編集済
拝読致しました。
為朝さんが戦闘ではなく戦そのものを楽しみ始めているような(^_^;)
重季さんとの無言の連携が頼もしすぎました。
そして弩。
確かに、海戦が多い鎮西では船に乗せれば物凄い戦力になりそうですね。
中国渡来イコール新兵器という流れが時代に合っていて良いですね!
ところで、「宗渡りの武器、方天戟」のところ、宗渡りとはなんだろうと思いましたが、宋ですか?
【追伸】
すみません、引っかかっていたのは「渡り」ではなくて「宗」の方でした。
宋渡り、だったら分かるのですが、宗渡りとあるので、ググってもいまいち分からなかったので、聞いてしまいました。すみません(^_^;)
作者からの返信
「宗渡り」って分かりにくいですかね。
小説やドラマで耳に馴染みのある言葉なんで疑問もなく使いましたが、自分でそう思い込んでただけなのかも。
「わたり」って平仮名で書いた方がいいのかな。それとも何か別の表現を考えた方がいいのかな。
検討してみます。
あ、そうか! たけざぶろう様のコメントにあるように「渡来」ってすればいいのか (笑)
早速修正しましょうかね。
方天戟は三国志に登場する呂布の「方天画戟」が有名ですが、あの時代には戟は存在するものの、側面に刃を備えた「方天戟」「方天画戟」は宋の時代になってから現れたようです。
ですから「三国志演義」の呂布の描写は、少なくとも「方天画戟」に関しては後世のフィクションのようですね。
八郎が戦闘ではなく戦そのものを楽しみ始めている…… う~ん、どうでしょう。
私も最近、頭の中が八郎になり切っているので、自分ではよくわかりません (^^;)
これから物語が進んで行くうちに少しずつ明らかになると思います。
追伸の返信)ああ、わかりました。明らかな誤字ですね。ご指摘ありがとうございます。訂正します 😄
確かに、人数差があるのに首を持ち歩いていたら、勝てる戦いも勝てなくなりそうです。
敵を倒しても、首の重さでハンデマッチ状態になっちゃいます。
作者からの返信
おっしゃる通りです!
史実では分捕切捨の法を最初に導入したのは南北朝時代の高師直だそうで、なにかと悪名高い方ですが、やはり戦の才能はあったのでしょうね。
そういえば「戦」を「戦争」にしてしまったと言われる義経も、その戦術に関しては賛否両論です。
「勝利」を唯一の目的として、当時としては「卑怯」と考えられる戦い方をしたっていう批判ですね。
日本では最古の軍略書といわれる「闘戦経」について調べてみると、当時の日本の武士の戦いに対する考え方、姿勢がわかります。
孫子や六韜三略とはだいぶ違うんです。
あれら中国の兵法書は合理的過ぎて、戦いの精神面が分かってない、なんて趣旨のことが書いてあったりする。
でも、時代が下るにつれて日本の戦いもどんどん合理的になって、孫子や六韜三略がもてはやされるようになるんですけど……
弩、弩じゃないか! 大陸では戦場の主役の弩!
大和朝廷時代などは使われていたのでしょうねー
弩の利点として、長い訓練が不要で力の弱いものでも一定の威力が出せる。欠点としては制作に木工、工業力が必要になるという所でしたっけ。
作中でも語られていましたけど、強力な中央集権制が健在で、多数の一般兵を運用できる政府があるうちは使っていたが、武士の成立によって戦いが専門職化していく過程で一般兵と共に消えたとという感じですっけ。
ゲリラ的集団戦法及び、土塁を組んでの防衛戦に使うようですし、取り回しのしやすさは弩の方が上ですね!
そういえば、この時代の戦いって野戦ばかりで籠城戦ってあまり印象ないなと思うなど……
戦国時代はよく城攻めの話を聞きますが、この時代は築城技術も発達してなおらず、野戦に出た方がよかったのかなー。食料保存技術もいまいちでしょうし、食料、補給も、家単位で自弁な時代なら、籠城は基本的に悪手だったのかもしれませんね。(最悪城の中で食糧の奪い合いが起こりかねない)
続き楽しみにしております!
作者からの返信
そう、弩です!
日本ではいろんな理由から使われなくなりましたが、ある意味、他国では戦場の主役。
これを本作では活躍させてやろうと思います。
籠城戦ですが、おっしゃる通りこの時代は堅固な城塞が存在しないせいか、籠城戦って聞きませんよね。
せいぜい館か寺に立て籠もって戦うぐらい。
八郎たちの戦いも全くの籠城戦って訳じゃなくて、本拠地の砦の利点を用いるところは用いても、最終的な決着は派手な野戦的なものになると思います。
もちろん短期決戦です!
だって為朝に我慢の籠城戦って似合いませんものね (^^;)
ははは、そんな事ではないかと思っておりました。 周りに理解者が多いですね。八郎君、素直だから読みやすいのか
作者からの返信
戦術以外はストレートな性格だから、そうかもですね。
ちなみに作者も、駆け引きは面倒くさいので、極力ストレートに生きております。
でもそうすると、駆け引き大好きな人からは逆に「内心では何を考えてるのか」「心が読めない」とか疑われたり警戒されたり (^^;)