりに異質なものだった。
これは、過酷な運命に翻弄される少女が、自身のルーツと世界の理に触れ、神話を看取る物語。
(本作は転生・転移等のない、第三者視点で語る純ファンタジーです)
【第一部 ※2025/12/26完結】
雪深い北の辺境で平穏な日々を送る少女ネヴェ。しかし、厳しい冬が迫る中、村には食糧不足への不安が立ち込める。
ネヴェは、彼女だけが持つ秘めたる“力”で村に実りをもたらそうと試みるのだった。
その選択の先に、何が待ち受けているのかも知らぬまま──
一方、都では、光皇ルクレリアが病に伏す中、死んだはずの第二皇女の影がチラつき始める
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!雪と神話が織りなす、静謐で残酷な世界――一気読み必至の開幕
まずはとにかく文章の質が高く、情景がすっと立ち上がってくるため、ほとんど引っかかりなくサクサク読めます。とくに「光」と「冷たさ」の描写が美しくて、蝋燭の揺れや雪の気配、白い髪や帷の質感などが、視覚だけでなく体感として伝わってきます。読んでいる側の呼吸まで少し冷えるような感覚がありました。
プロローグの「虚な目の少女」は、儀礼めいた敬語と生々しい欲望が同居していて、短いのに強烈です。少女側の反応をわずかに震えさせるだけで、関係性の非対称と不穏さが一気に確定します。読後感が綺麗ではないのに、視線を外せない引力がありました。
続く創世神話は語り口がきちんと神話調に整えられていて、世界の骨格を一…続きを読む - ★★★ Excellent!!!とある城の尖塔で──。
わたしは暖炉の前で、揺り椅子に揺れている。
外は暗く、雪さえもまともに見えやしない。
けれど、悪くないものだ。星の煌めきも、銀世界も見えはしないが、膝に掛けられたブランケットの温もりを感じるのにはちょうどいい。
カップに揺れる、苦く、濁ったそれを名残惜しそうに口をつけ、本を開く。
目の前の炎が希望と言うのであれば、外の果てしなき夜闇は絶望というのだろう。
だが、わたしたちは知っている。
その絶望の先に、必ず。
この炎よりも温かい希望があることを。
今はその夜が開けるのを、その結末に幕が降りる時を。ただ静かに待つだけなのだ。
あなたも、わたしたちに倣おうというのであれば、きっと、最後ま…続きを読む