応援コメント

第36話 祭りの後」への応援コメント


  • 編集済

    武士や軍人って、過酷な仕事ですね。物事を深掘りしない明るい性質の方が向いてる気がする。

    追記: まさに! 私が今書いている長編も、「明るい」軍人が、「深掘りするタイプ」の親友を自分の上司にするために説得した話でした。明るい方の男は本能的にEvelynさまがおっしゃったことをわかっていたという。

    作者からの返信

    それは「明るい」と言うべきか、それとも「単純」とか「あっけらかん」と言うべきか…… 武士や軍人がそんな人ばっかりになったら危険な気もします。

    あ、でも大抵の物語では為朝は典型的なそんな人、勇猛なだけの戦士として描かれてますよね。
    だからこそ、この物語ではちょっと違う面を持った人物として八郎や義親爺を描いてみました😊

  • さすが年の功といいますか、今まさに八郎が聞きたかった言葉を見事に心へ届け、そしてきっと正しい道へ導いたと思います。

    とても感慨深い話で、いつも勉強になります!!

    作者からの返信

    義親爺様は最初に登場させた時は豪快なばかりの人物で考えていたんです。
    ところが回を経るにつれて段々と違う面が出てきて、作者自身が驚いているぐらいです。
    年齢が年齢だし、当初は早めに御退場願うつもりが、今ではこの物語に欠かせない人物になってしまいました。

    それは実は主人公の八郎についても同様で、いろんな伝承では豪放一辺倒なはずの為朝が、理知的なところを身につけたり、本エピソードにあるように戦のことで悩んだり。

    物語を書くって不思議ですね。
    話が進むにつれて、登場人物が筆者も予定しなかった成長を遂げたり、いろんな面を見せてくれたりする。
    う~ん、面白い😊

    編集済
  • 何かを生み出すことをせぬ浮草よ。だからその恩を返すため、すなわち民を守るために戦う  これが一兵卒の心得ですね。

    作者からの返信

    え?
    一兵卒だけではなくて、将も含めた全ての武士の心得として書いたつもりですけど……

  • 義親殿、悪対馬守と呼ばれ恐れられていましたが
    戦だけでなく心の強さからでも「悪」と呼ばれていたのかもしれませんね。

    作者からの返信

    源義平の「悪源太」とか、時代は下がりますが楠木正成を代表とする「悪党」とかと一緒なんでしょうね。
    既成の枠にはまらない強者を「悪~」と呼ぶ。
    だから「悪対馬」の義親は破天荒で強かったのは間違いないんですが、心の強さはどうでしょう?
    なにしろ為朝と一緒で、あまり記録の残ってない人なので……
    ですから本作の義親像は9割がた創作です。
    八郎にこんなお爺さんいたら面白いな~、とか考えて登場頂いたんですが、最近はどんどん暴走してます (笑)
    でも、このキャラを気に入ってくださる方も多いみたいで、私も楽しんで書いてます (^^;)

    編集済
  • 義親グランパの、戦は嫌いだけど、一番自分が長じているのも戦。自戒をし、という話、胸にせまりますね。
    良いグランパ!

    作者からの返信

    なんだか自然と出てきた台詞です。
    私にも別に好きじゃないけど何故か他人より上手くできることがあって(それを仕事にしてますが)、その辺からも出てきた台詞かなあ。
    読者の皆さんが気に入ってくださる場面や台詞って、長々と考えて計画的に書いたものじゃなく、自然と出てきたものが多いみたいです。
    義親爺様なら、こんなこと言いそうだよなあ、みたいな流れです。

    編集済
  • 爺と猛き若い孫。二人が月下で盃を交わし戦いを好むは如何かを問う情景いいです。
    決して戦い、争い、人殺しが好きなわけではない。だが業によりてそれから離れられないというのが、源氏に生まれたものの定めなのだなぁと思いました。

    作者からの返信

    なるほど、「源氏」に生まれた者の定めですか!
    実は正直そこまで考えていた訳ではなく、八郎と義親の個人的な情景として書いたのですが、言われてみれば全くそうですね。
    このところ、読んで下さった方、特に 千八軒@瞑想中(´-ω-`) 様の感想には逆に教えられることが多くって、感謝しています。
    源氏の業かあ。
    もしも義経に本作の義親みたいな爺様、父親、傅役的な人がいたら、あんな悲惨な最後は迎えなかったかもですね。
    弁慶あたりがそのポジションに近いのかなあ。
    あれ? そうすると、その辺をテーマに、この作品の続編が書けるような気がしてきたぞ。
    でも、まずはこれを完結させねばですね (^^;)
    だって、まだやっと中盤ですから。

    編集済
  •  父親が反面教師とするべき相手で、祖父は同じ道を選んだ指針とするべき相手になる。そういうのは今の世の中でもある話ですね。良き祖父に出会えて良かったなあと心から思いました。
     破天荒なのは二人とも一緒ですが(笑)

    作者からの返信

    おっしゃる通りですね。
    半分は無意識のうちに、そんな関係を意識して描いたのかも。
    実は私、生まれた時にはもう父方母方の両方の祖父が亡くなってまして、それで爺様には自分の理想像を投影してる気もします。
    江口の翁もそうですものね (^_^)

  • 義親爺様……年の功だけあって、言葉に重みがありますねぇ。

    >酒に酔い、虹のような息を吐く

    吐いていたのは息でしたか。
    私はてっきり◯◯の方で、虹エフェクトキラキラ修正が入ったものかと(^_^;)

    作者からの返信

    義親爺様は歳が歳だし、早めにご退場願うつもりだったのですが、書き出したら段々と愛着が出てきて、どうもこの後も長く活躍してもらうことになりそうです (^_^)
    〇〇って何?
    なんて最初は分からなかったんですが、もしかして悪酔いした時に胃から上がってくるアレでしょうか。
    いやいや、さすがにそれは……

  • 良識ある者が戦に身を投じる際に当然抱くべき葛藤なのでしょうね。
    当時の常識、ましてやほとんどが農民の世で武将がどう思うものか、私などにはまったく分かりませんが。

    作者からの返信

    現代人の感傷でしょうね。
    でも八郎にはそんな思いを持って欲しい。
    だからこそ、このエピソードを書きました。

  • 戦いの無い世の中が一番良いのは誰もが解ってるのに…
    なかなか上手くいきませんね…

    作者からの返信

    うん。上手くいきません。
    だからこそ八郎の戦いは、まだまだ続きます。