第1話 異形の白拍子への応援コメント
企画からきました、初めて歴史ものに触れたのですが、凄い良かったです‼︎
作者からの返信
いらっしゃいませ。
実は私も本格的に歴史ものを書くのは初めてなんです。
なのに褒めて下さる方が多いので恐縮してます。
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです (^_^)
第22話 元服への応援コメント
"追記)「戻って来れました……!」っていうのは、何かあったんですか?"
すみません!当時の私は混乱してて……というのも、自主企画で集まった作品が100を超え、完結まで全て読むというものだった上に1話1話にコメントするというものだった上に私事で2週間離れていたため!そしてあまりの通知の多さにあなた様もてっきり企画でご縁があったのかと勘違いしてしまいました……
奇妙な感想は……驚かせてしまいましたね!すみません。ここの表現に自信があるですとか、こういったこだわりがある、このような知識がある、といったことをたくさん聞けたらな、という意図があってのものです!煩わせてしまい申し訳ない……
"己おのれに似た子、従順な子ばかりを愛しく思い、自分とは面貌や気質の異なる子、違う考え方をする子を嫌うものである"
真理
"私はいずれこの家を去り、河内源氏の本家とは別に自らの家を起こしたいと考えております"
おお〜!その後の立ち回りに不安がないわけじゃないけど、すごい
"あのまま坊主になってくれと"
めちゃすこ。その背景とか
"自分の名をくれぬ〜いないとくる"
すここここ
作者からの返信
ああ、そういうことだったんですね。
それはお疲れさまでした。
「自主企画で集まった作品が100を超え、完結まで全て読むというものだった上に1話1話にコメントする」!!!
それは驚きです。私だったら絶対不可能!
無理をして、お体を壊したりされませんように。
為義の態度や考えは、やっぱり「自分の子供ではないのでは」という思いが根底にありますね。
それから八郎の才に対する恐れ。
詳しくは内緒ですけど、私も毒親にあたっちゃって似たような経験をしたもので、それが根底にあって、こういう設定になっちゃいました。
だから八郎も年齢の割に凄く醒めた考え方をするようになっちゃって、頼長の内心も見通すように育ってしまいました。
まあ、当時の公卿なんて、武士なんか便利な道具、飼犬、もっと酷い場合は虫けら程度にしか思っていなかったのは数々の文献で明らかな訳で……
でも八郎は幸い重季と出会いましたから、只のヒネクレ者には育っておりません。
それに兄弟子の善弘や、時葉と鬼若、崇徳院。
これらの人々が八郎とどう関係して、どう援けてくれるか乞う御期待です。
あ、それから、もう少ししたら鎮西編に入りますが、そこでも重要な人物が次々に登場しますよ。
お楽しみに 😄
第1話 異形の白拍子への応援コメント
これ、好みですわ。語彙力があって言葉自体は少し難しいけど、なんかしらんが読みやすい。不思議です。家に帰ったらゆっくり読ませていただます。
作者からの返信
ありがとうございます。
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです (^_^)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
序の巻から物語の世界観に一気に引き込まれました。異形の白拍子の描写が美しくも妖しく、まさに一度見たら忘れられない存在だと実感するように、舞の一つ一つが映像のように浮かび上がり、鼓と笛の音に合わせた幻想的な舞が目に浮かびます。為義の情熱や源氏の再興を夢見る心情も、時代背景と相まって深く感じられますね。これからの展開に胸が高鳴りましたので、作品をフォローしました。
作者からの返信
ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉に、ちょっと舞い上がりそうです (^^♪
第1話から第6話あたりにかけては、私の中に何かが降りて来たかのように一気に書き上げた箇所で(後で随分と推敲、修正、加筆などはしましたが)、私、ひょっとすると憑依型の作者かもしれません。
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです。
第58話 宣言(後編)への応援コメント
いかに広大な領地を有しようとも、民が居なければただの荒れ地に過ぎぬ
いくさ人など、百姓のように米を作るでもなし、漁師のように魚を獲るでもなし、何も生み出さぬ浮草だ、我ら武士は民に生かされておるのだ
これ、本当に至言ですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
義親爺が長い戦いの生涯の末に達した結論であり、八郎が義親爺に学んで深く納得した真理です。
そう信じたからこそ、八郎は自分の中に流れる戦いを好む血に価値を見出せるようになりました。
最初は通説どおり、豪放一辺倒で描こうとしか考えてなかった為朝の生涯が、いつの間にかこんな流れになっちゃって。
嬉しい誤算です 😄
第40話 砂丘の葬送への応援コメント
ただ強いだけでなく弱者への気配りや死者の弔いもできるのをみて
為朝が成長したなとしみじみと思いますね。
作者からの返信
登場人物の成長を描けるのは長編小説を書く醍醐味ですね。
でも八郎はまだ13歳。
これからもどんどん成長します (^_^)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
読み出しからして、全然ちがう! 作風が!
でも、これこそ! とも感じました。
歴史もの、といえばいいのでしょうか。こういった作品は何作か読みましたが、一番驚かされたのは、その読みやすさです!
ある意味、一番のネックになりやすい、言葉遣いや、描写が、絶妙なチューニングでもって書かれてました。
これは、面白そうです。
それに、参考にもさせてほしい。
読み進めるのが楽しみです。
最後に、私の作品への、星3。ありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします。
作者からの返信
ありがとうございます。
「フィーネ」とは作風が全然違うとはよく言われます。
どっちが本当の自分なのかは作者にもわかりません。.
たぶん両方とも自分なんでしょうね。
現在はこちらの作品に没頭中なので、頭の中はそれで一杯になってますけど。
不器用なので、2つの作品を一緒に書き進めることができないんです。
しかも、これだけトーンが違うとやっぱりねえ (笑)
星のことはお気になさらずに。
面白いと思ったので、こちらが勝手に ★★★ をつけただけですから (^_^)
第58話 宣言(後編)への応援コメント
八郎は若いのに、自分の事ばかり考えるのではなく民の事を考え行動するなんて立派ですね……!
ドラマや映画から、武士というのはお家のためとか主君のために戦っていたイメージしか無かったのですが、本当に民の暮らしのために武器を持って立ち上がった者がいるとすると、興味深い話だなあ、と思います。
作者からの返信
主人公ですから (笑)
言われてみれば、純粋に民のために戦った武士っていうのは思いつきませんね。
「義将」と言われるあの上杉謙信でさえ、関東出陣の際の部下の略奪は黙認していたそうですから。
スケールは小さいけど幕末の大塩平八郎とか、後はどうだろう、誰かいたかなあ……
でも、作中で八郎に言わせた通り、民の為を考えて民に支持される戦いでなければ、権力に反抗しても結局は敗北するだけでは?
民衆に支えられてこそ本当の意味の国造りだと思います。
選挙のことしか考えていない最近の政治家も少しは反省しろ!
あれ? もしかして衆議院選挙があったばかりだから、無意識にこういう話を書いたのかな?
ひょっとすると、そうかもしれません (^^;)
第32話 生きていた義親への応援コメント
為朝の初陣はまず海戦ですか。
弓での活躍、楽しみにしています。
作者からの返信
史実では為朝に海戦の記録は無いんですけどね (^^;)
一矢で300人乗りの軍船を沈めたっていう伝説は、あれは伊豆大島の陸から放った矢のお話。
でも本作では海戦を初陣にしちゃいました。
だって、為朝って何となく海が似合う気がしませんか?
ということで、乞う御期待です (^^♪
第38話 月影への応援コメント
関羽と赤兎馬みたいですね(*´꒳`*)
作者からの返信
有名な武将には愛馬とのエピソードが付き物ですが、為朝にはそれがありません。
おそらく、身体が大きすぎて(なんと、身長が2メートル以上!)、当時の小型の日本馬では継続した乗用に耐えられなかったのではないかと。
そこで本作では、宋との貿易にも従事する義親が輸入した、特別の馬を譲られたという設定にしてみました。
モデルになったのは中央アジア、トルクメニスタン原産で、「黄金の馬」と呼ばれるアハルテケ種。
中国で言う汗血馬(赤兎馬もそうです)はこれではないかという説もあるようです。
スピードは勿論、耐久力にも優れていて、これなら八郎の愛馬としても大丈夫!😄
第58話 宣言(後編)への応援コメント
大目標の宣誓、理想の国を造る覚悟が格好良いです!
白縫姫も、弓張月ヒロインとしてナイスアシストですね。
八郎はまだまだそんな感じではないのでしょうが、彼をめぐる時葉と白縫姫の、今後の関係性も楽しみです。
作者からの返信
実は八郎の目標は鎮西の独立とかではなくて、もっと先にあるんですが、取りあえずは大きな一歩を踏み出しました。
白縫姫と時葉はねぇ~、どうしましょう (^^;)
八郎はラブコメ体質ではないので、二人の対立に巻き込まれることはないでしょうが、いろいろとあるんでしょうね。
描く側としては、う~ん頭が痛い 😓
第58話 宣言(後編)への応援コメント
拝読致しました。
一所懸命なこの時代の悪党武士にとっては頭を殴られたような衝撃かも!?
凛々しくも若々しい武者振りの為朝さんだからこそ言える、青々しく輝かしい演説!
この国造りは順調な船出ができるのか?(^^)
作者からの返信
はい、八郎はまだ13歳(満年齢ならば12歳)だから青いです (^^;)
でも、若いからこそ怖いもの無しで言える正論ってありますよね。
私も、悲しいことに、若い頃は平気で言えた正論が段々と言えなくなっちゃって…… 😓
国造りは「乱暴狼藉、略奪、凌辱は斬罪に処す」っていう根本を定めただけですから、これから組織を作ったり、いろいろと大変です。
そのための人材として、新しいキャラクターが集まってくるかも。
お楽しみに (^^♪
第57話 宣言(前編)への応援コメント
拝読致しました。
日和見勢がちゃっかり参画していることへの潔癖な感覚、鋭さと若さが垣間見えるようですね(^^)
日和見勢は使い方次第、この辺は重季さんの年季がモノを言うところでしょうか?
そして万民の国を宣言。
これには白縫さんすらもびっくり!?Σ( ̄□ ̄|||)
ついに国盗りの開始ですね!
作者からの返信
実はこのエピソードは1話が5000字超と長くなったので、分割したものなんです。
後編は今晩中、たぶん日付が変わったあたりに投稿予定です。
八郎が理想を更にアツく語り、日和見勢へ一発かまします。
お楽しみに 😄
第27話 勘当への応援コメント
為義さん振り回されてますね。
読み手の立場だと
何の非もない息子を権力者(信西入道)に目を付けられるからという理由で不当に勘当した
となるわけですが本人からすると
自分の知らないところで息子と権力者(信西入道)が揉めてしまい、相手から恨まれる羽目になったので、被害を最小限にするために仕方なく勘当することにした
という感じになるわけですから、玉藻や義朝が事件に関わっていることも考えるとちょっと同情してしまいます。
作者からの返信
実はこのエピソードに関しては為義に同情される方が多いんです。
皆さん西様と同じように感じられているようです。
同じ事件でも関係者の視点によって解釈が変わってきますから、為義の立場にからすれば、仰る通りだと思います。
三人称視点の小説では、八郎と為義、その両者の視点に立って描写しなければいけない訳で、そうしないと独りよがりの、読者の反感をかう物語になってしまう。
難しいけれど面白いところですね。
後の判断は読者に任せるということで……
ちなみにこの事件は(この事件も?)全く私の創作で、為朝が勘当されたのは史実では単に「京での乱暴が過ぎたから」、弓張月では「当代の弓の巧者について信西と口論等になり恥をかかせたから」ということになっています。
なんだかな~
ということで、こういう流れにしてみました (^^♪
第29話 妻を娶る?への応援コメント
ああ言えばこう言う、口の減らぬ娘じゃな。
ここ、面白かったです(๑˃̵ᴗ˂̵)
作者からの返信
はい、時葉は口の減らない娘です (笑)
信西館のエピソードでお気付きになったかと思いますが、実は彼女のモデルは義経の母である常盤御前です。
調べていくと為朝の1歳上なんですね。
そこでこういう風に強引に登場して頂いた次第です
史実やいろんな小説・ドラマでは、例外なしに薄幸の美女として描かれる女性ですが、それでは面白くないので、このように人物造形をしてみました。
面白く感じて頂けたなら嬉しいです。
今後も大いに活躍しますので(なんと、戦でも!)お楽しみに (^^♪
第37話 王昇受難への応援コメント
久しぶりに当作品を読み進めることとなりました。荒川です。
ずっと、読まずに放置してすみませんでした。
やはり中世ですから、馬は今でいう戦車みたいなものでしょうか。
私は東北の出身、それも奥州藤原氏の基盤である平泉の近くに住む者ですから、それに関連した歴史を調べてみたことがあります。
このエピソードにもあるように、奥州は馬の一大産地だったそうですね。最近になって知りました。
あと、奥州藤原氏の成立に源氏が関わっていたことも分かると「え? 源氏って東北に所縁のある一族なの?」なんて思ったり。
八幡太郎の義家さんだったかな。だったと思います、はい。
為朝くんとはどういう関係だったかしら? 忘れてしまった……。
ごめんなさい。自分語りになってしまいました。
要するに、今からこちらの作品をゆっくりと読み進めていきたいという表明をしたかっただけでございます。
上の方の駄文は無視してもらってかまいません。よろしくお願いします。
作者からの返信
「おかえりなさい」って言うべきなのかな。
いえいえ「すみません」なんてお謝りになる必要はないですよ。
小説なんて、時間のある時、気分の乗った時に読むものですから (^^;)
東北の御出身なんですね。
実を言うと私も、母が仙台の出身なんです。
平泉の近くならば、仙台のある宮城県からはお隣さんですね。
仰る通り、奥州は馬の一大産地です。
それも、当時の日本産としては大型の馬。
鎮西(九州)の馬は当時も今も比較的小柄なので、本作では宋から輸入した馬を八郎の愛馬に設定しました。
武将としてはめずらしく、為朝には愛馬との逸話が無いんです。
たぶん、身体が大きすぎて、当時の日本産の馬では耐えられなかったんじゃないかと。
それで本作では、中国で言う汗血馬のモデルという説もあるアハルテケっていう種に登場してもらいました。
サラブレッドにもその血が入っているという大型かつ耐久力にも優れた馬です。
これなら八郎の愛馬としても大丈夫 (^^♪
八幡太郎義家ですが、為朝つまり本作の八郎にとっては曽祖父にあたります。
父の頼義と共に前九年の役に勝利し、その後は清原氏の内部紛争である後三年の役に介入し武威を示したものの、朝廷からは私戦とみなされて恩賞は貰えず、でも私財を投じて皆の労苦に報いたために却って尊敬と信用を勝ち取り、後の坂東における源氏の隆盛の基礎を築いた方ですね。
でも、奥州は結局、前九年の役で敗れ刑死した藤原経清の子、つまり清原氏から藤原氏に復姓した清衡のものとなり、源氏はトンビに油揚げをさらわれた形になりますよね。
そのことがまた、ずっと後における源頼朝が藤原氏を討つ一因に……
はい、荒川馳夫様の自分語りが興味深くて、私もついつい乗ってしまいました (笑)
これからもよろしくお願いします。
第30話 海を渡るへの応援コメント
コメント失礼します( ´ω` )
とても面白く、どんどんと読んでしまいます。鬼若は名前の段階で弁慶かなぁと思っていましたが、作者様のオリジナリティに脱帽です。
となればもしかすれば時葉は常葉……|´-`)チラッ
なんて想像しながら読むのも楽しいです。
いつも素敵な物語をありがとうございます。
作者からの返信
ありがとうございます。
「とても面白く、どんどんと読んでしまいます」なんて最高の賛辞を頂き、作者としては嬉しい限りです。
仰る通り鬼若は弁慶、時葉は常盤御膳でございます (^_^)
調べていくと、弁慶は生年不詳ですが状況から考えて為朝とは近い世代、常盤御膳は為朝の一歳上なんです。
そこで、筆者の創作ですが、強引に本作に登場して頂きました。
今後、どんどん活躍の場面が増えていきますのでお楽しみに。
史実との折り合いは最終盤でつけるつもりです。
そうしないと、後の義経さんの活躍がなくなってしまいますものね (^_^)
第20話 崇徳院への応援コメント
崇徳上皇といきなりの対面、いったいどうなるのでしょうね。
あと崇徳上皇はのちに三大怨霊に数えられたりするので、私の中ではかなり激情家なイメージなんですが、今作ではどうなのでしょう?
その辺を楽しみにしながら続きを読んでいこうと思っています。
作者からの返信
う~ん、一般的にはそういうイメージですよね。
崇徳上皇の祟りで貴族の世が終わりを告げて武士の世になったと昔は信じられていたみたいですし。
「太平記」の終盤でも日本第一の怨霊として金色の鳶(トビ)の姿で登場しますし(そしてなんと、その傍らにはやはり怨霊となった為朝が控えてる!)
ただ、いろいろな状況を考えるに、私はそれはちょっと違うんじゃないかなと思ってます。
素直で善人であったが故に藤原兄弟の権力争いに巻き込まれ、最後は後白河天皇とその取り巻きに邪魔者扱いされ、頼長に泣きつかれた事もあって決起に追い込まれた被害者ではないかと。
その辺は本文で後々に詳しく描写するつもりです。
ですから本作での崇徳上皇の性格設定は通説や「弓張月」とは全く違います。
早くも次話でその一端が表れますので、乞う御期待です (^_^)
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
八郎が良い理解者と出会えて良かったです(*´꒳`*)
作者からの返信
義朝とは境遇も似てるし、お互いに分かり合えると思いますよね。
ところが史実ではこの二人がお互いに最強の敵として保元の乱で戦うんですから、人と人の関係というものは不思議です。
本作ではさて、どうなるでしょう? (^^♪
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
若き日の平清盛、武士らしく勇ましそうですね。
私の中での清盛の印象は悪の親玉的な感じだったので、全く違う人物像に新鮮な気持ちになりました。
作者からの返信
清盛は平家物語と吾妻鏡のせいで、悪人の印象が一般的ですが、私はちょっと違うんじゃないかと思ってます。
平家物語は根本に因果応報の思想が流れてますから、平家が滅んだのは横暴の報いだということで、平家全体、特に清盛を悪人として描いてます。
また、その方が善と悪を対立させるドラマとして成立し易いですものね。
吾妻鏡は、その後に勝者となった鎌倉幕府の歴史書ですから、当然に自分たちを正当化する訳で、その平家に関する記述が全面的に信用できるかどうかは推して知るべしです。
もし本当に全くの悪人だったら、いくら継母の「死んだ息子に似ているから」という強い願いがあっても平治の乱の後で頼朝を流刑なんかでは済ませず、絶対に斬っていたでしょう。
そうしたら、その後の平家の滅亡の歴史も大きく変わってくる訳で……
日宋貿易を積極的に推し進めるとかの開明的なところもあったし、身分の低い部下に対しても思いやりのある人だったっていう当時の記録も残ってます。
ということで、清盛好きの私としては通説と違って、こんな風に清盛を描いてみました。
今後も重要な場面で再々登場しますので、乞う御期待です (^^♪
第56話 大宰府を奪取すへの応援コメント
拝読致しました。
スゴイな、為朝の若君(^_^;)
なんてしっかりした若様なのだ。
ヘラクレスなんかは生まれたてで蛇の頭を潰しちゃうほど大人びていたそうですが、やはり生まれ的に成熟度が違うのか。
重季さんとの掛け合いチュートリアルも、分かりやすくてよかったです。
作者からの返信
はい。しっかりしていて、大人びています。
なにしろ八郎は即ち為朝だし、主人公ですから。
まだ数えで13歳、満なら12歳ですけどね (笑)
でも、史実でも為朝は13歳から16歳の間に九州全土を束ねてるんです。
小学校6年生から、せいぜい高校1年生にかけての期間ですよ。
凄いというか呆れるというか。
そういう人なら、このくらいの考え方、行動はしてもらわないと。
重季との掛け合いは、確かに今後の展開のためのチュートリアル的な意味合いもあるかな。
あはは、作者の意図がバレましたね (^^;)
編集済
第56話 大宰府を奪取すへの応援コメント
私はこの時代の武士の美と潔さが大好きです!
青臭いかもしれませんが、現代でも、こういった姿勢が尊ばれればいいのになって考えてしまいます。
そして、重季と八郎のやりとりも尊くてもう……。
過去のエピソードを思い出すと胸が温かくなりました! 二人が、ずっと一緒にいられればいいのになと願ってしまいます。
作者からの返信
ありがとうございます。
私もこの時代の方が後の時代の武士よりも好きですね。
鎧とかも絵柄的に綺麗だし、生き方にも美学が感じられるような気がして。
戦国時代とかになると、勝つためには、生き延びるためには何でもアリですから。
まあ、イメージだけかもしれませんけど。
例えば為朝の兄の義朝さんは平治の乱で負けて逃亡中、郎党の舅の家でお風呂に入ってる時に騙し討ちにあってという惨めな最後を遂げてますし……
重季についてですが、「弓張月」では鎮西に渡ってすぐ、豊後で雷に打たれて死んでるんです。
史実では名前は「家季」で、為朝二十八騎の筆頭として保元の乱で活躍しています。
で、そのどちらにおいても、為朝の乳母子で同年配!
年長の傅役として登場させたのは全く私の創作なんです (^^;)
ですから、どのように描こうとも作者の自由 (笑)
一時期は少し影が薄かったのが、ここのところ活躍が増えてホッとしてます。
これからも八郎には欠かせない存在として、ますます頑張ってもらう予定です。
ただひとつ心配なのは、もう三十代中盤なんですが独身な事かなあ。
八郎のあれこれで忙しくて婚期を逃しちゃったんですよね。
どこかの時点で、いい嫁を見つけてあげなくては。
そうすると、今のところ候補になるのはあの女性かな~😄
編集済
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
松山ケンイチさんの溌剌とした清盛公を思い出しました!
作者からの返信
ありがとうございます。
あのドラマは観ていないんですが(連れ合いが歴史ドラマや小説に興味が無いもので・笑)、視聴率が低かったり、様々な批判はあったものの、一部では非常に高く評価されていて、「大河ドラマ史上の最高傑作」という声もあるようですね。
画像は何枚か見たことがあって、そのイメージが頭の中に残っていたかもしれません。
颯爽、溌剌と思って頂けるなら嬉しいです。
実は私、世間の「悪人」という評価に反対で、清盛好きなもので (笑)
これからも重要な場面で再々登場しますので、ご期待ください 😄
第7話 傅役・重季への応援コメント
Evelyn様、こんばんは😊
重季、八郎の性格と才能を見抜いていたんですね。
その期待を裏切ることなく見事に腕を磨いていき、ついには重季を倒すまでに!
重季が八郎を抱きしめるシーンは感動的でした。
作者からの返信
ありがとうございます。
でも八郎はまだ4歳。
当時は数え年なので、満ならまだ3歳です(!)
それでこの強さなんて「嘘?」と思われるかもしれませんが、実は一部の伝承では為朝は4歳で牛車をひっくり返したって言われてるんです。
だから、これからどんどん人間離れした、重季にも手に負えない強さになっていきます 😄
重季が八郎を抱きしめるシーンは、なにしろ八郎は親がアレですからねぇ……
誰か愛情を向けてくれる人がいないと可哀そうすぎて、だから正直言って我ながら照れくさいけれども、「ええい!」と思って描きました (^^;)
気に入って頂けたなら嬉しい限りです。
第5話 頼長卿への応援コメント
平家物語に出てくる人々の名前が出てきて面白いです。
天皇家、藤原氏、源氏に平家……
現実の歴史にも登場した彼等が、この物語の中でどのように活躍していくのか楽しみです。
作者からの返信
為朝は平家物語では保元の乱で大活躍するものの、その後の出番はありません (^^;)
本作品ではその為朝を中心に、天皇家、藤原氏、源氏に平家、海賊衆や史上名高い高僧、陰陽師なども入り乱れて、歴史の大筋は押さえながらも、史実とも有名な滝沢馬琴作「椿説弓張月」とも違う物語になっています。
そして最後は実母である九尾の狐・玉藻との対決を経て大団円…… の予定です。
ごゆっくりお楽しみください 😄
第30話 海を渡るへの応援コメント
こういう名づけイベントで馴染み深い名前が出てくると燃えますね。
鬼若の強さにも説得力が出ますし、これから弁慶がどんな経緯で史実の流れに進んでいくのか興味が湧きました。
作者からの返信
ありがとうございます。
弁慶はたぶん皆様ご存知の通り、史実では為朝との接点は無いんですが、いろんな状況から同世代とも考えられるので、強引に登場してもらいました (^^;)
実は時葉も「義経」と関係する「あの女性」です。
二人とも、この物語中では存分に活躍してもらい、終盤のある大きな事件で実際の歴史との折り合いをつけるつもりです。
でも、その後もまたクライマックスで颯爽と登場したりします(ネタバレ?)😄
第1話 異形の白拍子への応援コメント
初めまして。
歴史ものにぴったりの古風な語り口でとても面白いです。
これからゆっくり読んでいきたいと思います。
執筆頑張ってください。
作者からの返信
いらっしゃいませ 😄
第1話は時代感を出すために意識して古文調にした部分もありますね。
WEB小説にはめずらしいでしょうから、正直なところ、インパクトを狙う気持ちも少しあったかな (^^;)
ごゆっくり楽しんで頂ければ幸いです。
第9話 江口の翁への応援コメント
こんばんは(^^)/
登場人物との遭遇場面が自然かつ丁寧で、実にスムーズに拝読できました。「あれ? この人誰だっけ?」という問題がなく、物語に余分な波が立たないので、長文中心の作風に安心してのめり込むことができます。
また、その人物たちに「その人らしい」言動を取らせている手腕にも感服させられます。今後も楽しみにさせていただきます!(^ω^)
作者からの返信
ありがとうございます。
自然な遭遇と感じて頂けたなら幸いです。
次話では清盛、その次のエピソードでは義朝が登場、そして比叡山では後の法然上人などの重要人物と続々出会いますが(ネタバレ?)、そこでも同じように感じて頂けたらいいんですけど。
登場人物の言動ですが、常々「この人だったら、こういう行動をするだろうなあ。こういうことを言いそうだなあ」とか考えて書いてます。
もしかしたら私、ある意味「憑依型」の書き手かも (^^;)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
Evelyn様、こんばんは😊
歴史ものはあまり読まない私ですが、巧みな文章に惹きこまれています。
面白いです。
ゆっくりになりますが、拝読させて頂きます。
作者からの返信
いらっしゃいませ。
「巧みな文章」なんて、お褒め頂き恐縮してます。
ごゆっくり楽しんで頂ければ嬉しい限りです 😄
第55話 清実、乱心すへの応援コメント
>声を上げ得る者もなく場は静まり返っている。床には血溜りが二つ、鼻腔を刺激する生々しい臭いを漂わせながら、みるみる広がっていく。
表現の話になりますが、この一文に、血だまりに沈む清実と若者。それを呆然と眺める周囲のものどもの情景がありありと浮かんできてとてもエモくございました……
戦記ものでは、敵方の散り際や無名の人間たちの想いや行動の描写に興味が引かれるタチです。今回のお話も大変面白く読ませていただきました。
次から新章ですかね。続きも楽しみにしております!
作者からの返信
ありがとうございます。
最近ちょっと情景や行動の描写にハマっておりまして、お褒め頂いて嬉しい限りです。
WEB小説界隈では「そんなのどうでもいいから、早く話を先に進めろ」とか言われそうですけど (^^;)
仰る通り、次話からは新章の始まりです。
いよいよ鎮西制覇!
乞う御期待でございます 😄
第55話 清実、乱心すへの応援コメント
拝読致しました。
「戦場にある者は異常な精神状態に陥り」
これを冒頭に持ってきてその精神を嘲り、最後は自らこれに陥るという筋運びが良いですね(^^)
平安貴族の政治における醜怪さが垣間見れたよう。
清実さんの懸念がどの程度、真実を射ていたのか、それはともかく……
作者からの返信
ありがとうございます。
筋運びを褒めて頂いて、ちょっと舞い上がりそうです (笑)
実はここは意外とスラスラ書けました。
普段から、疑心暗鬼に陥りがちな人々を周りに何人も見ているからかも (^^;)
自分もそうならないよう、注意しなくては。
第4話 八郎誕生への応援コメント
為義の疑念もすごくわかります。
そして赤ん坊の異常な成長な速さ。
どのように物語が進むのかワクワクです。
作者からの返信
まあ、男性は意外と嫉妬深いですし、昔は後継ぎの問題もありますからね。
特に、作中でも述べたように、江戸時代になるまでは長子相続が確立してませんし。
赤ん坊ですが、八郎はつまり為朝ですから、異常な成長の速さにしてみました。
なにしろ4歳(数え年です。満なら3歳!)で牛車をひっくり返したという伝説の持ち主です。
他にもいろいろと人間離れした荒唐無稽の伝承が……
まあ本作ではなかなか史実や伝承、有名な「椿説弓張月」通りには話は進みませんけど(作者がヒネクレ者なので・笑)、常人離れした活躍には乞う御期待です (^^♪
第1話 異形の白拍子への応援コメント
圧倒的な文章力に書き手として打ちのめされました。説明に偏らず、人物の人となりや感情表現がスッと入ってくる。為義と白拍子の今後の運命が気になります。
作者からの返信
ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉に舞い上がりそうです (^^♪
今後とも楽しんで頂けたら幸いです。
第35話 舜天丸への応援コメント
第一部読了しました。すごすぎて「はぇ~」「ほぁ~」ってなってました(語彙力……)。
知識の豊富さと言葉選びの秀逸さに読み進めるたびに「すげぇ……」ってなってました。すげぇしか言ってないですね。ごめんなさい。でもそれくらい圧巻でした。時代錯誤にならない自然な演出とか、時代にあった言葉選びとかって、凡人には出来ない芸当だと思うんです。言葉選びに関しては、固い語調なのに読みやすいっていう……(すごい)。
とにかく、すごく面白かったです。あと書き忘れたのでここで書いちゃうんですけど、往生要集ってグロいですよね。地獄の後の章は全く読めてないから、機会があったらちょっと読んでみようかな。
長々と失礼しました。続きも楽しみです!
作者からの返信
ありがとうございます。
もう第一部を読了して下さったんですね。
そこは八郎の誕生と成長をじっくりと描くまさに序章で、ですから「序の巻」とタイトルをつけました。
第二部は序破急の「破」、合戦に次ぐ合戦です。
最新話では鎮西統一戦の真っ最中。
この先も楽しんで頂けるようで、嬉しい限りです。
「往生要集」に限らず、昔の書物ってグロいものが多いんではないかと。
それも洋の東西を問わず。
グリム童話などのヨーロッパの昔話にしろ中国の古典にしろ、原典を読むと、まさに「奇書」と呼ぶべき残酷奇怪な描写があちこちに……
私も途中で嫌になって読むのをやめた経験が何度もあります (^^;)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
企画より来ました!
大胆な設定を緻密な文章で書かれていて、読んでいて楽しかったです。
作者からの返信
いらっしゃいませ。
「設定」と「文章」に凝り過ぎて、ついつい遅筆になってしまい困っている私です (^^;)
この先も楽しんで頂けたら幸いです。
第1話 異形の白拍子への応援コメント
企画より拝見しました。
物語の世界観にしっかりマッチした言葉がチョイスされており、とても読み心地がよかったです。
作者からの返信
ありがとうございます。
第1話は時代感を出すために、意識的に少し古文調にしたところがありますね。
「読み心地がよかった」とは嬉しい御言葉。
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです (^_^)
第54話 決着への応援コメント
拝読致しました。
なるほど、為朝さんが最初に動かなかったのは、突破力が鈍る一瞬を見極めて二段構えの突撃を構成するためだったんですね。
白縫さんも、女性で陣を組み突撃して、男勝りな戦果を勝ち取っているもよう。
するってぇと、時葉さんの面目というものが……(;'∀')
とまれ、為朝さん、敵将を討ち取ったり。
見事な戦果でした!
作者からの返信
ありがとうございます。
最新話を投稿したばかりなのに、もう読んでくださったんですね。
ここのところ真夜中12時過ぎの投稿が続いてるのに、すぐさま読んでくださる方が多くって。
皆様に楽しみにして頂いているようで、嬉しい限りです。
さて、本エピソードですが、時葉は弩兵の指揮でも戦果を上げましたし、白縫姫より出番は多かったから、まあ良く頑張った、面目は立ったということで。
次の戦いでは、この二人の絡みをもっと描こうかと思ってます。
今回は八郎の出番を逆に少なくして、最後の最後に登場…… って感じで演出してみたんですが、どうだったでしょう?
ヒーローは往々にして最後に現れて美味しいところをさらっていくものですから (笑)
かっこ良く描けていたらいいんですが (^^;)
編集済
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
読み合いしますか?
私は速読を幼い頃から叩き込まれております。
長めの会話文、2000字を超える長文は少し読むのが遅いですが、基本的に読むペースはハイペースです。感想でなく、申し訳御座いません。
如何でしょうか?
作者からの返信
してもいいですが、私は多分そんなに速くないですよ。
英語は専門なので、留学中に速読の訓練を受けて、1分間に1000語ぐらい読めますけど、日本語はどうかなあ。
計ったことはないけれど、普通の人より速いとは思います。
でも2倍、3倍いくかなあ。
まあとにかく、読み合いはOKです。
御作に努めて伺い、読むように致します。
ただし、スピードは保証の限りではないですけど (^^;)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
1話から引き込まれた……! 文才が凄まじいです……! すごかったです(語彙力死滅)! 続きも楽しませていただきます……!!!
作者からの返信
ありがとうございます。
そんなに褒めて頂いて、ちょっと舞い上がりそうです (笑)
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです。
第20話 崇徳院への応援コメント
"勢いありますかね。むしろ飄々としてません?"
悪癖がががが……飄々としたリズムと話す言葉の勢い?スピード?という、相性の悪い日本語をくっつけてしまいました……
"だからこそ法華の教えは尊い"
この前後やっぱすごい好きだな〜かさねてすき
"その無念はいかほどであっただろうか"
うわ〜つら……
作者からの返信
ああ、なるほど。
飄々とした「リズム」を「言葉の勢い」と表現されたんですね。
理解しました。
法華経ですが、比叡山で修行しているなら、法華の教えに対する言及無しという訳にはいきませんよね。
なんといっても「天台法華宗」ですから。
なので、最低限ですが取り扱ってみました。
「人は皆、仏になれる」と宣言したのが、それまでの南都・奈良の仏教とは大きく違うところです。
だから比叡山延暦寺の開祖・最澄さんも随分と奈良の僧たちと論争されています。
崇徳上皇の無念に関しては…… 察するに余りありますね 😞
この頃からあまり経たない鎌倉時代に書かれた「古事談」という書物に、崇徳の出生の秘密が書かれており、当時の人々も、それからずっと時代の下った例えば江戸時代の人々も、崇徳は実は白河法皇の胤であったと信じていたようです。
もちろん真実は藪の中ですが、現代でも小説やドラマなどの中では事実として描かれています。
でも、本当かどうかはともあれ、崇徳上皇が父親であるはずの鳥羽上皇に疎外されていたのは歴史的事実です。
う~ん、毒親というかなんというか……
第53話 集団戦への応援コメント
いよいよ八郎の戦い!
方天戟を振り回す八郎と方天戟つながりで呂布はどっちが強いのだろう……と思いワクワクです。
以前の話で言及があったかもしれませんが、おやと思い調べてみたのですが源平のころでは日本にまだ槍はなかったんですね。八郎の時代はそのさらに前だから三間半の槍はまさに未知の兵器だったんですね。
三間半とはいかほどかと思い調べてみたら6m超とのこと。後の世で信長が使ったとか。そしてアレクサンダーのマケドニアのサリッサも同じくらいと……。時代先取りの集団戦も組み合わせると、それは蹂躙されますね!
地域が違うと遥か古代に活躍した兵器・戦略が掟破りの最新兵器・戦略に変わる。歴史の面白さだなと再確認しました。
作者からの返信
方天戟は実は宋の時代にできた武器だそうで、実は呂布が活躍する後漢末期、三国時代には存在しないんだそうです。
あれは創作だと…… 夢が壊れますよね~
やっぱり呂布は方天画戟で大暴れしてほしい。
という訳で、ちょうど南宋の時代にあたる本作の主人公・八郎に方天戟を持たせてみました。
なんといっても為朝はジャパニーズ呂布とも言われる人ですから。
で、次回はいよいよ八郎の出番ですが、なんとしても呂布を上回る活躍をさせたい(!)ということで、今現在苦労しているところです (^^;)
兵器・戦術の件ですが、日本がむしろ特殊なケースのようで、鎧は基本的に皮製だし、盾は歩兵が矢を防ぐ置盾以外は使わないし、槍は南北朝期まで廃れてるし。
これを「武器に関しても日本はガラパゴス」って言う人もいるようです。
だから本作では弩や槍を登場させたり、本来はこの時代にはない集団戦などの戦術を話に取り入れてみました。
これで「為朝は僅か3年間で鎮西を」のストーリーに少しは説得力を持たせる事ができるかな。
ガラパゴス様々です。ありがとうガラパゴス (笑)
第52話 弁慶、時葉、奮戦すへの応援コメント
>(どうだ! 殺す時は何も言わず黙って殺す。そうしておいて初めて己が功を短く誇る。名乗りとはこうするものぞ)
チェスト……ぼっけもん……
と頭の中に薩摩な人々の笑いがげははとがよぎりましたがそういえばここ九州でしたね(笑
為朝や弁慶は京より九州にいる方が合ってるのは間違いないb
作者からの返信
ああ、そうですね。
言われてみれば九州っぽいかな。
確かに為朝も弁慶も、狭い京の都より鎮西とか奥羽とか、自由な広い大地の方が似合うイメージはありますね。
弁慶は史実では九州には行ってませんけど (^^;)
ということで、本作の結末はどうなるか。
八郎が狭い日本でいつまでも満足する筈はありませんよね~
いつかは宋にも、その先の国々にも行ってみたいって再々言ってますし……
ちょっとネタバレでした 😓
第51話 義親砲への応援コメント
更新お疲れ様です!
源平合戦などの戦国まで戦いに将同士の名乗りがつきものだというイメージは持ってましたが、「なぜそれが必要だったか?」という事を考えた事がありませんでした。
しかし今回の種平の口上で「自身の陣営の正統性の主張と、それによっておこる両軍への士気操作」だったのかなと思いました。
作者からの返信
仰る通り、合戦に先立つ名乗り・口上の場合は、自分のこれまでの武功を誇るだけじゃなくて、自軍の大義を明らかにして、味方の士気を高揚させるという目的がありますよね。
日本だけではなくて中国でも、史記では項羽と劉邦が谷を挟んで互いに自らの正当性を述べる場面が、三国志演義では孔明が最初の北伐の際に、戦を始めるに当たって魏の論客と言い争う場面があります。
確かそれで高齢の論客が孔明に言い負けて卒倒し、そのまま死んじゃうんじゃなかったかな (笑)
一対一の戦いの場合は、お互いに名乗り合うことによって、自分が戦うに値する敵かどうか確認することと、戦の後の恩賞の関係でしょうね。
でも、本作では松浦党も八郎も、そんな作法はまるっきり無視してますけど (^^;)
第52話 弁慶、時葉、奮戦すへの応援コメント
>八郎の返答に義親は鼻高々。一気に笑顔になり、誇らしげに腕組みをして重季を見下さんばかり。
このシーンのやりとり、思わずクスッとしてしまいました( ´艸`)♪
その後の迫力のシーン。
目に浮かぶようで、読み応えがありました!
作者からの返信
ありがとうございます。
本作にはギャグ要素は少ないんですが、義親爺が出てくると、お茶目な方向に行ってしまうことがあるようで……
いつの間にかそういうキャラになってしまいました (^^;)
いよいよ大宰府軍との決戦も佳境。
次話もまた新兵器と新戦術が炸裂します。
お楽しみに 😄
第53話 集団戦への応援コメント
すごく臨場感のある闘いですね。
血生臭い戦場なはずなのに、なんだか、雅な絵巻物を見ているような気分になりました。
すみません、たくさん人が怪我したり、死んだりしているのに、ちょっと不謹慎な感想で……。
作者からの返信
ありがとうございます。
ここは中盤の山場、八郎が鎮西制覇に乗り出せるかどうかを決定する戦いなので、特に作戦や描写に苦心しました。
以前に書いた海戦や、大宰府への夜襲と同じような戦い方じゃつまらないし、いつもいつも八郎の強弓で勝負が決まるんじゃワンパターン過ぎないかと……
臨場感があると思って頂けたなら嬉しいです。
雅な絵巻物みたいな感じがするとしたら、それは時代性ではないでしょうか。
まだ鉄砲は登場しないし、武者の鎧は華やかだし。
ドラマや映画なんかでも、戦国時代より源平合戦を描いたものの方が画面が鮮やかで、武将も出処進退が潔くて綺麗ですよね。
不謹慎なんてとんでもない。
そんなこと言ってたら、世界に冠たる黒沢映画だって楽しむことも批評もできません。
それに、義親爺も言うように、この世から戦いのなくなることはないでしょうね。
物語世界の中だけで済むならいいんですけど 😓
第4話 八郎誕生への応援コメント
こんにちは。自主企画より参りました、岩井喬と申します。
和風作品・和風ファンタジーって、やっぱり惹かれますよね! 明らかに自分たちの実生活とは違うのだけれど、やっぱりどこか繋がり(過去とか今とか未来とか)があって、そこにテーマとなる異質なものを存在させることで、創作物としてのエンタメ性を打ち出す。
それが達成されているという点で、貴作はまさにお手本になるといって過言ではありません。
遅読で恐縮ですが、これからも拝読させていただければと存じます(^ω^)
作者からの返信
いらっしゃいませ。
拙作を「実写化希望」と仰って下さる有難いコメントやレヴューが多いので、ああいう企画を立ててみました。
「お手本」とか言って頂いて恐縮です。
ごゆっくりお楽しみ下さいませ (^_^)
第53話 集団戦への応援コメント
拝読致しました。
この時代って、まだ槍はなかったのですか。
よもや槍が秘密兵器扱いとは驚きましたΣ( ̄□ ̄|||)
しかし、宋渡来の新兵器を効果的に使いますね!
未知に出会った時にこそ、人はその真価を発揮しそうですが、それであれば宗頼さんは……推して知るべし(^^;)
まあしかし、連射の利く弩よりも、遠距離まで貫く槍よりも、月影という相棒を得た為朝さんという「豪傑」の方が手が付けられない気もします。
作者からの返信
そうなんです。
古代には鉾が多く使われて、天武天皇が槍を用いたとかの記録も残っていますが、その後なぜか廃れます。
特にこの時代は武家の勃興期で、まずは騎乗のまま矢合わせ、矢が尽きると太刀や薙刀とかの得物で一対一で戦うといった様子だったようです。
槍が用いられるのは集団戦が主になってきた南北朝期からで、特に箱根の戦いで宮方の菊池一族による「菊池千本槍」が有名ですね。
騎馬の武将が槍を主要な武器として用い始めるのは更に後の時代になります。
という訳で、この時代に槍、しかも集団で用いたら面白いことになるなあ、と思って使ってみました。
さあ、いよいよ次回はいよいよ大宰府との戦いも決着。
満を持して八郎為朝の出番です。
仰る通りその剛勇を存分に発揮させてあげたいと思います。
お楽しみに 😄
第16話 観想念仏への応援コメント
"しかしそれでは、念仏とはごく一部の富裕な公卿にのみ可能なものになってしまうではないか"
"しかしそれは、仏道で言う悪念ではないのか"
八郎様もかしこい……
"欲だとしても〜地獄へ参りましょう"
その着地点が見いだせる!規則や思想、慣習に何のためのものかを自分の基準で持って判断できる人の証……!
このやりとりばりすこ
作者からの返信
ありがとうございます。
本作では通説のような豪放一点張りの為朝ではなくて、理知的なところも備えた人間像を描きたかったもので。
ていうか、最初はそこまで考えてなかったんですが、書いてるうちにそうなっちゃいました。
まあ、両親がアレですから、子供はグレるか、逆に考え深い性格になるんじゃないかと。
幸い八郎には重季がいましたんで、まだお子様ながらも、こういう風に育ちました。
善弘さんは後の法然上人、仏教を真に民衆のものにしたと言われる鎌倉仏教の開祖です。
「衆生を救うためなら自分は地獄に落ちても本望だ」ぐらいのことは言うでしょうね。
実際、旧仏教側からの迫害、攻撃は強烈だったみたいで、それにも負けず布教を続け、最後は老年にして流刑になったぐらいです。
一般に思われてるような単なる冷静温厚な聖人ではなくて、内に熱い者を秘めた方ではなかったかと。
晩年になって残された「一枚起請文」にもその熱さが表れてます。
編集済
第15話 往生要集への応援コメント
大陸の宗教はみんな仲間、仲良く善いことをしましょう……と説くところ、仏教では社会集団についての説教は大陸ほどわかりやす説かずに個人にのみ焦点を当てている……
八郎様に、どのような感覚を養ってくれるのか……わくわく
作者からの返信
法然上人は史実では為朝との接点は無いんですが、僅か6歳の年長なんです。
しかもこの当時、実際に比叡山の功徳院で修行しておられます。
だから本作では八郎が比叡山に送られ、善弘さん、後の法然上人と出会うことにしちゃいました。
どうしてもこの二人を会わせて、八郎に大きな影響を与える化学反応を起こしたかったので。
この後も法然さんは再々登場して、仏教絡み以外にも八郎に影響を与えたり、援けてくれたりします。
ちょっとネタバレでした。
ちなみに私は浄土宗の信者でも、他の何か特定の宗教の信者でもありません。
第14話 功徳院への応援コメント
"気持ちは分かるが、主家の恥になるようなことは軽々しく口にせぬ方が宜しかろう。どこぞから話が漏れて、そなたの御身に害が及ばぬとも限りませんぞ"
気を使う姿勢を見せつつも厄介払いはする……自分も相手も守れる経験豊富で実力を伺わせる気遣い……ちびれるくらいすこ
作者からの返信
皇円上人は当時では有名な比叡山の高僧で、しかも藤原家の生まれです。
この人の先祖が藤原道兼で、関白の地位についてから七日で、まだ30代なのに早死にしてしまったんですね。
そうでなかったら弟の道長の栄華はなかっただろうと言われています。
そういう背景を持つ人ですから、このぐらいの台詞は普通に言ってもらわないと (^_^)
編集済
第12話 源太が産着への応援コメント
"そうだ! この俺が初めて斬るものが、空くうやただの庭木や岩ではつまらぬ。源家名代の堅牢な鎧こそ、その獲物に相応しい"
あ〜あ……
作者からの返信
まあ、子供はアンティークの価値は分らないし、興味もありませんものね。
八郎はこの時点ではまだ十歳にもなってませんし……
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
"義朝からすれば、この期に及んで摂関家にすり寄る為義のやり方は、ただの旧弊に思えてならぬ"
はえ〜そうなんか。……今日もまたひとつ賢くなってしまった……
作者からの返信
そうなんです。
白河法皇の時代からこの頃にかけての数十年は、摂関政治が衰えて院政の最盛期なんですね。
でも河内源氏は数代前から摂関家との関係が深くって、それで勢力を伸ばしてきたので、この頃は不遇の時期でした。
逆に言うと、院が摂関家との関係の強い源氏を嫌って、平家を重用したという事情もあるようです。
後は本文中に書いた通りですが、天皇は直接に政治に関わることを控えなくてはいけないっていう不文律があったので、早々に退位して上皇という自由な立場で事実上の政権を藤原氏から取り返したんです。
ところがそれが後の源平の争いにつながって、世の中は乱れ、朝廷は政権を武士に奪われてしまいます。
これが「平家物語」に描かれた時代。
で、これは後の時代の事になりますが、後醍醐天皇が政治の実権を握ろうとして鎌倉幕府を倒したものの、その後の天皇親政が公家偏重だったこともあり上手くいかず、足利氏に背かれて何十年も南北朝の争乱が続きます。
これが「太平記」の時代。
こう考えていくと、古い時代から日本は「象徴天皇制」な訳で、天皇が政治の表面に出てくると何かと問題が起こって大きな戦乱の時代に突入するみたいですね。
明治から昭和にかけても、ある意味そうだし。
面白いって言うと語弊がありますが、興味深い事実です。
長文失礼しました (^^;)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
イベントに参加させて頂きました!
平安鎌倉時代は大好きでして、盛者必衰の理にロマンを感じます!時代背景は勿論のこと、律令下や文化服装など詳しく、大変勉強になります。私も平安ものを書いておりますので、今後ともお互い頑張りましょ✨️
作者からの返信
ありがとうございます。
私は実は歴史・伝奇ものを本格的に書くのは初めてなんです。
でも以前の作品にちょっとそんな要素がありまして、「書いたら?」って勧めてくれる方が複数おられたので大胆にもトライしてみました。
そうしたら意外にも「実写化希望」って言って下さる読者さんが多くって、ああいう企画を立ててみた次第です。
戦国ものは供給過多なので平安ものに挑んでみましたが、あの時代って華やかで優雅で、武士にもまだ「雅」とか「潔さ」とかの美学が強く感じられて惹かれます。
今後ともこの物語を楽しんで頂ければ幸いです (^_^)
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
"清盛は膝を曲げて姿勢を低くし、八郎の顔をまじまじと覗き込んだ"
頭の中ではっきり顔もイメージできて、すき。平易な文に見えるけれど、そう描けるようになるのは簡単ではない……!
それはそうと、第2話では失礼いたしました……
人に対して直接的な言葉だけで臨む方がいらっしゃるということを踏まえて、和尚の、遠回しな言い方、やり方、相手の様子を伺う、そうさせる意図について、そしてそれを察するやりとりのことでした……
作者からの返信
ありがとうございます。
映像的に明確にイメージできる描写って難しいですよね。
自分で書いていて痛感します。
でも本作には幸い、風景や人物がはっきりと思い浮かぶって言って下さる読者さんが多くって嬉しいです。
第2話の件は、ああ、そういうことだったんですね。
了解しました。スッキリです (^_^)
第8話 父に挑むへの応援コメント
"戦場いくさばでは素手の格闘術も必須ぞ。そ奴の油断じゃ。以降は気を付けるように言っておけい!"
とうちゃん……自分と同じ存在ではない違うものと感じ始めたらもう子どもでも愛せない……かなしみ
作者からの返信
でも、そんな親、特に息子に対する男親の態度には多いですよ。
まあ、八郎の場合は特に出生を疑われてますからね。
親子の軋轢に関してはもう一人、同じような問題を抱えた歴史上の重要人物が少し先に登場します。
八郎の場合は私の創作した全くのフィクションですが、そちらに関しては「古事談」という有名な書物に書かれている内容で、あってはならないスキャンダルですが、どうも事実のようです。
少なくとも当時の人々の多くはそうであると信じていたようで、小説やドラマでも周知の事実として描かれています。
恐ろしい……
第1話 異形の白拍子への応援コメント
この文章……真似したいっ!
時間をかけて、さらに楽しんで読むことが出来そうです……!
作者からの返信
ありがとうございます。
でも、真似はどうでしょう。
読者を選ぶかも (^^;)
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
私、各応援コメントを読むのも好きなんです。
変態読み専なのかなとw
作者からの返信
私も好きですよ。
作者さんの人柄とか、その作品をどのような方々が愛読しておられるのか分かるような気がして。
でも、そうすると私も変態ですかね (笑)
だから、もちろん拙作にコメントを頂くのも感謝感激です。
返信も楽しんで書いておりますが、最近ちょっと楽しみ過ぎちゃって、返信が長くなること長くなること……
反省しきりの今日この頃です 😓
第10話 清盛と出会うへの応援コメント
勝者の歴史で悪物される敗者ですが、コレは‼️
清盛くん元祖、傾奇者ですか?
魅力的な人物像で先が楽しみです。
作者からの返信
仰る通り、傾奇者っぽく描いてみました。
清盛はこれからも重要人物として再々登場いたします。
通説のような単なる「悪役」ではなくて、魅力ある人物として表現できたらいいなあ、なんて思っております。
第1話 異形の白拍子への応援コメント
なんか舞が目に浮かぶ様です。こんな古風な文章は初めてですが面白いです。
今後も楽しく読ませてもらいます。
作者からの返信
ありがとうございます。
第1話は時代感を出すために、特に古文調にしたところがあるかな。
私はあくまで現代の人間です (笑)
この先も楽しんで頂ければ幸いです。
第36話 祭りの後への応援コメント
義親殿、悪対馬守と呼ばれ恐れられていましたが
戦だけでなく心の強さからでも「悪」と呼ばれていたのかもしれませんね。
作者からの返信
源義平の「悪源太」とか、時代は下がりますが楠木正成を代表とする「悪党」とかと一緒なんでしょうね。
既成の枠にはまらない強者を「悪~」と呼ぶ。
だから「悪対馬」の義親は破天荒で強かったのは間違いないんですが、心の強さはどうでしょう?
なにしろ為朝と一緒で、あまり記録の残ってない人なので……
ですから本作の義親像は9割がた創作です。
八郎にこんなお爺さんいたら面白いな~、とか考えて登場頂いたんですが、最近はどんどん暴走してます (笑)
でも、このキャラを気に入ってくださる方も多いみたいで、私も楽しんで書いてます (^^;)
第52話 弁慶、時葉、奮戦すへの応援コメント
まさに「篠突く雨」ですねぇ。
現場にいたら、凄い迫力なんだろうな。
作者からの返信
あんまり居たくないですけどね (^^;)
実は私、血が飛び散るのとか苦手ですから。
でも、それでなぜ物語には好んで描くんでしょう?
我ながら不思議です (笑)
第52話 弁慶、時葉、奮戦すへの応援コメント
拝読致しました。
弓による合戦の様子が迫真ですね(^^)
戦闘後の名乗りとか、首に興味も示さずにとっとと退いてしまう姿勢とか、海賊っぽい雰囲気が面白いです。
しかし、五百の弓兵による一斉射にも怯まないとは、敵さんもかなりの強者?
白縫さん加入による時葉さんの鬱憤がこの戦の中でどう爆発するのか、続きが楽しみです(^^;)
作者からの返信
ありがとうございます。
「迫真」とか言って頂いて感激です。
この頃の合戦は、代表者の名乗りの後は、まず矢合わせ、それから矢の尽きた頃合いで各々が一騎打ちっていう形が多かったみたいですが、おっしゃる通り松浦党は海賊ですから (^_^)
それに「戟と弩」の最後に書いた「分捕切捨」の徹底もありますから、こんな戦いになりました。
でも、鎮西の武者は荒くれ者揃いですので、弓兵の一斉射にも怯まず生き残った者は突進します。
さあ、これからが弩の威力と時葉の大活躍です。
白縫姫も登場したことだし、時葉の見せ場を作ってあげないとね。
なんだか女性アイドルユニットのプロデューサーになったような気持ちです (笑)
あの世界も、各人に歌やダンスの見せ場を作ってあげることに責任者は苦心するそうで…… (^^;)
第1話 異形の白拍子への応援コメント
企画から来ました。このような古風な文章は一見とっつきにくいですが、引き込まれました。面白いです。頑張ってください。
作者からの返信
はい、頑張ってます (笑)
第1話は時代感を出すために、特に古文調にしたところがあるかな。
この先も楽しんで頂けたら幸いです (^_^)
第51話 義親砲への応援コメント
拝読致しました。
義親砲、ど派手でいいですね!(^^)
なんか義親さんのお茶目さというかノリの良さがにじみ出てくるようです。
口上の途中に駄目出しするし、松浦党は自由すぎて奔放すぎて、朝廷軍もさぞやりずらい事でしょう(^^;)
九尾といい、神様といい、そうかと思うと中国の最新兵器といい、様々な魅力が詰め合わせになっていて、面白いですね(^▽^)
作者からの返信
ありがとうございます。
なんだか義親爺は、書いているうちにどんどんお茶目な性格になっていくようで、この先どうなってしまうやら (^^;)
この辺は中盤の山場なので、前々からの九尾に加えて、神様やら、敵の口上にダメ出しやら、中国由来の最新兵器とか、今まで書きたくて抑えていたものの一部が噴出してきた感じです (笑)
でも大宰府との決戦はまだ始まったばかり。
これからどんな兵器、戦術が登場するか、お楽しみに。
次話は現在推敲中で、最近の恒例通り日曜日には投稿予定です 😄
第20話 崇徳院への応援コメント
しっかりと法華経で学んでいってるのかな?極楽浄土とかに行く方法とか仏になる方法をすごく知りたがっていたけど、どうなるんだろうなぁ
作者からの返信
どうもなりません (笑)
法華経を学んだのは功徳院のある比叡山、天台宗の最重要な経典だったからで、「浄土」とか「仏になる方法」について疑問が多いのは、「知りたがってる」というよりは、それが皆が行える方法として明確にされていないことについて「おかしいと思ってる」ってことです。
善弘さんとの出会いは八郎が精神的に成長する大きなきっかけにはなりましたが、これ以上に仏教にハマることはないと思いますよ。
「成仏」や「極楽浄土に行く」方法を探し求めていくのは、これから先の善弘さんの領分です。なにしろ後の法然上人、仏教を真の意味で民衆のものにしたという鎌倉仏教の開祖ですから。
八郎はこの人と以降も深いつながりを持ちながらも、武士としての彼なりに衆生を救済する道を選びます。
その辺は数話前の「祇園闘乱」の最後で描いた通りです (^_^)
編集済
第49話 白蛇団への応援コメント
拝読致しました。
火振神事……自分が知っている火振といえばダバダ火振という焼酎くらいしか(^_^;)
でも映像を見ると綺麗な炎ですね。
しかし白縫さん、またえらく肝が据わっている。
取引き希望相手の若手ベンチャー社長に
「こそこそ策を巡らしておらんで、社長自ら出張ってこいやあっ」
とか言われたら、自分ならあたふたしてしまいますΣ(゚Д゚|||)
なかなか
「だったら転職してこちらで働きますので、手続きお願いします」
とか出てこない(^_^;)
時葉さんに負けてないっ!
作者からの返信
そうでしょう。
本当に綺麗な炎です。
映像によっては、ちょっと大蛇にも見えませんか? (笑)
若手ベンチャー社長の例え、面白いですね。
物語を書いている側としては考えてもみなかったんで、笑ってしまいました。
そして白縫姫ですが、確かに肝が据わってるし、時葉に負けてません。
さあ今から先、この2人の関係をどう描こうかな……
第47話 火振りの儀への応援コメント
拝読致しました。
己を頼むことの強い為朝さん、恐れ知らずすぎて、なんかいつか毒でも盛られてしまわないかとハラハラします(^^;)
重季さんのサポート力が期待されますね。
二十丈というと、60mくらいなんですね。
火炎放射器つきの白い船かなぁ、とか思っていましたが、違いそう(;''∀'')
そして響く細く高い、澄んだ一声。
生贄役の時葉さんが反応して、ドラゴンスレイならぬキャットファイトが展開されなければ良いのですが(^▽^;)
作者からの返信
本当に、八郎は文字通り「怖いもの知らず」なので、重季は常に心配が絶えません。
「弓張月」では豊後でさっさと死んでしまう重季なんですが、本作ではこの先もずっと八郎に付き従う予定なので、作中の登場人物ながら、筆者の私からも「お疲れ様」と言ってあげたい (笑)
実は本エピソードあたりは設定にとても悩んだところで、伝説通りの荒唐無稽な大蛇退治では物語のこれまでの流れに合わないし、でも大蛇退治を避けて通る訳にはいかないし……
ということで、このエピソードと次話のような展開になりました。
八郎に深く深~く(!)関わる或る人物がついに登場します。
本作の「火振りの儀」は、その人物の生家である九州のとある神社に今も伝わる神事を私なりにアレンジしたものです。
時葉の反応って…… ドキッ! いいところを突きますねえ。
次話でも少し、それからこの後もある意味で「ファイト」が続くかもです (^^;)
編集済
第45話 戟と弩への応援コメント
拝読致しました。
為朝さんが戦闘ではなく戦そのものを楽しみ始めているような(^_^;)
重季さんとの無言の連携が頼もしすぎました。
そして弩。
確かに、海戦が多い鎮西では船に乗せれば物凄い戦力になりそうですね。
中国渡来イコール新兵器という流れが時代に合っていて良いですね!
ところで、「宗渡りの武器、方天戟」のところ、宗渡りとはなんだろうと思いましたが、宋ですか?
【追伸】
すみません、引っかかっていたのは「渡り」ではなくて「宗」の方でした。
宋渡り、だったら分かるのですが、宗渡りとあるので、ググってもいまいち分からなかったので、聞いてしまいました。すみません(^_^;)
作者からの返信
「宗渡り」って分かりにくいですかね。
小説やドラマで耳に馴染みのある言葉なんで疑問もなく使いましたが、自分でそう思い込んでただけなのかも。
「わたり」って平仮名で書いた方がいいのかな。それとも何か別の表現を考えた方がいいのかな。
検討してみます。
あ、そうか! たけざぶろう様のコメントにあるように「渡来」ってすればいいのか (笑)
早速修正しましょうかね。
方天戟は三国志に登場する呂布の「方天画戟」が有名ですが、あの時代には戟は存在するものの、側面に刃を備えた「方天戟」「方天画戟」は宋の時代になってから現れたようです。
ですから「三国志演義」の呂布の描写は、少なくとも「方天画戟」に関しては後世のフィクションのようですね。
八郎が戦闘ではなく戦そのものを楽しみ始めている…… う~ん、どうでしょう。
私も最近、頭の中が八郎になり切っているので、自分ではよくわかりません (^^;)
これから物語が進んで行くうちに少しずつ明らかになると思います。
追伸の返信)ああ、わかりました。明らかな誤字ですね。ご指摘ありがとうございます。訂正します 😄
第49話 白蛇団への応援コメント
おぉー、ついに時葉にライバル登場ですね!
これはどうなっていくのかも楽しみですね♪
そういえば自主企画、ご参加いただきありがとうございます。
個人的に為朝伝こそ次の『SHOGUN』です(実写化希望!
作者からの返信
はい。ついに「弓張月」では為朝にとって運命の女性、白縫姫の登場です。
史実でも為朝は阿蘇(阿曾という字もあり)忠国の娘を妻にしているので、やっぱり白縫姫を出さない訳にはいきませんよね~
でも、登場の仕方も性格も、これからの活躍も「弓張月」とは全然違うものになる予定ですけど (^^;)
時葉はね~、なにしろモチーフが「あの人」ですから、最終的に八郎と結ばれるかというと……
そうすると、後々の息子の活躍もどうなるんだって事になってしまうし。
その辺のところは終盤の大事件と、もうひとつクライマックスで収拾をつけて、皆さんが納得できる大団円にもっていくつもりです。
川中島ケイ様が主宰された自主企画ですが、タイトルが面白そうだったのと、「異世界転生?打ち首に決まっとろうがッ!」っていう1文に思わず吹き出して、参加させてもらいました。
歴史・伝奇ってマイナーなジャンルなんで、何かをきっかけに盛り上がるといいですよね。
「個人的に為朝伝こそ次の『SHOGUN』です(実写化希望!」とか、過分なお褒めの言葉ありがとうございます。
感謝感激雨あられです 😂
第3話 懸想への応援コメント
ああ、いいこと教えてもらいました。そうか、擬音と格、うん、自分のは少し抑えてみようかと考えました。僕は書くときに気持ちのムラやブレが多いんでしょう。ありがとうございます。
作者からの返信
どういたしまして。
でも文章は結局のところ個人の好みによるものですから、擬音語や擬態語に関する意見も、あくまで私も含む「その人の」感じ方です。
あまりお気になさらずに、書いている自分にとってのベストを目指されたら良いと思います