このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(234文字)
大きなものといっても、橋や建物ではありません。作るのは、魔法陣です。 精霊が信者を選ぶという関係ゆえの信者の少なさ、そして儀式を行う神官の高齢化。なんとかならないかと、教会から儀式用の省エネ魔法陣の依頼がやってきます。 現地調査から見えた問題点をどうにかすべく行動するさまは、ものづくりの楽しみが感じられました。 はたして省エネ魔法陣は完成し、老いた神官たちに受け入れられるのか。楽しみです。