更新お疲れ様です!
源平合戦などの戦国まで戦いに将同士の名乗りがつきものだというイメージは持ってましたが、「なぜそれが必要だったか?」という事を考えた事がありませんでした。
しかし今回の種平の口上で「自身の陣営の正統性の主張と、それによっておこる両軍への士気操作」だったのかなと思いました。
作者からの返信
仰る通り、合戦に先立つ名乗り・口上の場合は、自分のこれまでの武功を誇るだけじゃなくて、自軍の大義を明らかにして、味方の士気を高揚させるという目的がありますよね。
日本だけではなくて中国でも、史記では項羽と劉邦が谷を挟んで互いに自らの正当性を述べる場面が、三国志演義では孔明が最初の北伐の際に、戦を始めるに当たって魏の論客と言い争う場面があります。
確かそれで高齢の論客が孔明に言い負けて卒倒し、そのまま死んじゃうんじゃなかったかな (笑)
一対一の戦いの場合は、お互いに名乗り合うことによって、自分が戦うに値する敵かどうか確認することと、戦の後の恩賞の関係でしょうね。
でも、本作では松浦党も八郎も、そんな作法はまるっきり無視してますけど (^^;)
拝読致しました。
義親砲、ど派手でいいですね!(^^)
なんか義親さんのお茶目さというかノリの良さがにじみ出てくるようです。
口上の途中に駄目出しするし、松浦党は自由すぎて奔放すぎて、朝廷軍もさぞやりずらい事でしょう(^^;)
九尾といい、神様といい、そうかと思うと中国の最新兵器といい、様々な魅力が詰め合わせになっていて、面白いですね(^▽^)
作者からの返信
ありがとうございます。
なんだか義親爺は、書いているうちにどんどんお茶目な性格になっていくようで、この先どうなってしまうやら (^^;)
この辺は中盤の山場なので、前々からの九尾に加えて、神様やら、敵の口上にダメ出しやら、中国由来の最新兵器とか、今まで書きたくて抑えていたものの一部が噴出してきた感じです (笑)
でも大宰府との決戦はまだ始まったばかり。
これからどんな兵器、戦術が登場するか、お楽しみに。
次話は現在推敲中で、最近の恒例通り日曜日には投稿予定です 😄
いつも楽しく拝読させていただいています。
51話まで読ませていただきましたが、初めて御作を拝読した時の衝撃は未だに忘れられません。
「え、この方プロじゃないの?」
あまりに文章がお上手で、本気でそう思いました。
特に舞のシーンや、海戦のシーンは圧巻でした!
もちろんストーリーも面白いです!
読むのが遅いのでゆっくりにはなりますが、これからもお邪魔させていただきます!
作者からの返信
ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉に恐縮の至りです。
プロだなんてとんでもない。
アマチュア、それも本格的に書くのはまだ2作目の新人です。
文章や描写には我ながら凝り性なので、投稿はせいぜい毎週末に1回のゆっくりになりますが、これからも愛読頂ければ幸いです。
物語も中盤の山場で、これから合戦に次ぐ合戦。
決してエタらないよう、ラストの大団円に向けて頑張ります 😄
戦う前の景気づけがなくて、戦意喪失……ですか。
戦いに略奪はつきものですが、
いつの時代も名もなき民は大変ですね。
義親砲……すごい威力とネーミングにビックリしました。
まともに当たったらすごくやばそうですが、為朝の弓とどっちがすごいのかな。
どっちにも射抜かれたくはないですが。
作者からの返信
まあ、戦意喪失とまではいきませんが、略奪もできず、戦いの大義名分もなく、数だけは集まったものの、士気は低いでしょうね。
なにしろ「義将」として有名な、あの上杉謙信でさえ、関東出陣の際の兵の略奪行為は黙認していたそうですから。
でも、その士気の低さが八郎と義親たちの狙いです。
義親砲はねえ…… 最初は「義親弩」にしようかと思ったんですが、なんとなく語呂が悪い気がして (^^;)
なぜ「砲」にしたかは今日の近況ノートに書いた通りです。
これが装填にとんでもなく時間がかかるので、ぜんぜん実用的じゃなくて、派手好きな義親爺の道楽の産物です (笑)
その辺のところに関しては、次話の冒頭で義親爺と重季の間にお茶目なやりとりが…… 😄
義親砲!すごい威力ですね٩( ''ω'' )و
作者からの返信
連射はききませんけどね。
義親爺様の道楽の産物です (^^;)
でも、この戦いの最終局面でもう一度……
ネタバレでした。
悪い癖です (笑)