閉鎖的な村、仲の良い姉妹、魔物と魔導士。色んな人の視点で、少しずつ紐解かれるダークファンタジーな世界観設定。これがとてもわくわくします。群像劇が好きな方もおすすめです。姉妹のほのぼのした会話の端々で、不穏な設定や伏線が垣間見えるのがよかったです。あと、ライラお姉さんののほほんと見せて策士な感じがとても好きです。
かつて魔王の身体を分割し、封印した村。そこに住む人々の暮らしをいろんな人達の視点を通して描いていく群像劇。魔道士の姉妹であるライラとレイレイ、ライラをライバル視するサレイナ、魔王を封印した塔を管理する賢者たち、そして村に暮らす人々と、村の隅に追いやられている人と魔物の血を引くヴァルナ。一見穏やかに見える日常にも潜む魔物の脅威やヴァルナに対する差別。メインの語り手であるレイレイはやがて、何を見て、何を思うのか。彼女の行く末に目が離せません。
魔王を電力源とする村の、一見穏やかな姉妹の日常。姉妹の掛け合いのほのぼのした感じにうっかり頬を緩めてしまいますが、読み進めるほどに、暖かな光は薄れ、その奥に潜む「毒」が喉元を締め上げます。姉ライラの、妹を愛でる柔らかな顔と、魔物を屠る際の冷徹な殺意。この二面性が、村の歪な均衡のシンボルに見えてきます。差別される人々と、それを静かに受け入れる賢者たち。あの日、失われた少女が何を見たのか。重厚な設定を感じさせながらも瑞々しい感性で描き出す、あたたかさと鋭さのバランスを楽しめる一作です。
対照的な姉妹のやり取りが微笑ましく、セリフを通じて状況を理解できる読みやすい作品です。一見ほのぼの系かな?と思ったんですがジワジワと村の人間関係や魔物との関わりが見えてきて面白いです!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(485文字)
おっとりしていて最強の「お姉ちゃん」と、しっかり者で苦労性な「妹」。この二人のやり取りがテンポよく描かれていて、読んでいて微笑ましい
森での生活がきめ細やかにかかれていて、主人公と姉との絆も素敵です。今後の展開が楽しみです。
世界観が好きです!推しは、お姉さんのライラ。続きが気になりますね。姉妹を待っている未来は一体…?楽しみに更新を待っています!!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(647文字)
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