拝読致しました。
スゴイな、為朝の若君(^_^;)
なんてしっかりした若様なのだ。
ヘラクレスなんかは生まれたてで蛇の頭を潰しちゃうほど大人びていたそうですが、やはり生まれ的に成熟度が違うのか。
重季さんとの掛け合いチュートリアルも、分かりやすくてよかったです。
作者からの返信
はい。しっかりしていて、大人びています。
なにしろ八郎は即ち為朝だし、主人公ですから。
まだ数えで13歳、満なら12歳ですけどね (笑)
でも、史実でも為朝は13歳から16歳の間に九州全土を束ねてるんです。
小学校6年生から、せいぜい高校1年生にかけての期間ですよ。
凄いというか呆れるというか。
そういう人なら、このくらいの考え方、行動はしてもらわないと。
重季との掛け合いは、確かに今後の展開のためのチュートリアル的な意味合いもあるかな。
あはは、作者の意図がバレましたね (^^;)
編集済
私はこの時代の武士の美と潔さが大好きです!
青臭いかもしれませんが、現代でも、こういった姿勢が尊ばれればいいのになって考えてしまいます。
そして、重季と八郎のやりとりも尊くてもう……。
過去のエピソードを思い出すと胸が温かくなりました! 二人が、ずっと一緒にいられればいいのになと願ってしまいます。
作者からの返信
ありがとうございます。
私もこの時代の方が後の時代の武士よりも好きですね。
鎧とかも絵柄的に綺麗だし、生き方にも美学が感じられるような気がして。
戦国時代とかになると、勝つためには、生き延びるためには何でもアリですから。
まあ、イメージだけかもしれませんけど。
例えば為朝の兄の義朝さんは平治の乱で負けて逃亡中、郎党の舅の家でお風呂に入ってる時に騙し討ちにあってという惨めな最後を遂げてますし……
重季についてですが、「弓張月」では鎮西に渡ってすぐ、豊後で雷に打たれて死んでるんです。
史実では名前は「家季」で、為朝二十八騎の筆頭として保元の乱で活躍しています。
で、そのどちらにおいても、為朝の乳母子で同年配!
年長の傅役として登場させたのは全く私の創作なんです (^^;)
ですから、どのように描こうとも作者の自由 (笑)
一時期は少し影が薄かったのが、ここのところ活躍が増えてホッとしてます。
これからも八郎には欠かせない存在として、ますます頑張ってもらう予定です。
ただひとつ心配なのは、もう三十代中盤なんですが独身な事かなあ。
八郎のあれこれで忙しくて婚期を逃しちゃったんですよね。
どこかの時点で、いい嫁を見つけてあげなくては。
そうすると、今のところ候補になるのはあの女性かな~😄
立場は主従ですが、まるで親子のような八郎と重季のやり取りに感動しました😭
作者からの返信
なんと言っても親が両方ともアレですから、重季は八郎にとって父親みたいなものです。
ひょっとすると、普通の親よりもずっと八郎のことを愛し、援けてくれているかも。
かけがえのない元傅役であり、現在は近習、そして軍師です。
ただねえ、もう30代なかばなのに、まだ独身なんですよ。
早く良いお嫁さんを見つけてあげなければ (^^;)