応援コメント

第8話 父に挑む」への応援コメント


  • 編集済

    戦わずして勝利する。
    私正直源氏平家は不得意です(苦笑)
    ですが秀吉を連想させますねぇ。
    まあアレも信長という出来る狂気が
    あったればこそかもしれませんが。

    追記:失礼💦
    この作品に限らずですが歴史小説全て
    読み手が真実と面白がれば筆者の勝ちだと
    思ってます(極論ですよ?)
    その位、当作品が凄いって先ずは
    ヨイショさせて下さい。

    ホントそうです。
    朝鮮出兵もそうですが
    権力を捻じ曲げちゃうですよね。
    ま、だからこそ人間話は面白い訳ですが。

    作者からの返信

    本作は別に源平合戦ものって訳じゃなくて、時代はそのちょっと前、源為朝っていう人間離れした英雄の成長譚ですけどね。
    史実を基にしてますが、9割がたのエピソードは創作ですし (笑)

    ところで「戦わずして勝利する」は源平や戦国など時代に関係のない戦の理想形ではないでしょうか。
    その理由は本文に書いた通りです。
    でも、それを実践していた筈の秀吉さんもどんどん残虐になって、最後には朝鮮征伐なんていう大愚行を犯しちゃう。
    なんででしょうね?
    卑賎の生まれだっただけに、最高権力者になったらタガが外れちゃったのかなあ。
    まあ、権力の堕落っていうのは歴史上ほぼ例外のない繰り返される事実ですけど……

    編集済
  • とても好みの文体でお話も面白いです。
    あの暴れん坊・鎮西八郎がどのように描かれていくのか興味深いところ。
    重季のおかげで、もう既に大物になりそうな片鱗を見せ始めていますが、さて。
    引き続き、楽しませていただきます!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    本作は大筋は歴史的事実を下敷きにしていますが、随所に創作を落とし込んだ「伝奇小説」ですので、八郎つまり為朝も、一般の伝承にあるような豪放一辺倒の人物には育たないかも。
    史実とも滝沢馬琴作「椿説弓張月」とも相当に違った物語です。
    ごゆっくりお楽しみください😊

  • 八郎の器の大きさが逆に不気味です

    作者からの返信

    まあ、この時点では不気味に思われるのも無理のないところでしょうね。
    さあ、この不気味な子供が重季の薫陶、兄弟子や仲間、様々な人々との出会いを経て、どのような若武者に成長するか。
    乞う御期待です (^_^)

  • 孫子は自分好きで和訳を読みました。
    政の最後の手段として、勝つために行うことを纏めたものが紀元前に書かれたと言うだけでも驚きです。
    聞けば近世でもナポレオンやマッカーサーも愛読していたとか。用兵に関わるものにとっては大事ものと理解してたんでしょう。
    日本は昭和の初期まで連戦連勝していたので上層部が本質を見誤ってしまったのが残念です。
    ですが、雌雄を決すべく大国に挑んだのですから日本人として誇れると思います。
    現代は科学技術が進み、力を誇示するだけでそう言ったものがあまり必要ない世の中になってるような気がします。
    さびしい限りです。

    作者からの返信

    古い兵書としては日本にも「闘戦経」というものがありますね。
    孫子の「兵は詭道なり」とした思想を日本の国風に合致しない、知略ばかりに頼れば裏目に出るとした考え方を基に精神面を説くものです。
    まあ一理はありますが、公家である大江家によって著されたせいか権威主義的で、「武士は皇室、公卿などの権威に従うべきもの」とする考え方が強いんです。
    だから、本作のこの先の展開にそぐわず、取り上げませんでした。

    孫子の説くところは現代でも、軍事面以外でも(企業戦略など)通用するところが多いですよね。
    もっとも私はリアルの世界では、「謀」は面倒くさいし、「勝ち負け」ばかりに拘りたくないので、あまり参考にして行動はしておりませんけど (^^;)

    編集済
  •  やはり、根本に玉藻前に対する恐怖があるのですね。

    作者からの返信

    あります!
    それから、その息子である八郎の才に対する恐怖も。
    そのあたりは、もう少し先になって、ある事件の後に為義自身が告白します(ネタバレ?)

  • "戦場いくさばでは素手の格闘術も必須ぞ。そ奴の油断じゃ。以降は気を付けるように言っておけい!"

    とうちゃん……自分と同じ存在ではない違うものと感じ始めたらもう子どもでも愛せない……かなしみ

    作者からの返信

    でも、そんな親、特に息子に対する男親の態度には多いですよ。
    まあ、八郎の場合は特に出生を疑われてますからね。
    親子の軋轢に関してはもう一人、同じような問題を抱えた歴史上の重要人物が少し先に登場します。
    八郎の場合は私の創作した全くのフィクションですが、そちらに関しては「古事談」という有名な書物に書かれている内容で、あってはならないスキャンダルですが、どうも事実のようです。
    少なくとも当時の人々の多くはそうであると信じていたようで、小説やドラマでも周知の事実として描かれています。
    恐ろしい……

  • >あの玉藻の子に対して真剣に武芸を仕込むなど危険すぎる。

    実にお見事、読者の九割が感じていたであろうことをズバリ言ってのけた上に、それによって非道な父親への共感を僅かながらでも抱かせるとは。戦争の勝敗に対する解説も理にかなっています。

    八郎がこの先どうなるのか、非常に興味が湧いてきました。

    作者からの返信

    玉藻はあんなですから、ここで為義が心配するのも当然ということで。
    さあ、八郎はどうなっちゃうんでしょう。
    ああなってこうなって…… お楽しみに 😄

  • こんばんは。

    為義、大人気ない……。
    こうなりましたか。
    重季さんが、親身に八郎を心配し、兵法を学ばせてくれるのが救いです。

    作者からの返信

    はい、全く仰る通りです。
    私にも大人げない父親がおりましたので、それを思い出しながら書いたところがあるかも。
    重季みたいな人がいてくれたら良かったんだけどなあ……

  • 為義の振る舞いが、重季の名コーチっぷりに拍車をかけてしまったようですね…それにしても八郎、兵法まで恐ろしいスピードでマスターしてしまうとは…単純な戦闘スキルだけでなく、頭も切れる戦士になりますねこれは…!!

    作者からの返信

    史実では為朝は殆ど勇猛なだけの戦士、民間説話では心優しい暴れん坊として描かれることが多いようです。
    ただ、本作では書いているうちに理知的な部分が強く出てきてしまいました。
    やっぱり両親がアレで、育った環境が複雑だからですかね。
    そういえば私の周りにも、複雑な家庭環境で育った人には理知的な、考え深い人が多いような……
    まあ、単にグレちゃう人もいるんでしょうが 😓

  • 上に立って民を導く者としての資質が垣間見えますね、凄い♪

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    でも、まだまだ子供ですから。
    これからいろんな経験をして、いろんな人と出会って、どんどん成長します。
    お楽しみに 😄

  • 拝読させて頂きました。
    八郎の天才ぶりの中に、どこか狂気じみた空気が漂ってますね。
    この不穏な感じがスパイスになって、物語へと引き込まれます。
    面白いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    その不穏さは父親である為義も感じ取っているらしくって、ますます疎んじられる結果に。
    ところがいろんな人との出会いを経て八郎は…… です。
    お楽しみに (^_^)

  • 八郎天才ですな!!

    作者からの返信

    正史とはちょっと違って、各地の伝承では為朝は「心優しき乱暴者」のようです。
    本作ではそれに加えて知性的・理性的な部分や、若者らしい悩みも描いてみました。
    そういった箇所も含めて楽しんで頂ければ嬉しいです 😄

  • 父ぎみの気持ちも分からなくは無いです
    だって母親が玉藻ですものね
    国に仇をなそうとする妖狐の息子であれば
    叩きのめしておこうと思うのかもしれません

    はためにはなんというひどい親と思われるかもですが

    それでも愛情をかけていれば八郎自身の心で悪い方に引きずられない立派な若侍に成長した可能性もあるかもしれない芽を潰そうとすることになっていて残念です

    そこを重季殿が守って導いてくれるのでしょうか

    作者からの返信

    為義の気持ちに関しては、このエピソードに関して、別のエピソードに関しても、同様のコメントを複数頂いております。
    意外にも皆さん、為義に対して同情的で。
    きっと本作の読者の方々、お優しい方が多いのかと。
    私は自分が毒親を持っておりましたので、そこまで優しくなれないんですが。
    あ、いや、その分だけ反面教師的に捉えて、自分の子供にはちゃんと接するようにしておりますよ。もちろん (^^;)

    まあ、妖狐であるかどうかはさておき、為義はこの時点で既に玉藻が「妖女」であることは感づいていますからね。
    八郎の出生に関する疑念もあって、どんどん毒親化していきます(ネタバレ?)
    一方で重季は生涯通じて八郎に仕える覚悟です(これもネタバレ?)
    そしてこれから、八郎に大きな影響を与える人々や、信頼できる仲間が多数登場します。
    殆どが歴史上の超有名人です。
    お楽しみに (^_^)

    編集済
  • 重季、八郎くんを愛してるなあ。

    それに比べ為義は……経緯が経緯なので情が沸かないのは仕方ないにしても、態度が大人気ない。いくら、ちっちゃな子供に負けかけたからって。

    作者からの返信

    まあまあ、ここは為義さんの毒親としての、ある意味「見せ場」ですから (^^;)


  • 編集済

    八郎の腕が折れた時はどうなることかと思いましたが、孫子の兵法が出てくるとは。
    展開が面白いです。
    八郎がどこまで成長するのか、楽しみです。

    【追記】もうこの時点で拍手したいほど面白かったので、先に★付けちゃいました(笑)

    作者からの返信

    あけましておめでとうございます。
    元旦、それも初日の出前にコメントと★を頂くとは。
    感激です。
    今年もよろしくお願いいたします。

  • いい師弟ですね。
    師はしっかりと導いてくれているし、弟子は知らぬうちにその先に行っている。

    作者からの返信

    その先に行き過ぎて、師がオロオロすることもあるかもです。

  • 流石はEvelyn様、文章力が半端ない(((;°Д°;)))カタカタカタ
    私のなんぞ目汚しにしかならないと実感(´°̥̥ω°̥̥`)

    カクヨムコン、全力で応援します( ᵒ̴̶̷᷄ωᵒ̴̶̷᷅ )و ̑̑

    作者からの返信

    「目汚し」とか、とんでもございません。
    今や受賞作家の甘寧様にそんな風に言われたら、こちらこそ恐縮の至りでございます。
    実は以前にお話しした通り、今でも張遼について書きたい気持ちはあるんですが、その前に為朝に行っちゃいました。
    カクヨムコンは遅ればせながらの参加です。
    でも、参加したからには頑張ります。
    昨年は中間選考はなんとか突破しましたが、今年はどうでしょうね?
    なにしろ激戦のようなので。

    編集済