はじめまして。
コメント失礼致します。
雅やかな雰囲気が大変素敵なお話で、言い回しと表現に惹き込まれました。
為義様の行動力が素晴らしいですね。
美しい彼女に魅せられて、と思えばラストは修羅場で……!
引き続き拝読させて頂きます。
作者からの返信
いらっしゃいませ (^_^)
第1話は時代感を出すため、特に古文調にしたところもありますね。
この時点では、本当の主人公である八郎為朝はまだ生まれてないんです。
だから、WEB小説では禁断(!)とされている導入部ですね (笑)
冒頭部分の数話では為義は狂言回し、白拍子の玉藻が仮の主役といったところかな。
そして主人公の八郎が生まれ、話は段々と劇的な方向へ……
ゆっくりと楽しんで頂けたら幸いです😊
美人さんに会いに馬でおでかけする行動力がすごい。
舞いに抜刀、文章なのに、映像や音として伝わってきました。
長らく読んでいなかった文体なので、スイッチ入るまで時間がかかりました。
もの凄い語彙力なので国語と思いきや、英語の先生なのですね。
作者からの返信
頭の中にまず映像や音があって、それを文章にしているので、そう感じられたのかもしれませんね。
それと、そう、私、英語が専門で、アメリカにも10年ばかり住んでいたので、今はある学校で英語を教えることを職業にしてるんです。
応援コメントに対する返信を御覧になったのですね。
まあ、でも、英語も国語も、言葉に関する教科ということでは一緒ですし、英文学部出身の作家さんも多いですよね。
「ぽーん」鼓の音の表現として、これ以上ない表現ですね。
頭の中で、完全に鼓の音が響きました。何気ない描写なのに、あぁ上手いなぁと。
今様を謡い舞うシーンも躍動感があって、一挙手一投足が目に浮かびました。天晴れです。
驕れる人も久しからず、盛者必衰の理であるとはいえど。
平家は上り調子で、源氏にはまだまだ苦しいこの時代。
先が楽しみです。
ちなみにまだ1話までしか読めていないので、あらすじやキャッチの情報を読んだだけの感想ですが。
狐とは『来つ寝』。
まさに、白拍子や遊女といった浮かれ女の暗喩だったともいいますね。
ナイスな設定だと思います。
ゆっくり読ませていただきますね。
作者からの返信
ありがとうございます。
擬音語や擬態語を使いすぎると文章の品が落ちるっていう意見がありまして、私はそれに賛成なんですが、ここはどうしても「『ぽーん』と一つ、鼓の音が」でないと、その音感が表現できない気がして、そうした次第です。
鼓の音にしろ、舞のシーンにしろ、褒めて頂いて恐縮しきりです。
「来つ寝」に関しては日本霊異記に「狐」の語源だという話がありますね。異論もあるようですが。
白拍子や遊女は確かに「来つ寝」、それに男を手玉に取るから「狐」って印象にぴったり。
まあ、白拍子や遊女の暗喩から「九尾の狐」に結び付けた訳でもありませんけど、頭の隅に狐顔の美女が男を翻弄するイメージはありました。
どうも私、長身で狐顔の美しい悪女に対する憧れを潜在的に持ってるみたいです (^^;)
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです。
拙作に応援いただきありがとうございます。
拝見したところ、好みの作風でしたので読ませていただきました。
異形の白拍子を軸に興味深い展開を見せる第一話ですね。
特に六尺という破格の長身で、赤みがかった髪と翡翠色の瞳を持つ異形の白拍子の描写が鮮やかです。胡人の血を引くという設定も相まって、神秘的な魅力が伝わってきました。
舞の描写も秀逸で、特に最後の「神々に仇なす鬼女か、それとも浄土にまします仏に向けて、衆生のために救いを願う堕ちた天女か」という表現。好きです!
歴史小説としての考証も丁寧で、かつ妖しくも美しい和の要素が際立っていて、続きが非常に楽しみな作品だと感じました。
作者からの返信
丁寧な応援コメント、ありがとうございます。
この第1話から第6話あたりまでは、我ながら何かが自分に降りて来たんじゃないかと思うぐらい一気に書き上げた所で(後で随分と推敲や細部の修正はしましたけど)、でも、玉藻の舞の描写には結構苦労しましたね。
それを褒めて頂いて嬉しい限りです。
どうかごゆっくりお楽しみください。
編集済
江口の白拍子、女優の菜々緒さんかな???
為義、豪放磊落!! 良いキャラクター。
しかし、こりゃ、源家が平家に遅れをとるのも、無理からぬでしょうか?
脳ミソ・超・筋肉派ですな!ww
はじめまして!
お作、読ませていただきました。
面白いです!
他にも読みかけの作品があり、やや遅めになりますが、続けて読ませていただきます。
作者からの返信
あはは、菜々緒さんですか😄
少しイメージありますね。背は高いし悪女っぽいし。
でも、玉藻はこの時点では、もっと若いですけどね(菜々緒さん、失礼<m(__)m>)
源氏は頼朝を除いて脳筋の印象は確かにありますよね。
その中でも為朝は特に……
でも、本作の八郎為朝は、あーなって、こーなって、だいぶ違う感じに育つと思いますよ。
ごゆっくり楽しんで頂ければ幸いです (^_^)
こんばんは!
この度は応援を頂き、心より感謝いたします。
為義さん、男気がありそうで良いですね。
みゃーの、男前センサーがビンビン反応しております。
みゃー、そんな所をつい見て感想を書いてしまうので、いや、そんな物語じゃ無いと、不快に思われたら申し訳ありません。
そして、謎の白拍子様と何もかも超えて是非恋に発展して頂きたいと、みゃー、心弾んでおります
( ꈍᴗꈍ)
そして、いにしえを感じるたおやかな文なのに、本当にスラスラ読めて感動いたしました。
本当に素敵です!
作者からの返信
あらあら、今ちょうど、また御作を読ませて頂いて帰って来たところです。
偶然ですねぇ 😄
為義は、男気があるのかなあ?
ここから微妙に変化していくかも。
多分その男気センサーは、この後に生まれてくる主人公の八郎や、その他の人物にもっと反応するかもです。
謎の白拍子はねえ、あらすじやキャッチに書いた通り「アレ」ですから、普通の恋にはなりません(キッパリ!)(^^;)
これからの展開に乞う御期待です。
あ、それから、文体を褒めて頂いて、ありがとうございます。
感謝感激です。
すごい文体ですね。圧倒されてしまいます。ライトノベルの枠を超えていますね。
作者からの返信
ありがとうございます、って言うべきなのかな?
まあ、ライトノベル云々は意識しておりませんので。
特に第1話は時代感を出すために、ちょっと古文調にしたところもありますね (^_^)
コメント失礼します。
この時代は美形の噂を聞けば、妻にも妾にも出来る。
この荒々しさ、人さらいの勢いですね。
立ち振る舞いも、踊りもそつなく熟す才色兼備の「白拍子」がなびくのでしょうか。
人なら妻に、鬼の女なら迷わず切る。
どちらも男の手柄というわけですね。
「タイプじゃないし、おじさんだし ちょ~うけるんだけど!」
今なら、こう言われるかも知れません。面白かったです。
作者からの返信
白拍子は謡や舞などの芸事を披露するだけではなくて、遊女としての側面もありますから。
著名な例だけでも、祇園女御、祇王、仏御前、静御前、亀菊など、皇族や公卿、有力な武士などの側女になった人は多いです。
記録に残っていないケースも入れれば、相当な数になるでしょうね。
ただ、本作の玉藻の場合、正体は「アレ」ですから、為義の愛妾になったとしても、本当の目的はその先にある訳で…… そのあたりは段々と明らかになります。
お楽しみに! というところですね (^_^)
序の巻から物語の世界観に一気に引き込まれました。異形の白拍子の描写が美しくも妖しく、まさに一度見たら忘れられない存在だと実感するように、舞の一つ一つが映像のように浮かび上がり、鼓と笛の音に合わせた幻想的な舞が目に浮かびます。為義の情熱や源氏の再興を夢見る心情も、時代背景と相まって深く感じられますね。これからの展開に胸が高鳴りましたので、作品をフォローしました。
作者からの返信
ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉に、ちょっと舞い上がりそうです (^^♪
第1話から第6話あたりにかけては、私の中に何かが降りて来たかのように一気に書き上げた箇所で(後で随分と推敲、修正、加筆などはしましたが)、私、ひょっとすると憑依型の作者かもしれません。
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです。
読み出しからして、全然ちがう! 作風が!
でも、これこそ! とも感じました。
歴史もの、といえばいいのでしょうか。こういった作品は何作か読みましたが、一番驚かされたのは、その読みやすさです!
ある意味、一番のネックになりやすい、言葉遣いや、描写が、絶妙なチューニングでもって書かれてました。
これは、面白そうです。
それに、参考にもさせてほしい。
読み進めるのが楽しみです。
最後に、私の作品への、星3。ありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします。
作者からの返信
ありがとうございます。
「フィーネ」とは作風が全然違うとはよく言われます。
どっちが本当の自分なのかは作者にもわかりません。.
たぶん両方とも自分なんでしょうね。
現在はこちらの作品に没頭中なので、頭の中はそれで一杯になってますけど。
不器用なので、2つの作品を一緒に書き進めることができないんです。
しかも、これだけトーンが違うとやっぱりねえ (笑)
星のことはお気になさらずに。
面白いと思ったので、こちらが勝手に ★★★ をつけただけですから (^_^)
最高の第1話でした!続きも読ませていただきますm(_ _)m
作者からの返信
ありがとうございます。
ごゆっくりお楽しみ頂ければ幸いです (^_^)
イベントに参加させて頂きました!
平安鎌倉時代は大好きでして、盛者必衰の理にロマンを感じます!時代背景は勿論のこと、律令下や文化服装など詳しく、大変勉強になります。私も平安ものを書いておりますので、今後ともお互い頑張りましょ✨️
作者からの返信
ありがとうございます。
私は実は歴史・伝奇ものを本格的に書くのは初めてなんです。
でも以前の作品にちょっとそんな要素がありまして、「書いたら?」って勧めてくれる方が複数おられたので大胆にもトライしてみました。
そうしたら意外にも「実写化希望」って言って下さる読者さんが多くって、ああいう企画を立ててみた次第です。
戦国ものは供給過多なので平安ものに挑んでみましたが、あの時代って華やかで優雅で、武士にもまだ「雅」とか「潔さ」とかの美学が強く感じられて惹かれます。
今後ともこの物語を楽しんで頂ければ幸いです (^_^)
この文章……真似したいっ!
時間をかけて、さらに楽しんで読むことが出来そうです……!
作者からの返信
ありがとうございます。
でも、真似はどうでしょう。
読者を選ぶかも (^^;)
素晴らしき物の例えを見ました。
ここまで豊富で巧みな比喩を見た事はありません。
少し古文調のところもあり、まさに「ありがたき文」を読ませていただきました。
また、このように歴史にお詳しくていらっしゃって歴史が苦手な身としてはいやはや感嘆の息が漏れ出てしまいました。
作者からの返信
過分なお褒めの言葉、恐縮です。
「ありがたき文」なんて、とんでもない。
最近の近況ノートにも書きましたが、あらためて読むと不満なところだらけで、推敲に大忙しです (^^;)
「歴史に詳しい」っていうのもどうでしょう。
時代背景や細部など、調べなくちゃいけないことが多くって多くって。
でも、とにかく知識がなくても楽しんで読んで頂けるように、とは思って書いてます。
それとなく用語や人物、事件の背景などを最低限説明したり、前後の文脈から推測できるように書いたりですね。
単に物語として楽しんで頂ければ幸いです。
率直に「すげぇ」としか言葉が出てきませんでした。歴史を知っていなければ執筆できないわけですし、世界史選択の僕には到底できない所業です。あと、文章がとてもきれいで読みやすいです。
作者からの返信
ありがとうございます。
歴史については自分では特別に詳しいつもりはないんですが(専門は英語ですし)、以前から「書いてみたら」って勧めてくれる方々がおられたので、今回大胆にもチャレンジしてみました。
文章が読みやすいと言ってくださって嬉しいです。
第1話は時代感を出すためにちょっと意図的に古文調にしてみた部分があるので、第2話以降はもっと読みやすくなると思います。
ところで、世界史選択なのにペンネームは「落ちこぼれ侍」さんなんですね。
面白いです 😄
自主企画から参りました。
和の古典的な文脈がなんだか新鮮で、読んでいて心地よい気さえします。
作者からの返信
ありがとうございます。
第1話は時代感を出すために、特に為義さんのモノローグなどは古文調にしたところがあるかな。
ごゆっくり楽しんで頂ければ幸いです (^_^)
企画から読みに来ました。カクヨムの中でこんなに古典の様な趣のある文章に出会い、本当に驚きました!
続き読ませて頂きます、執筆頑張って下さい!
作者からの返信
いらっしゃいませ (^_^)
第1話は、時代感を出すために特に古文調にしたところが多少ありますかね。
ゆっくりと楽しんで頂けたら幸いです。
はじめまして。
フォロワーさんのレビューより飛んできました。
狐の母親と言えば、安倍晴明の母親の葛の葉狐なんかが浮かびますが、玉藻の前の方が有名ですし、なるほどなあと興味深い一話でした。
あまり日本史に詳しくないので登場人物達がさっぱりなのですが、なんの前情報もなく読めるのはいいのかもしれません笑
未だ登場していない主人公、どんな人物なのか楽しみです。
作者からの返信
為義は義朝の父で、頼朝や義経からすれば祖父にあたります。
だから、もうすぐ生まれる八郎為朝はその超有名な二人の叔父ですね。
でも、玉藻前が為朝の母親という設定からして、同時代ではあるものの、史実からはかけ離れてますし、歴史関係なしに、ひとつの物語として楽しんで頂ければ幸いです。
実は私、安倍清明も大好きで、題材にすることも考えたんですが、なぜかこっちに行っちゃいました。
あ、でも、清明さんの子孫の陰陽師がもうすぐ登場しますし、終盤ではその息子さんが活躍する予定です (^_^)
自主企画から来ました!夢色ガラスともうします。
今少し目を通してみようかな~という程度に見ていたんですが、美しい文面にびっくりしてしまいましたw!
登場人物の細かい動作や、細かい描写に一言一言の重みを感じました。
難しい、というだけじゃ表せない固く描かれたこの物語、本当に魅せられました!文庫本として出版されるべきですw!
素敵な自主企画、ありがとうございます。ぜひとも私の小説の方も見ていただけたらな、と思っていましたが、企画主様が素晴らしすぎて恥ずかしくなってきたので大丈夫ですw!
フォローさせていただくので、また機会があったら読ませていただきますね!
これからもがんばってください。
長文失礼いたします。
作者からの返信
ありがとうございます。
いわゆる「美文」っぽい文章って、でっち上げるのは意外と簡単なんですが、それが説得力を持つものかどうか、読者様の心の琴線に触れるものかどうか…… 難しいですね。
本作の場合はお気に入って頂けたようで幸いです。
とにかく、そちら様の作品も是非とも読みに伺わせて頂きたいと思います。
第1話、読ませて頂きました。
かの日ノ本最強武士の一角、弓の逸話はどれもこれもが人間超えてるレベル、平安時代のモビルスーツこと、源鎮西八郎為朝公。
今作ではあの玉藻の前が母となれば、成る程あの人外じみた逸話の数々も納得です。まさに盲点であり、アイディア力に脱帽しました。
この世界の為朝公がどんな冒険をして伝説を刻むか楽しみに読ませて頂きます。
作者からの返信
ありがとうございます。
本作では他にも、史実では為朝と接点のない同時代の重要人物が多く登場し、為朝に絡んでいきます。
そういう訳で、史実とも、かの「椿説弓張月」とも相当に異なる物語となっております。
楽しんで読んで頂けたら幸いです。
鎮西八郎といえば、「ほんまかいな」と
言いたくなるようなバケモノじみたエピソードを
多数持つ、一人だけリアル戦国(平安)無双してる
感じの人物ですが、意外とメインでじっくり
語ろうという人は多くない気もします。
つまりは楽しみということです。
また、こういう軍記ものの文体でしか
得られないエッセンスというものがありますよね。
作者からの返信
「ほんまかいな」(笑)
おっしゃる通り、「バケモノ」「リアル平安無双」なんですよね。
そこで「最強ヒーロー or ヒロイン」が大好きな私が主人公にと考えた訳です。
NHK 認定の「平安のガンダム」だそうですね 😄
「軍記ものの文体」っていうのは、特に第1話は世界観を醸しだす部分なので、意図的にそんな文を連ねてみました。
お久しぶりです。
今回は歴史ものですか!
雰囲気出ている文章で、いとをかしって感じがします♪
今様もいいですね!
……鎮西八郎為朝という男、まさに伝説中の人物ですが、それだけに描き甲斐があると思います。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
ありがとうございます。
歴史ものは前々から「書いたら」って勧められたり、自分でもその気が多少あったもので。
「いとおかし」的な時代背景を感じさせる雰囲気は、特に第1話は意図的に醸しだしてみました。
四谷軒様のおっしゃる通り、なにしろ「まさに伝説中の」武将なので、史実には記録も少なく、一矢で50000人を倒したとか、荒唐無稽の伝承ばかりが先走っているお方です。
それらを取捨選択しながら、どこまで自分の発想を交えて説得力あるように書き込めるかが勝負ですかね。
保元物語や椿説弓張月は参考にしつつも、全く違う物語にできればと思っています。
文章がとても凄いですね。古文的な、まさに歴史小説といった文章で、その上で読みやすくて情景が目に浮かぶようです。
白拍子もとても妖艶な感じが伝わってきて、引き込まれます。
作者からの返信
ありがとうございます。
実は私、英語が専門で、日本語の文章はなかば独学みたいなものなんですが、文章を褒めてくださる方が多くて、自分でもちょっと驚いているぐらいです。
まあ、翻訳は随分とやりましたから、それが影響を与えてるところがあるかな。
でも本作では、特に第1話は時代感を出すため、意図的に古文調にした部分もありますね。
ごゆっくり楽しんで頂けたら幸いです😊