応援コメント

第45話 戟と弩」への応援コメント

  • ははは、そんな事ではないかと思っておりました。 周りに理解者が多いですね。八郎君、素直だから読みやすいのか

    作者からの返信

    戦術以外はストレートな性格だから、そうかもですね。
    ちなみに作者も、駆け引きは面倒くさいので、極力ストレートに生きております。
    でもそうすると、駆け引き大好きな人からは逆に「内心では何を考えてるのか」「心が読めない」とか疑われたり警戒されたり (^^;)

  • 確か人間の首って5キロくらいあるんじゃなかったでしたっけ?
    いくら武者といえど荷物にはなるんでしょうね。

    作者からの返信

    そうです。とても重いらしいです。
    あんなものを腰にぶら下げて戦っていたら明らかに戦闘力が下がります。
    そこで分捕切捨です。
    実際には南北朝期の高師直が発案したらしいんですが、本作では八郎がそれに先駆けて、という事にしちゃいました。
    純粋な歴史小説ではなくて、あくまで「伝奇小説」ですから (^_^)


  • 編集済

    拝読致しました。
    為朝さんが戦闘ではなく戦そのものを楽しみ始めているような(^_^;)
    重季さんとの無言の連携が頼もしすぎました。
    そして弩。
    確かに、海戦が多い鎮西では船に乗せれば物凄い戦力になりそうですね。
    中国渡来イコール新兵器という流れが時代に合っていて良いですね!
    ところで、「宗渡りの武器、方天戟」のところ、宗渡りとはなんだろうと思いましたが、宋ですか?
    【追伸】
    すみません、引っかかっていたのは「渡り」ではなくて「宗」の方でした。
    宋渡り、だったら分かるのですが、宗渡りとあるので、ググってもいまいち分からなかったので、聞いてしまいました。すみません(^_^;)

    作者からの返信

    「宗渡り」って分かりにくいですかね。
    小説やドラマで耳に馴染みのある言葉なんで疑問もなく使いましたが、自分でそう思い込んでただけなのかも。
    「わたり」って平仮名で書いた方がいいのかな。それとも何か別の表現を考えた方がいいのかな。
    検討してみます。
    あ、そうか! たけざぶろう様のコメントにあるように「渡来」ってすればいいのか (笑)
    早速修正しましょうかね。
    方天戟は三国志に登場する呂布の「方天画戟」が有名ですが、あの時代には戟は存在するものの、側面に刃を備えた「方天戟」「方天画戟」は宋の時代になってから現れたようです。
    ですから「三国志演義」の呂布の描写は、少なくとも「方天画戟」に関しては後世のフィクションのようですね。
    八郎が戦闘ではなく戦そのものを楽しみ始めている…… う~ん、どうでしょう。
    私も最近、頭の中が八郎になり切っているので、自分ではよくわかりません (^^;)
    これから物語が進んで行くうちに少しずつ明らかになると思います。

    追伸の返信)ああ、わかりました。明らかな誤字ですね。ご指摘ありがとうございます。訂正します 😄

    編集済
  • きたー方天戟!!かなり初期から為朝には方天戟か青龍偃月刀だと思っていました!これで鬼に金棒ですね♪

    作者からの返信

    実は私もそう考えてました (笑)
    で、青龍偃月刀は薙刀に似てるし、薙刀といえば弁慶だし、為朝は一部で「ジャパニーズ呂布」とも言われてるし…… ということで方天戟登場です!
    名馬は手に入れるし(これもなんと「赤兎馬」のモデルになったと言われてるアハルテケ種)、方天戟とくるし、な~んか呂布に引っ張られ過ぎかなあ、なんて我ながら思ったり (^^;)
    でも、あんな悲惨な死に方は決してさせませんけど (キッパリ!)

  • こんばんは。

    分捕切捨のシステム、良いですね。皆に手柄を証言してもらえれば安心です。
    戟と弩。これがどのように活躍するか、楽しみです。

    作者からの返信

    このころの日本ではまだ一騎打ちが戦いの主流だったようです。
    武士が現れてからまだあまり時が経っておらず、戦い方が確立されていなかったんでしょうね。
    そこで本作では宋渡りの武器を手に入れるのをきっかけに、それらの活用法を考え、必然的に集団戦に…… という流れにしてみました。
    さあ、八郎とその軍団が大宰府を撃破し、九州を席巻します。
    お楽しみに 😄

  •  わーい。方天戟だぁ。

     まるで呂布みたいですねぇ。それに弩ですか。戦争のやり方が変わっちゃいますよねぇ。

    作者からの返信

    為朝は「ジャパニーズ呂布」とも呼ばれている人ですから、方天戟は似合いますよね。
    でも、伝説のスケールの大きさでは呂布よりも為朝の方が遥かに上かも。

    おっしゃるとおり戦のやり方が変わります。
    当時の日本では主流だったばらばらの戦いではなくて、合理的な集団戦。
    その中で八郎がどう人間離れした武勇を発揮するか、お楽しみに (^^♪

  • 確かに、人数差があるのに首を持ち歩いていたら、勝てる戦いも勝てなくなりそうです。
    敵を倒しても、首の重さでハンデマッチ状態になっちゃいます。

    作者からの返信

    おっしゃる通りです!
    史実では分捕切捨の法を最初に導入したのは南北朝時代の高師直だそうで、なにかと悪名高い方ですが、やはり戦の才能はあったのでしょうね。
    そういえば「戦」を「戦争」にしてしまったと言われる義経も、その戦術に関しては賛否両論です。
    「勝利」を唯一の目的として、当時としては「卑怯」と考えられる戦い方をしたっていう批判ですね。
    日本では最古の軍略書といわれる「闘戦経」について調べてみると、当時の日本の武士の戦いに対する考え方、姿勢がわかります。
    孫子や六韜三略とはだいぶ違うんです。
    あれら中国の兵法書は合理的過ぎて、戦いの精神面が分かってない、なんて趣旨のことが書いてあったりする。
    でも、時代が下るにつれて日本の戦いもどんどん合理的になって、孫子や六韜三略がもてはやされるようになるんですけど……

    編集済
  • 弩、弩じゃないか! 大陸では戦場の主役の弩!
    大和朝廷時代などは使われていたのでしょうねー
    弩の利点として、長い訓練が不要で力の弱いものでも一定の威力が出せる。欠点としては制作に木工、工業力が必要になるという所でしたっけ。
    作中でも語られていましたけど、強力な中央集権制が健在で、多数の一般兵を運用できる政府があるうちは使っていたが、武士の成立によって戦いが専門職化していく過程で一般兵と共に消えたとという感じですっけ。

    ゲリラ的集団戦法及び、土塁を組んでの防衛戦に使うようですし、取り回しのしやすさは弩の方が上ですね!

    そういえば、この時代の戦いって野戦ばかりで籠城戦ってあまり印象ないなと思うなど……

    戦国時代はよく城攻めの話を聞きますが、この時代は築城技術も発達してなおらず、野戦に出た方がよかったのかなー。食料保存技術もいまいちでしょうし、食料、補給も、家単位で自弁な時代なら、籠城は基本的に悪手だったのかもしれませんね。(最悪城の中で食糧の奪い合いが起こりかねない)

    続き楽しみにしております!


    作者からの返信

    そう、弩です!
    日本ではいろんな理由から使われなくなりましたが、ある意味、他国では戦場の主役。
    これを本作では活躍させてやろうと思います。

    籠城戦ですが、おっしゃる通りこの時代は堅固な城塞が存在しないせいか、籠城戦って聞きませんよね。
    せいぜい館か寺に立て籠もって戦うぐらい。
    八郎たちの戦いも全くの籠城戦って訳じゃなくて、本拠地の砦の利点を用いるところは用いても、最終的な決着は派手な野戦的なものになると思います。
    もちろん短期決戦です!
    だって為朝に我慢の籠城戦って似合いませんものね (^^;)

  • いやぁ~王昇は凄いですね。
    戦いの先を考え武器の選択をするなんて…

    確かに…生首ぶら下げてたら重いですよね

    作者からの返信

    まあ、大商人ですから。
    お金のことだけじゃなくて、いろんな分野に洞察力があるということで。
    それに、日本だけじゃなくて大陸の事情や戦術などにも通じているのでは。

    首は…… 確かに重いでしょうね。
    従者のいる武者はいいけど、そうでない武士も多かったでしょうから、そんなものを人によっては2個も3個も腰にぶら下げて戦うなんて、戦闘力も落ちるに違いない!

    編集済
  • 槍はこの時代、一般的なものではなかったんですね

    作者からの返信

    そうなんです!
    槍が一般化するのは集団戦が一般的になった南北朝の時代以降です。
    槍といい、弩といい、それから盾も、他の国では一般的だった武器や防具が日本ではあまり使われていなかったり(少なくともある時代は)するんですね。
    そういえば、鎧も他国では金属が一般的だけど、日本では武士が現れてからはずっと革皮製。
    面白いですね。
    これを「ガラパゴス」って表現してたネットの記事もありましたが…… 
    国風文化の発達と同じく、周りを海で囲まれていて、他国との接触・交渉が少なかったのがやはり大きな理由ではないかと。