概要
宿す記憶で運命が決まる世界。定めに抗う正典と外典の反逆譚。
【🏅第一章完結!!】
人は、自分のものではない“何かの記憶”を宿して生まれる。
喜びも罪も、受け継がれた記憶が響き合い《残響》となり――
その性質によって人々は《正典》と《外典》に仕分けられる世界。
《正典》――それは英雄の記憶、秩序と平和の記憶、愛の記憶。
《外典》――それは罪人の記憶、混沌と戦争の記憶、憎悪の記憶。
どれだけ善良であろうと、外典の記憶を持つ人々は恐怖の対象。
彼らの居場所はどこにも無かった。
外典と判定され、世界の片隅で生きる青年・カズヤ。
ある朝、残響を持たない少女・アマネを拾う。
彼女の“空白”は本来あり得ず、世界そのものを揺るがす異常だった。
ふたりは追われながら、失われた残響の秘密と
世界の根幹を震わせる“綴りの異変”へと踏み込んでいく。
正典の人々は本
人は、自分のものではない“何かの記憶”を宿して生まれる。
喜びも罪も、受け継がれた記憶が響き合い《残響》となり――
その性質によって人々は《正典》と《外典》に仕分けられる世界。
《正典》――それは英雄の記憶、秩序と平和の記憶、愛の記憶。
《外典》――それは罪人の記憶、混沌と戦争の記憶、憎悪の記憶。
どれだけ善良であろうと、外典の記憶を持つ人々は恐怖の対象。
彼らの居場所はどこにも無かった。
外典と判定され、世界の片隅で生きる青年・カズヤ。
ある朝、残響を持たない少女・アマネを拾う。
彼女の“空白”は本来あり得ず、世界そのものを揺るがす異常だった。
ふたりは追われながら、失われた残響の秘密と
世界の根幹を震わせる“綴りの異変”へと踏み込んでいく。
正典の人々は本
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!やがて消えてしまう、幾千幾億の記憶のカケラ それでも、なお、生きる
深海に降る雪
それは、深海に降りそそぐ白い雪に似ている。
光のさすことのない、深い深い海の底へ、"生きた"という証だけが、音もなく、途切れることなく沈んでいく。
遥か上で、どんな嵐が起きていようと、その揺れは決してここまでは届かない。
世界から切り離されたその深さが、美しくて、どこか得体が知れない。
積もることも、溶けることもなく、ただ沈んでいく。
誰かの笑い声。
誰かの涙。
誰かの名前を呼んだ声。
すべてが、等しく深海の底へと落ちていく。
ここには、善も悪もない。
喜びも悲しみも、同じ重さで静かに沈む。
それを見上げる者は、誰もいない。
それを嘆く者も、いない。
ただ、降り続けている。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!見たこともない景色を、美しい文章とともに旅しよう。
一章17話まで拝読しました。
この作品の好きなところ分析してみます!
①見たことない景色が目の前に広がる
章ごとに風景が変わります。
想像もできないようなファンタジー世界なのに、描写が緻密で伝わりやすく、風景が目の前に広がります。
どうやってその描写思いつくんですかぁ!!と聞きたくなります。
私のお気に入りは、
「序章 10話」の祈りの塔内部(「祈り」と機械の融合で、サイバーパンク?スチームパンク?残響パンク感?がある。)です。
②共感できる、多様なキャラクター
キャラクターの性格や背景、思想が多様で、物語に対し最適に配置されています。
キャラ被りとかキャラ崩壊がありません。生きて会話し…続きを読む