第51話 義親砲への応援コメント
いつも楽しく拝読させていただいています。
51話まで読ませていただきましたが、初めて御作を拝読した時の衝撃は未だに忘れられません。
「え、この方プロじゃないの?」
あまりに文章がお上手で、本気でそう思いました。
特に舞のシーンや、海戦のシーンは圧巻でした!
もちろんストーリーも面白いです!
読むのが遅いのでゆっくりにはなりますが、これからもお邪魔させていただきます!
作者からの返信
ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉に恐縮の至りです。
プロだなんてとんでもない。
アマチュア、それも本格的に書くのはまだ2作目の新人です。
文章や描写には我ながら凝り性なので、投稿はせいぜい毎週末に1回のゆっくりになりますが、これからも愛読頂ければ幸いです。
物語も中盤の山場で、これから合戦に次ぐ合戦。
決してエタらないよう、ラストの大団円に向けて頑張ります 😄
第51話 義親砲への応援コメント
戦う前の景気づけがなくて、戦意喪失……ですか。
戦いに略奪はつきものですが、
いつの時代も名もなき民は大変ですね。
義親砲……すごい威力とネーミングにビックリしました。
まともに当たったらすごくやばそうですが、為朝の弓とどっちがすごいのかな。
どっちにも射抜かれたくはないですが。
作者からの返信
まあ、戦意喪失とまではいきませんが、略奪もできず、戦いの大義名分もなく、数だけは集まったものの、士気は低いでしょうね。
なにしろ「義将」として有名な、あの上杉謙信でさえ、関東出陣の際の兵の略奪行為は黙認していたそうですから。
でも、その士気の低さが八郎と義親たちの狙いです。
義親砲はねえ…… 最初は「義親弩」にしようかと思ったんですが、なんとなく語呂が悪い気がして (^^;)
なぜ「砲」にしたかは今日の近況ノートに書いた通りです。
これが装填にとんでもなく時間がかかるので、ぜんぜん実用的じゃなくて、派手好きな義親爺の道楽の産物です (笑)
その辺のところに関しては、次話の冒頭で義親爺と重季の間にお茶目なやりとりが…… 😄
第1話 異形の白拍子への応援コメント
この度は「第1回 読者参加型 ファンタジー・歴史もの本棚プロジェクト」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
これからも皆様の物語が多くの読者に愛されることを願っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 湊町
作者からの返信
どういたしまして。
こちらこそよろしくお願い致します。
「読者参加型」っていうのが何だか面白そうだったので参加させて頂きました。
でも、実は内容がよく分かってなかったりするんですけどね (笑)
第41話 夢の尖兵への応援コメント
拝読致しました。
間者を始末してから大宰府急襲、確かに現場責任者として適切な対処ですね。
重季さんも気づかれていたということで、便りになる側近です。
読経で鎮魂できる、そして周囲にも納得させられるヤング弁慶さんも、こうなると得難い人材にそだちました(^^)
しかし、もう完全に建国モードですね(^^;)
大宰府を急襲し拠点勢力を抑えたら、群雄割拠に突入でしょうか。
作者からの返信
ありがとうございます。
さあ、これから一連の大宰府との戦い。
その後は鎮西を席巻する訳ですが、だんだんと人材は集まってきましたけど、「建国モード」には、まだちょっと不足かな。
平将門の反乱が最終的に失敗したのも、グランドビジョンが無かったからだと言われてますしね。
政治や経済に詳しくて、そのシステムを構築・運営できる人がどうしても必要です。
王昇あたりがそのポジションに近いのかな。
それとも他に誰か出てくるのかな~ (笑)
またまたネタバレでした (^^;)
第2話 斬撃の後への応援コメント
こんにちは。ヤナギメリアと申します。
お坊さんもこれ、ストレートに言えるくらいは世間的に力があったと言う背景が、透けて見えて実に面白いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まあ、信長の比叡山焼き討ち、石山本願寺攻略以前は、宗教が相当に政治力、経済力、お寺によっては軍事力まで持ってますからね。
平安末期は特にそうじゃないでしょうか。
本作でも先々、祇園闘乱と呼ばれる事件が出てきますが、そこではもっとストレートに当時の宗教勢力の実態について語ります。
あ、でも、主人公の八郎(第2話時点では、まだ生まれてないですが・笑)に大きな影響を与える清僧も登場しますよ。
それは歴史上でも非常に有名なあの方です。
お楽しみに 😄
第39話 博多大追捕への応援コメント
拝読致しました。
為朝さんの成長が目を見張るほどですΣ(O_O;)
この年にして冷静に戦況を把握し、腕白に慢心しそうな年頃にして頭脳戦の重要性を弁えている。
そう考えると、この強すぎる才能の持ち主の価値観を錬磨するのに、おじいさんの存在は大きかったですね(^^)
自由闊達にして、戦争の良し悪しの価値観を持ち、力あるものを畏れない心と力なきものを護る共感力を共に具えている。
これが、小役人とか卑しい武将とかだったら、違う方向にグレてしまいそうで...(^^;)
作者からの返信
ありがとうございます。
登場人物の成長を描けるのは長編執筆の醍醐味ですね。
とはいっても八郎はまだ13歳(!)、これからもどんどん成長します。
重季の愛情と薫陶、法然との出会い、それから義親の影響が大きかったかなあ。
最初はただ豪放な人物として描こうとしていた八郎の性格がどんどん予定とは違う方向に向いちゃって……
やっぱり「人」の影響って大きいですね。
それがたとえ小説やドラマ、映画の作中でも。
私にも「恩人」と呼べる人が数人おられまして、その人たちと出会ってなかったら、今頃それこそグレちゃって、とんでもない人間になってたかも (笑)
第4話 八郎誕生への応援コメント
英雄の誕生譚から物語が始まっているので、なんだか神話の序章を見ているかのような気分になりました。
漢語の多い硬めな印象の文体を用いているのも、作品の雰囲気に緊張感を与えていていいですね。
作者からの返信
物語の冒頭部分で主人公が登場しないのは、読者が感情移入できないので悪手である、なんて説がありますが、本作ではどうしても必要だったのでやっちゃいました。
そうでないと、第1~4話のような玉藻の描写もできないし、為義さんが八郎の出生について疑いを持って、疎むようにも話を持っていけないですしね。
文体はねえ、特に最初の方は時代感を出すために、古文調または漢文調にしたところがあるかな。
最初の頃はもっとやり過ぎちゃって、随分と修正しました。
今でも折にふれて、読み返してはちょこちょこ変更、修正してます。
もう、我ながら推敲マニアじゃないかと思うぐらいです (^^;)
第37話 王昇受難への応援コメント
拝読致しました。
じい様、まだ視野が直線的な為朝さんに、戦の俯瞰の方法を教えてくれるようで、良き師匠役になってくれていますね!
戦という非常への心構えまで教えてくれるメンターとしての役割まで。
ただ戦闘が巧いいくさ人から、人を使い望ましい未来を導ける将への昇華させてくれそうな予感がします。
海戦に継ぐ市街戦、はたして為朝さんはどのように成長してゆくか、楽しみです(^^)
作者からの返信
義親爺様はなにしろ年齢が年齢ですから、当初は早めに御退場頂くつもりだったんですが、書いているうちに思いのほか気に入っちゃって、今では準主役的なキャラにまでなろうとしているところです (^^;)
今週末投稿予定の最新話では、なんと爺様考案の新兵器まで登場させるお茶目な活躍を見せたりして (笑)
どうもこのままラストまで生き残って、もしかするとその後も長生きする設定になりそうな……
さて、海戦の後は大宰府を襲撃、その後は大蛇退治を経て唐津での大決戦という、戦いに次ぐ戦いの展開です(ネタバレ?)
勿論その中で、仰る通り八郎の成長ぶりが見れますよ。
お楽しみに 😄
第12話 源太が産着への応援コメント
源太が産着!
そこまで詳しくない私でも知っている超有名なやつ!
それをまさかの一刀両断とは・・・凄いけど、厳罰に処されそうです(;´Д`)
作者からの返信
はい。実際そうなります。
その辺のところは次話のお楽しみということで (^^;)
史実では、源太が産着は平治の乱において頼朝が着用し、戦に敗れて逃亡中に脱ぎ捨てて、行方不明になってるんですよね。
つまり現存しない鎧です。
ですから本作では八郎が両断しちゃった、ということにしてしまいました。
「本当の歴史と違うじゃないか」と思われる方は、この後に修復されたとでも考えて頂いて…… (笑)
第29話 妻を娶る?への応援コメント
拝読致しました。
確かに、為朝さんのような、常識の通じないマイペース御大の嫁になるなら、はっきりと自分の主張ができて、留守中に何かあっても独自の才覚で切り抜けられ、唐突に状況が変わっても主人を信じて臨機応変に対応できる人でないと務まらないかもしれませんね、特にこの時期は(^_^;)
そう考えると、時葉嫁さんはアリな線に思えますが、メタ的にこのお方って……Σ(゚Д゚)
作者からの返信
時葉はねえ…… なにしろ元ネタが歴史上有名な「あの方」ですから(性格的には全く違いますけどね。あちらは典型的な控えめで薄幸の美女 (^^;))
あまり史実と違うと、その後の息子さんの存在も業績も無くなるし。
まあ、存分に活躍させてあげて、その後は終盤のある大きな出来事で収拾をつけるつもりです。
でも、その後、クライマックスでまた颯爽と登場したりします。
壮大なネタバレでした (笑)
第3話 懸想への応援コメント
Evelynさん、初コメントです!
昔、何冊か時代小説を読んでいた時の事を思い出しながら、楽しく拝読させていただきました!
玉藻の前……、九尾の妖狐とは恐ろしいです。
(^_^;)
最後に拙作の方も読んでいただき、ありがとうございました!
m(_ _)m
作者からの返信
いらっしゃいませ (^_^)
純粋な歴史や時代ものとはちょっと違って、いわゆる伝奇小説ですけどね。
そもそも玉藻前が出てくるところからして「歴史」じゃないし (笑)
私、特定の歴史背景をもとにした物語を書くのは初めてなんですが、それで平安時代を選ぶとは我ながら大胆というか無謀というか……
でも戦国や江戸時代ものはあまりに多いんで、やっちゃいました (^^;)
「読んでいただき」とか、お気遣いなく。
あらすじと、作者プロフィールを見て「面白そうだな」と思ったから伺っただけですから。
実は私、ある学校で英語を教えてまして……
今度はそちらの学園ものにもお邪魔しようかなと思ってます。
拙作も、この先も楽しんで頂けたら幸いです 😄
第27話 勘当への応援コメント
拝読致しました。
為義さんと重季さんが激論を交わしている間、為朝さんは「何をつまらんことでぐだぐだ言っているのだろうなあ」とか考えていたのかと想像しながら読んでました(^_^;)
豪傑ぶっていてもタダの人である為義さん、いやそら仕方ないですわ、と肩を叩きたくなってしまうような。
でもこれで為朝さんにとっては解き放たれたような形になるでしょうから、自由です!
為朝さんにとっては、自由こそがぴったり似合いそう(^^)
作者からの返信
そうです。
作中にも書いた通り、八郎にとっては「むしろ望むところ」でございます (^_^)
これでやっと源家のしがらみから解放されて自由に!
さあ、これから本格的な大活躍(大暴れ?)の始まりです。
お楽しみに 😄
第50話 鳥羽にて、唐津にてへの応援コメント
実の息子であっても亡き者にする事に躊躇いが無いって、やっぱり玉藻は魔の者なんだなと思いました。
もしかして、息子を産んだのも世に混乱をもたらすため「だけ」だったとかなんですかね?
作者からの返信
はい。おっしゃる通り「魔」ですので、自分の子も含めて周りには血も涙もございません。
拙作の登場人物はなかなか思い通りに動いてくれなくて、書いているうちにキャラが変わっていくのも再々なんです。
八郎なんて特にそうかな。
成長するにつれて、最初考えていたような豪放磊落だけじゃなくて、思わぬ変化を遂げてくれました。
でも、玉藻だけは首尾一貫して悪の中の悪。
やっぱりラスボスですからねえ。
そこは徹底してもらわないと (^^;)
息子を産んだ理由は世に混乱をもたらすため「だけ」か?
う~ん、勿論それもありますが、その辺は玉藻の真の正体に関わることなので、最後の最後になるまで秘密です 😄
第50話 鳥羽にて、唐津にてへの応援コメント
血まみれの息子を想像して笑みを浮かべる玉藻……。恐ろしい女ですね!!
作者からの返信
そうです。怖ろしい女です!
なにしろ正体は「魔」の中でも特に強大なアレですから、これからどんどん悪辣さが増していきます。
さあ、それを描き切るのに筆力が追いつくかどうか。
我ながら、ちょっと不安で、でも楽しみです (笑)
第25話 舞え舞え蝸牛への応援コメント
拝読致しました。
さすがは、後年船を矢で沈めるというナパーム弾の如き威力の弓勢。
門だって一発ですか(^_^;)
そして思い切りが良い。
良すぎる。
完全に後先を考えてませんな。
そして玉藻の前、何のために産んだのか。
違うな、獅子は千尋の……て奴かな?
己の後継の器か、試しているのか……(@_@;)
作者からの返信
弓の威力と迅速果敢さは為朝の戦いの一番の特徴ですから、「為朝伝」なら、それを描かない訳にはいきませんよね。
おっしゃる通り、これからどんどん威力を増していきます。
本作では「後年」ではなくて、近々に船も沈めますよ (^_^)
何のために産んだのか…… う! ついにその質問が来ましたか。
やっぱり疑問に思いますよね~ (笑)
それは玉藻の正体にも関わる謎なので、最後の最後に明らかにするつもりです。
だからまだナイショ。
でも、リアルな世界では、子供を殺してしまう母親っていますよね。
それも別に育児ノイローゼとかじゃなくて。
成人後だって、親が我が子を社会的に抹殺しようとしたり。
本当に、だったら最初から産まなきゃいいのに。
まあ、本作での玉藻の心情とは全く違いますけど (^^;)
第4話 八郎誕生への応援コメント
この時点で、かなりハイクオリティな作品だと驚いております
為朝は出自からして、すでにただ者ではない雰囲気を醸し出してますね
父親との関係だけでなく、これからどのような運命を辿っていくのか
楽しみに読み進めていきたいと思います
作者からの返信
ありがとうございます。
ハイクオリティとか言って頂いて感謝感激です。
物語の冒頭時点で主人公がまだ生まれていない作品は、カクヨムではめずらしいかと (笑)
で、これからの運命ですが、もう、ああなってこうなって……
史実とも、有名な「椿説弓張月」とも違う、独自の物語になっております。
歴史の大筋を外す訳にはいかないし、でも為朝が主人公である以上、破天荒な面白さは必要だし。
ということで、もう発想するのが大変で大変で。
現在、最新話では八郎は九州に渡って合戦に次ぐ合戦を繰り広げているところです。
序盤はこの直後、玉藻に大きな出来事が、その後しばらくは八郎の成長譚になりますが、ゆっくりとお付き合い願えれば幸いです 😄
第22話 元服への応援コメント
拝読致しました。
お寺に入ってからは、周囲の人に恵まれましたね!(^^)
これだけ本質しか見ないと、なかなか俗な人間に囲まれて息苦しそうなのに、至尊の人から最底辺の鬼若さんまで、さまざまな階級の縁に恵まれてよかった。
そして源家を飛び出してしまう。
これでもし、源家に為朝さんが残って助力していたら、歴史はどうなっていたのかと思わないでもないのです(^_^;)
作者からの返信
善弘さん(後の法然上人)はもちろんですが、時葉も鬼若も実は歴史上の有名人物でして、それが誰なのかはもう少し先になって明かされます。
皆、為朝と同世代か、同じ時代に生きていた人々なので、史実では接点が無いんですが、八郎と絡ませてみたら面白いだろうと思って登場させたら、こんな出会いになっちゃいました。
皆さん、これからも大活躍です。
崇徳院に関しては、滝沢馬琴の「椿説弓張月」では為朝が終生忠義を尽くす主君ですが(「太平記」でも日本第一の大怨霊として金の鳶の姿で登場され、その横に為朝が控えてる!)、その切っ掛けが「熊野権現の守り札を下されたから」でして、現代人から見ると、なんだかな~ (笑)
で、こんな出会いにしてみました。
この先も重要な場面で再々登場されます。
ていうか、そもそも玉藻前のモデルとなったと言われる美福門院が(保元の乱や平治の乱の一因を作ったと評される方です)、ちょうど為朝の母親ぐらいの生年なので、思いついて書き始めたのがこの物語なんですけどね。
源家に為朝は…… 残らないでしょうね。
そんな性格じゃない。
それに、おとなしく源家に残って助力するような為朝だったら魅力半減で、物語にもなりにくいんじゃないでしょうか (^^;)
第19話 鬼若への応援コメント
拝読致しました。
なんというか、虚飾を取り払った生身の人間関係、みたいで良いですね(^^)
ところどころに無礼がありつつも、互いに労り気を遣うのが感じられ、無礼が無礼でなくなる。
為朝さんも、まあ大概なところはありましたが、既に余裕というか貫禄をも感じさせるような。
活躍が期待されます(・∀・)
ところで、いまさらかもですが、
「よほど自身があるとみえ」
誤字ではないかと、ご確認ください。
作者からの返信
あ、おっしゃる通り誤字です!
私、自分でも推敲マニアじゃないかと思うぐらい何度も読み返して、推敲したり細かな変更を加えたりするんですが、それでもこういう事があるんですねえ (^^;)
早速に訂正します。
特に最近は第1話から、あらためて改行や表現の見直しに没頭(?)してるんですけど、これは気付きませんでした。
指摘して頂いて、ありがとうございます。
八郎については、この辺は少年期の最後に差し掛かっているところで、もうすぐ元服、それから大きな事件が次々に起こります。
ここまで地味な成長譚にお付き合い頂きましたが、さあ、これからが大活躍(大暴れ?)の本番です。
お楽しみに 😄
第47話 火振りの儀への応援コメント
大蛇は嘘としても陽動? なんだろう? と思っていましたがここまで読んでも「なるほど、そういう事だったか」とならない展開、読ませ方が上手すぎます。これはそのまま続きまで読んでしまいますね
作者からの返信
ありがとうございます。
そう言って頂けて、少し安心しました。
この辺の展開は実は自分でも随分と悩んだところで、最初は伝説通り大蛇退治にしようかとも思ったんですが、それだとあまりにも荒唐無稽で、今までの物語の流れに沿わないような気がして……
それでこんな風にしちゃいました。
火振りの儀の理由、白蛇の正体、その目的については次話、そして更にその次のエピソードで詳しく明かされます。
そこでは、これからの八郎と運命的な縁を結ぶ超重要人物の登場です!
そして今週末に投稿予定の最新話では久しぶりに玉藻が……
ネタバレでした (笑)
第41話 夢の尖兵への応援コメント
諜者の注意を弁慶に向かせて、その隙に八郎が仕留める。
マジシャンのミスディレクションみたいな感じですね。
向かう方向で疑念まで抱かせた見事な策ですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
マジックのことはよく分からないんですが、観客の注意をタネとは違う所に引き付けてっていうことですよね。
共通のことは兵法の基本ではないかと。
ていうか、私、兵法にも決して詳しくはないんですけれど (笑)
それで軍記ものの要素も大きいこんな作品を書こうなんて、我ながら大胆というか無謀というか……
でもとにかく、このあたりの展開、策に納得して頂けたようで嬉しいです。
さあ、次回はいよいよ大宰府に夜襲をかけ、その後は敵の首魁と対峙します。
お楽しみに (^_^)
第49話 白蛇団への応援コメント
また気が強そうなヒロインが登場ですね。
戦う女性は凛々しい!
で……時葉さん、どうなっちゃうんでしょうか?
今後、ふたりがどう八郎と関わっていくのか、楽しみです。
作者からの返信
はい、ついに「弓張月」では為朝の運命の女性、白縫姫の登場です。
でも、本作では全く違った展開になると思います。
そもそも登場の仕方もぜんぜん違うし。
時葉の気持ちについては次話で触れる予定です。
ただねえ、時葉のモデルは「あの人」ですから、最終的に八郎と結ばれるかというと、う~ん……
あ、でも、ある意味ハッピーエンドにする予定ではおりますよ。
その辺は終盤の大きな事件とクライマックスをお楽しみにということで (^_^)
第49話 白蛇団への応援コメント
また新しいヒロイン登場ですね。
彼女がこれからどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。
作者からの返信
はい。ついに白縫姫登場です。
なんといっても「弓張月」では準主役とも言っていい為朝の運命の女性ですし、伝承でも阿蘇(阿曾)忠国の娘が妻ということになってますから(保元物語によれば薩摩の阿多忠景)、登場させない訳にはいきませんよね。
滝沢馬琴の筆では「豊後から肥後の阿蘇にやってきた為朝が、悪さが過ぎる猿を退治したのが白縫姫との馴れ初め」というようなことになってますが、なんだかな~ 😓
それで有名な大蛇退治の伝説と結合させて、こんな登場の仕方にしちゃいました。
これからどう活躍するのかですが、さあどうしましょう (笑)
なにしろ、為朝を陥れた仇の首を取ったり、海神の怒りを鎮めるために海に身を投げたり、それでも魂は琉球の王女に乗り移ったりというように、凄い烈女なんですよね。
本作でも、それに負けないように活躍させてあげたいと思ってます。
時葉との関係も、さあどうなることやら (^^;)
第13話 処断への応援コメント
拝読致しました。
為朝の傲岸不遜ぷりが際立っていて面白いです(^^)
自分の所有でもない鎧を両断し、その非を問われれば狭量と鼻で笑う、その感覚。
まっとうな主人公ではない……だからこそ、何物にも縛られない力強さを感じました。
そして為義とーちゃん、意外に本質を見極め、己の小粒さを知っていたからこその鬼畜の処遇。
ちゃんと見えているんだなぁ、と感心してしまいました(^_^;)イイノカ?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
説話やいろんな物語では為朝はこんなものではない暴れん坊で、僅か4歳で牛車をひっくり返したり、とにかく乱暴が過ぎて13歳で京から放逐されてしまいます。
本作ではそこにヒネリを加えまして、史実と違い、まずは比叡山に送られることにしてみました。
そこで様々な人物と出会いますが、多くが後々の歴史上の有名人物ばかり!
事実では為朝と接点のない人々ですが、同じ時代に生きていた方々なので、八郎に絡ませてみたら面白いだろうなあと思いまして。
それらの出会いを経て、八郎がどう変化するか、どんな運命が待っているか……
史実とも、有名な「椿説弓張月」とも違う物語です。
まあ、発想するのが我ながら大変なこと (笑)
歴史の大筋とあまりに違えば興醒めだし、為朝の話としては破天荒な面白さがなくちゃいけないし、でも十分な説得力も必要だし。
ということで、苦心惨憺しながら書いてます (^^;)
これからも楽しんで頂けたら幸いです。
第7話 傅役・重季への応援コメント
拝読致しました。
為朝さんの粗削りな様子、そして重季さんの親身な指導の様子が響きました。
このままではただの乱暴者になってしまいそうと思っていた点、このように身体を張って絆を深め過ちを糺してくれる人がいるというのは、ドラマとして素晴らしいですね(^^)
面白いです。
作者からの返信
ありがとうございます。
重季は八郎が初めて出会った味方と言える人ですが(なにしろ両親がアレなので)、これから兄弟子や仲間、生涯の恩人などが続々登場します。
で、その殆どが史実では為朝と接点のない歴史上の有名人です。
まあその辺のフィクションを発想するのが大変なこと (笑)
引き続き楽しんで読んで頂けたら幸いです (^_^)
第49話 白蛇団への応援コメント
白縫姫、これはまた気の強そうなヒロインでいいですね。時葉との八郎を廻るなにがしかも期待してしまいますね。
英雄のそばには二人の美女というのが個人的に好きなキャラ配置です。(後漢の光武帝劉秀とか)
続き期待しています!
作者からの返信
はい、筆者が気の強い女性が好きなもので。
逆に言うと、そういう女性しか描けないかも (笑)
ヒロインが2人になったのはいいけど、この後の関係性はどうなるんでしょうね。
一応、おおまかなストーリーは最後まで考えてあるけど、私の書く物語の登場人物は、なかなか作者の思い通りには動いてくれないし。
時葉はなにしろ「八郎の嫁になる!」って宣言した女性で、いっぽう白縫姫は「弓張月」では為朝の運命の女性、たった一人の妻ですから。
重季からすれば家柄のはっきりした白縫姫の方がお勧めなんでしょうけど、でも彼はこんな気の強い女性は苦手みたいだし……
どうなることやら (^^;)
第49話 白蛇団への応援コメント
八郎を見ていると、いつも気持ちがいいです!
そんな彼を言い負かせる白縫姫はさすがとしか。
重季が笑顔だと、こっちまで笑顔になれます!
作者からの返信
ありがとうございます。
なんといっても八郎は「為朝」ですから。
まずは豪放磊落・迅速果敢な人間像が思い浮かぶところですよね。
私としてもそんな八郎が描けた時は気持ちがいいです。
でも本作では理知的で繊細な一面も加味しちゃいましたけど。
白縫姫は「弓張月」では準主役とも言っていい登場人物ですから、ここでも八郎に負けず頑張って貰わないと。
ということで、こんな強気のキャラクターになっちゃいました。
大宰府との決戦でも大活躍の予定です。
でも、時葉との関係はどうしよう。
う~ん、難しいですね。でも書いていて楽しいかも。
重季は暫く、ただの世話焼き爺みたいな感じになっちゃって心苦しかったんですが、ここにきて活躍の場面が少し増えたみたいで、作者も我ながらほっとしてます。
これからも宜しくお願いします (^_^)
第48話 白縫姫への応援コメント
大魔縁を母に持ち、神を味方につけ剛弓を振るう。源氏の若武者、八郎殿!
壮大な伝奇時代小説になってきましたねぇ! 続き楽しみにしております!
作者からの返信
そう、おっしゃる通り壮大になってきました。
なにしろ主人公は為朝だし、玉藻の正体はアレですから、天皇や上皇、著名な武士が登場することは最初から計画済みだったんですが、我ながらまさか「神」まで登場させるとは!
スケールのインフレに作者自身、少しびっくりしております (笑)
でも、九州っていえば高千穂や宇佐神宮(全国の八幡様の総本宮!)もあり、ある意味、日本の神様の本場ですからねえ。これから他の神様も登場するかもです (^^♪
第47話 火振りの儀への応援コメント
火振り神事、幻想的ですねぇ(コメントより)
相変わらず情景が素敵です! 再開歓喜
作者からの返信
ありがとうございます。
火振りの儀は実は九州の阿蘇神社に実際にある神事で、それを思い浮かべながら描いてみました。
でも、実物は大きな松明をロープで縛って男性が振り回すもので、本作とはだいぶんイメージが違いますけどね (笑)
画像や動画でも見れますので、よろしかったらご覧ください。
休載中は失礼しました。
およそ2ヶ月間、PC の前に座ることもできなかったもので。
でも、もう大丈夫です。
物語も後半に差し掛かった所ですが、きちんと終えることができるよう、完結まで頑張ります 😄
第48話 白縫姫への応援コメント
こんにちは。
「周りの者共を惑わせて世を乱し、民草の困窮、死を楽しんでは己が糧とする、魔の中でも極めて強大な大魔縁である。」
玉藻前、こうやって読むと、本当にやっかいな悪ですね……。
さて、この地の神様を味方につけた八郎さん。白縫姫はどのようなお方かしら?
作者からの返信
本編ではまだそこまでは明らかにしていませんが、玉藻の正体はあの「九尾の狐」ですから。
妖怪や化物というより「魔」と呼ぶ方が相応しい存在かと。
善と対立し、人を悪に誘い苦しめるという、その目的は西洋やインドの「悪魔」に近いですよね。
健磐龍命は玉藻から日本を護る、古来からの神の代表として登場して貰いました。これから他の神々も現れるかも。
霊的存在ですから直接に人界に介入することはできませんが、いろいろな形で八郎を援けてくれます。
白縫姫についてはこれからのお楽しみということで。
時葉との関係は…… どうなるんでしょうね?
まあ、それにしても八郎の仲間の増えてきたこと。
最初は父に疎まれ母に捨てられた不幸な童だったのが、傅役の重季、江口の翁、兄弟子の法然さん、時葉と弁慶、崇徳院、義親爺ときて、今度はついに神様です。
スケールのインフレに作者自身、ちょっとびっくりしてます (笑)
第48話 白縫姫への応援コメント
母、玉藻前との因縁がこのお芝居には隠されてたのですね…
この出逢いが今後の展開にどう絡むのか…
この先、進むべき道に何が待っているのか…楽しみです。
作者からの返信
はい。いろいろと考えているうちにそうなっちゃいました (^^;)
最初は本当に巨大な白蛇の退治譚にしようとか、山賊退治にしようかとか考えてたんですけどね。
どうもこの物語の流れにそぐわないとか面白くない気がして……
近況ノートに書いた通り、白縫姫は椿説弓張月には為朝の妻として登場する女性です。
海神の怒りを鎮めるために海に身を投げて命を落とし(まるっきり日本武尊の奥様・弟橘媛みたい!)、それでもなお魂は琉球の寧王女に乗り移って為朝を援けます。
本作では全く違った展開になる予定ですが、八郎の心強い味方になることは一緒です。
これからは大宰府との戦いと鎮西の統一、保元の乱、ついには玉藻との最終決戦…… そのあたりは「あらすじ」に書いた通りですね。
でも、その間に様々な人物や事件が絡み、史実とも弓張月ともかなり異なる展開にするつもりです。
だって、歴史ものにありがちな予定調和ばっかりじゃ詰まらないですものね。
そして最後には八郎はどうなるか、お楽しみに 😄
第47話 火振りの儀への応援コメント
どっぷりと世界観に浸からせて頂きました。
続きはまた話数が貯まった頃に伺います。
作者からの返信
おお、僅か二三日で最新話まで読んで下さったのですね!
またのお越しをお待ちしております (^^♪
第47話 火振りの儀への応援コメント
連載再開して良かったです。
大蛇の正体は何なのか……??
いきなりハラハラする展開で面白かったです!
作者からの返信
ありがとうございます。
なにしろPCに向かえない状態だったので。
「為朝伝」を書き始めてから、休載はこれで2度目かなあ。ちょうど体調の悪い時期に当たっちゃって。
最初は1ヶ月、今度は2ヶ月。
でも、もう大丈夫です。
後は良くなる一方なので、決してエタらないように頑張ります 😄
第47話 火振りの儀への応援コメント
大蛇の正体はなにか?
ヘビではないだろうということは、私にも予測できるのですが、その先がわかりません。
すごく気になります。
作者からの返信
実は作者もまだ決めてません…… いやいや、それはウソで、勿論ちゃんと決めてます (^^;)
この辺の展開は実は凄く悩んだところなんですよね。
伝説通り本当に大蛇を出しちゃうと、今までの比較的リアル(?)な展開とあまりに毛色の違う荒唐無稽なファンタジーになっちゃうし。
それで最終的に「これで行こう」と思ったのが、弓張月にも登場する為朝と最も深い縁を結ぶ人物です。
次回には登場しますが、ヒントは白蛇との「白」繋がり (笑)
あ、それに、net で「火振り神事」で検索すると、更に大きなヒントが出てくるかもです 😄
第1話 異形の白拍子への応援コメント
素晴らしき物の例えを見ました。
ここまで豊富で巧みな比喩を見た事はありません。
少し古文調のところもあり、まさに「ありがたき文」を読ませていただきました。
また、このように歴史にお詳しくていらっしゃって歴史が苦手な身としてはいやはや感嘆の息が漏れ出てしまいました。
作者からの返信
過分なお褒めの言葉、恐縮です。
「ありがたき文」なんて、とんでもない。
最近の近況ノートにも書きましたが、あらためて読むと不満なところだらけで、推敲に大忙しです (^^;)
「歴史に詳しい」っていうのもどうでしょう。
時代背景や細部など、調べなくちゃいけないことが多くって多くって。
でも、とにかく知識がなくても楽しんで読んで頂けるように、とは思って書いてます。
それとなく用語や人物、事件の背景などを最低限説明したり、前後の文脈から推測できるように書いたりですね。
単に物語として楽しんで頂ければ幸いです。
第47話 火振りの儀への応援コメント
再開、おめでとうございます^^
そして、ありがとうございます^^
まだまだ暑い日が続きますので、無理はされませんように。
作者からの返信
こちらこそ、ありがとうございます。
仰る通り、無理をしない程度に頑張ります (^_^)
第47話 火振りの儀への応援コメント
連載再開うれしいです!
八郎や重季にまた会えると思うと毎日に張りが出ます!
まだまだ暑い日が続きますが、体調などに気をつけてご自愛ください
作者からの返信
ありがとうございます。
御期待に沿えるよう、体調に気をつけて頑張ります (^_^)
牛河かさね様も、どうかお体には十分に気をつけて下さいませ。
第47話 火振りの儀への応援コメント
待ってました!!
ついに大蛇退治ですね。
しかも気分の盛り上がったところで次回へ続く…
大蛇の正体やいかに!乞うご期待!
と云ったところでしょうか。
作者からの返信
ありがとうございます。
助明さんの言うような巨大な白蛇ではないのは、もうバレちゃってますけどね。
はてさてその正体は…… ヒントは「白」つながりです。
今後ずっと八郎と深い関係を持つ、重要な人物ですよ。
そしてまた、本作では初めて登場する、玉藻の正体を知る人物かも。
本当に、乞うご期待です (^_^)
第47話 火振りの儀への応援コメント
最後の一文、奇しくも連載再開を期待してた私の気持ちとシンクロしました。
作者からの返信
ありがとうございます。そう言って頂いて、感謝感激です。
しばらく休んでいましたが、絶対にエタることなく最後まで書き続けます 😂
第46話 黒髪山への応援コメント
更新されてたの気づいてなかった汗
八郎、堂々としてるから忘れるけど、年齢的にはまだ少年なんですよねー。そりゃそんな話を聞けばウキウキにもなろうてうんうん
作者からの返信
そうです。
なんとまだ13歳。しかも数え年ですから、今だったら12歳! 小学校6年生ですね (笑)
それでいて、もう身長は6尺、ということは180センチ。
でも昔は大抵14歳ぐらいでは元服してたみたいなんで、大人です。
ちなみに私はいい年して今でも怪獣ものとか大好きですけど。
追記)返信が酷く遅れちゃって申し訳ありません。
なにしろPCに向かえない状態が続いたので。
でも、もう大丈夫です。
これからも宜しくお願い致します <m(__)m>
第44話 烏帽子を射るへの応援コメント
方言がいいですね^^
作者からの返信
ありがとうございます。
でも、あんまり方言が「モロ」だと読者さんに意味が通じないかもしれないし、難しいところです (^^;)
追記)返信が酷く遅れちゃって申し訳ありません。
なにしろPCに向かえない状態が続いたので。
でも、もう大丈夫です。
これからも宜しくお願い致します <m(__)m>
第33話 瀬戸内水軍襲来への応援コメント
八郎の弓の威力たるや、まるで最終兵器のようですね。
敵方は一気に、士気が萎みそうです。
作者からの返信
為朝は1矢で300人乗り(500人という説もあり)の軍船を沈めたという伝説のあるお方ですから。
まあ、本作の八郎もこの位の事はやってもらわないと 😄
第35話 舜天丸への応援コメント
海戦の進展が目に浮かぶようで、ワクワクしながら読み進めていました。
私も、地中海をモデルにした海賊団を主軸にした物語を一つ書き上げましたが、とても文章力では敵いません。脱帽しました。
八郎くんや時葉さんの活躍が目立っているのも良いと思いました。キャラが立っているのが分かります。
これからも少しずつ読んでいきます。どうか、お体に気をつけて執筆を続けてください。
作者からの返信
ありがとうございます。
八郎を海賊として活躍させるのは前から考えてたことなんです。
だって、為朝って何となく海が似合う感じがしますよね!
それでこの海戦のシーンは自分でも楽しんで書けました。
胃潰瘍の方はもう痛みもないので御安心を (^_^)
第45話 戟と弩への応援コメント
確かに、人数差があるのに首を持ち歩いていたら、勝てる戦いも勝てなくなりそうです。
敵を倒しても、首の重さでハンデマッチ状態になっちゃいます。
作者からの返信
おっしゃる通りです!
史実では分捕切捨の法を最初に導入したのは南北朝時代の高師直だそうで、なにかと悪名高い方ですが、やはり戦の才能はあったのでしょうね。
そういえば「戦」を「戦争」にしてしまったと言われる義経も、その戦術に関しては賛否両論です。
「勝利」を唯一の目的として、当時としては「卑怯」と考えられる戦い方をしたっていう批判ですね。
日本では最古の軍略書といわれる「闘戦経」について調べてみると、当時の日本の武士の戦いに対する考え方、姿勢がわかります。
孫子や六韜三略とはだいぶ違うんです。
あれら中国の兵法書は合理的過ぎて、戦いの精神面が分かってない、なんて趣旨のことが書いてあったりする。
でも、時代が下るにつれて日本の戦いもどんどん合理的になって、孫子や六韜三略がもてはやされるようになるんですけど……
第30話 海を渡るへの応援コメント
海や海賊も出てきてスケールがまた広がりましたね!
武蔵坊の武蔵って、私も武蔵の国だと思ってました……。
押しかけ女房に押しかけ郎党が加わり、八郎さん心強いですね。
作者からの返信
はい、これからもどんどんスケールが広がります!
武蔵坊は本当は「武蔵の国」かもです。
平家物語や源平盛衰記に弁慶と並んで名前の載っている常陸坊海尊の「常陸」もやっぱり国の名前ですから。
でも物語文学である義経記や弁慶物語とかには熊野の生まれとあって、父の名前は弁昌、師は慶心となってますから、本作ではそれに倣いました。
弁慶って吾妻鏡みたいな史書には名前も出てこないんですよね。
だから今に伝わる有名な話は物語や民間伝承とかの後世の創作ばっかり。
ほとんどファンタジー世界の住人です。
武蔵「坊」ていうのも、法然「房」みたいな房号じゃないし……
押しかけ郎党はいいとしても、押しかけ女房は心強いのかなあ?
八郎は案外、頭を抱えてたりして。
あの性格だから、「なるようになれ!」って感じかな?
第45話 戟と弩への応援コメント
弩、弩じゃないか! 大陸では戦場の主役の弩!
大和朝廷時代などは使われていたのでしょうねー
弩の利点として、長い訓練が不要で力の弱いものでも一定の威力が出せる。欠点としては制作に木工、工業力が必要になるという所でしたっけ。
作中でも語られていましたけど、強力な中央集権制が健在で、多数の一般兵を運用できる政府があるうちは使っていたが、武士の成立によって戦いが専門職化していく過程で一般兵と共に消えたとという感じですっけ。
ゲリラ的集団戦法及び、土塁を組んでの防衛戦に使うようですし、取り回しのしやすさは弩の方が上ですね!
そういえば、この時代の戦いって野戦ばかりで籠城戦ってあまり印象ないなと思うなど……
戦国時代はよく城攻めの話を聞きますが、この時代は築城技術も発達してなおらず、野戦に出た方がよかったのかなー。食料保存技術もいまいちでしょうし、食料、補給も、家単位で自弁な時代なら、籠城は基本的に悪手だったのかもしれませんね。(最悪城の中で食糧の奪い合いが起こりかねない)
続き楽しみにしております!
作者からの返信
そう、弩です!
日本ではいろんな理由から使われなくなりましたが、ある意味、他国では戦場の主役。
これを本作では活躍させてやろうと思います。
籠城戦ですが、おっしゃる通りこの時代は堅固な城塞が存在しないせいか、籠城戦って聞きませんよね。
せいぜい館か寺に立て籠もって戦うぐらい。
八郎たちの戦いも全くの籠城戦って訳じゃなくて、本拠地の砦の利点を用いるところは用いても、最終的な決着は派手な野戦的なものになると思います。
もちろん短期決戦です!
だって為朝に我慢の籠城戦って似合いませんものね (^^;)
第44話 烏帽子を射るへの応援コメント
流石です。
あんなことをされたし、藤原さんも怒髪天を突いてそう(笑)
この時代は頭を隠すのが当たり前だったのですね。昔の常識は不思議です。
作者からの返信
常々も冠や烏帽子を被るのはルーツは中国なんでしょうね。
大昔の中国を舞台にした小説や映画でも、ちょっと立場のある男性はみんな冠を被ってますし。
でも日本ではもう少し時代が下がるとそうではなくなって、皆が頭を晒すようになります。
で、ヘアスタイルはチョンマゲに……
私、あの月代を剃ったチョンマゲっていうのが苦手で。
特に髪をおろして「ざんばら」になると不気味で怖くって 😟
第11話 義朝と対峙すへの応援コメント
拝読しています。
忌み子、鬼っ子が師を得て存分にポテンシャルを伸ばす、ある意味で時代劇の王道nあ序盤が爽やかですね!
玉藻さんの初等教育(?)も陰謀の内とすれば、それを阻む最初の一手を打ち込んだのが重季になるのでしょうか。
歴史の空気を感じる情景描写、清盛や義朝ら脇を固めるスーパースターのキャラ造形なども、お見事です✨
作者からの返信
ありがとうございます。
その辺はまだ序盤の序盤ともいうべき部分で、次回である大きな出来事が起こります。
八郎は比叡山に送られる事になって、そこで様々な幸運な出会いが…… 歴史上の著名な人物続々登場です。
そして京に戻るや物語は一気に流れ出し、事件に次ぐ事件、戦いの連続です(ネタバレ?)
ごゆっくりお楽しみください (^_^)
編集済
第44話 烏帽子を射るへの応援コメント
こんにちは。
「謹厳実直な重季にしては精一杯の迫真の演技である。」重季さん、お疲れさま! グッジョブですよ!
一網打尽作戦か。なるほどです。
なんて先々まで見通せているんだ、と、付き従ってきた兵たちは、八郎さんに惚れ惚れしたでしょうねえ。
さて、この場をお借りしまして。
拙作にお星さま、ありがとうございましたm(_ _)m
作者からの返信
ありがとうございます。
重季はこの頃なんだか只の世話焼き爺的になっちゃって影が薄かったので、少し見せ場を作ってあげることができて作者もひと安心しているところです (^_^)
ここで宗頼を成敗すれば読者様も「スッキリ」だったのかもしれませんが、そこは近々の決戦までお待ち頂くということで。
八郎も皆も大活躍させるつもりです。
お星さまのことはどうかお気遣いなく。
素直に「面白い!」と思ったので贈らせて頂きました。
第25話 舞え舞え蝸牛への応援コメント
想像の斜め上を行く矢の威力ですね!
常磐……!!
ではその息子のあの人も出るのでしょうか。
作者からの返信
伝説に残る為朝の矢の威力はこんなものではありません。
船を沈めるのはもちろん、5万人(!)の敵を一矢で倒したとか、伊豆大島から放った矢が80キロも離れた鎌倉の海岸に届いたとか……
さすがにそこまで荒唐無稽な話を書くつもりはありませんが、本作での八郎の矢も、これからどんどん威力を増していきます。
「あの人」は、さあどうでしょう?
その辺のところは終盤の大きな出来事とクライマックスに少し関係してきますねえ。
だからまだナイショです (^_^)
あ、そうそう。実は鬼若も(名前で既に推察しておられるかもしれませんが)「あの人」に深く関わる人物であることが数話先には明かされますよ。
お楽しみに。
第44話 烏帽子を射るへの応援コメント
あ!
これは、一網打尽大作戦なのですね。
なるほど――。
バラバラ来られたりしたら大変ですものね。
挑発されて、相手に踊らされたら……もうゴニョゴニョですね。
作者からの返信
そうです。
一気に片をつけないと、都から討伐軍が送り込まれたりしたら面倒なことになりますから。
当時の政府はとんでもなく仕事が遅いけど、無数の小勢力相手にチマチマやってたら、九州を制覇するのに何年かかるやら。
そういえば、時代は違いますけど、あの武田信玄も信濃の小勢力を全て潰すのに(越後との戦いもありますが)20年近くかかってます。
3年で鎮西をまとめ上げるには、やっぱり一網打尽大作戦でしょう。
史実はどうだったか記録が殆どないので分かりませんけど (^^;)
本当に、為朝には信頼できる記録が少なすぎる!
まあそれが創作していて楽しいところではあるんですが、同時に大変なところです。
第44話 烏帽子を射るへの応援コメント
いやいや…なんとも、
青くなったり、あかくなったり…
宗頼様とお忙しいことで…
戦いの先の先まで考えての行動…
平然と宗頼を徴発するあたり、
その場にいるような緊迫感が堪りません。
作者からの返信
ありがとうございます。
「その場にいるような緊迫感」とは嬉しい御言葉。
緊迫感や臨場感は小説に限らずあらゆる娯楽・芸術の醍醐味ですよね。
これからもそういう文章が書けるよう頑張ります (^_^)
第44話 烏帽子を射るへの応援コメント
大蛇退治キターーーッ!
作者からの返信
ありゃりゃ、皆さんやっぱり本当に大蛇が出てくるのを楽しみにされてるのかな。
実は全く別の筋書きを考えていたので、悩みますねえ。
う~ん、どうしよう。
ここまで割とリアルな展開で来たのに、突然に怪物なんて出しちゃっていいのかなあ 😞
編集済
第44話 烏帽子を射るへの応援コメント
大蛇退治、来たぁぁぁ…!!!
肥前から失礼します!!!
追伸
実は大蛇退治って、佐賀の人あんまり知らないんです( ̄▽ ̄;) 松浦佐用姫伝説の方が有名かな。私もカクヨムのお話で初めて知って、ようやく上峰町でアニメーションされたぐらい。
大蛇はいるのか。それとも何らかの比喩なのか。異聞・鎮西八郎為朝伝の大蛇退治、どうなるか楽しみ!
作者からの返信
そうですよね。
肥前では有名な伝説ですものね。
でも、本作ではなかなか伝説通りには進まないかも。
かなり違った話になると思います。
そもそも大蛇が実在するのかしないのか…… (^^;)
追記)あ、そうなんだ。
私はてっきり佐賀の人は殆どみんな知ってる程の有名な話かと…… 思い込みって怖いですね (^^;)
そういえば、椿説弓張月でも大蛇を退治したのは豊後だったような。
上峰町のアニメは私も見ましたよ。
YouTube 界隈では結構な話題になってるし、面白かったです。
毎回が短いので、もっと長く見せて貰いたいぐらいでした。
第1話 異形の白拍子への応援コメント
率直に「すげぇ」としか言葉が出てきませんでした。歴史を知っていなければ執筆できないわけですし、世界史選択の僕には到底できない所業です。あと、文章がとてもきれいで読みやすいです。
作者からの返信
ありがとうございます。
歴史については自分では特別に詳しいつもりはないんですが(専門は英語ですし)、以前から「書いてみたら」って勧めてくれる方々がおられたので、今回大胆にもチャレンジしてみました。
文章が読みやすいと言ってくださって嬉しいです。
第1話は時代感を出すためにちょっと意図的に古文調にしてみた部分があるので、第2話以降はもっと読みやすくなると思います。
ところで、世界史選択なのにペンネームは「落ちこぼれ侍」さんなんですね。
面白いです 😄
第12話 源太が産着への応援コメント
あらら、八郎くん、大切な甲冑を…これでまたお父さんに睨まれてしまいそうです…😨
作者からの返信
睨まれるどころではなくて、もっと大変なことに……
その辺は次のエピソードに描かれます。
でも、八郎にとっては却って幸運だったかも (^_^)
第43話 宗頼、戦慄すへの応援コメント
「一対一の勝負ならば、相手が誰であろうとも後れを取る儂ではない。」
おやおや。八郎相手に、おやおやおやとしか言えないですね( ̄ー ̄)ニヤリ
作者からの返信
そう、「おやおや」なんです。
ところが、この相手に対して八郎は意外にも……
えへへ、今はまだナイショです。
新エピソードは明日には投稿予定です。
お楽しみに 😄
追記)おお、これだけのコメントを下さりながら、この短期間でついに最新話まで読んで頂いたんですね。
感謝感激雨あられです。
これからもどうかよろしくお願いいたします <m(__)m>
編集済
第40話 砂丘の葬送への応援コメント
うん、この対応は正しいですよね。敵と刃を交わし、これを打つ。武者の仕事は、それだけしていれば良い、というわけではない。
休息が必要、それもそうだし。
壊れた建物の補修や、玄関先に護衛がいる。骸をとむらう……。
誰かがやらなくてはならない事です。
弁慶の御経は、近しい者たちを亡くした人たちにとって、何よりも慰めとなった事でしょう……。
作者からの返信
やっぱり休息は必要。それから死者の弔いも!
そう考えて書いたのが本エピソードです。
ちょっと地味な回になっちゃいましたけど。
その辺は、これから派手な戦いの回が連続するので御勘弁ということで (笑)
伝承や物語によると弁慶は寺でもろくに修行をせず、喧嘩ばかりしていて追い出されるんですが、でも後々は僧らしいこともきちんとしていたような……
そんなことを思いながら経を読ませてみました。
ここで弁慶が読むお経なら、やっぱり短いものがいいかなあと思って、般若心経です。
第39話 博多大追捕への応援コメント
「後世の記述によれば、大宰府によって動員された武士の数は五百騎、押し込みにあった商家や蔵の数は一千六百に上ったという。」
うわー……、ひどい……。もう言葉がでない……。
奥方を慰める八郎の、堂々とした若武者ぶりよ。
冒頭の荒くれお子さまだった頃から、よく成長したな、と感慨深くなりました。
作者からの返信
ひどいでしょう!
博多の筥崎宮に残る文書に載っています。
全国的にはあまり有名ではない事件ですが、九州大学の研究結果などを見ると、やはり事実と認められているようです。
犠牲者の数に関しては明記されていませんが、相応の数だったでしょうね。
ところで八郎、成長しましたでしょうか?
そう感じて頂けたら嬉しいです。
長編を書く醍醐味のひとつは、登場人物の成長を描けることですね。
ぼんやりとは分っていたんですが、本作を書いてみて強く感じました。
第33話 瀬戸内水軍襲来への応援コメント
おおお……、八郎の特製の矢が、船を沈めた!
強い! 爽快で剛毅な強さです。
作者からの返信
伊豆大島で、討伐に来た300人乗りとか500人乗りとかの船を一矢で沈めたという伝説のある人ですから、やはり矢で船を沈めてもらわないと。
でも、「当時、そんな大勢の乗れる船なんか、日本にある筈ないじゃないか」ってツッコミもあるみたいですけど (笑)
ところでこの矢、元々は法然さんの贈り物なんですよね。
法然さんのお母様が秦氏の出身だとか、幼い頃から弓に長じていたとかいう話から発想を得て、八郎の弓と矢は秦氏の本拠地である太秦に依頼して法然さんが作って貰ったもの、という流れにしてみました。
浄土宗の信者の方々、どうか怒らないで~ <m(__)m>
編集済
第26話 玉藻ふたたび への応援コメント
「謀略を好み、責は他人に投げ、あまつさえ自らの息子を亡き者にして、昔の男も陥れようとは。
一片の愛情も憐憫も感じられないではないか。」
本当ですよねえ。全然、愛情も憐憫もかんじない毒婦です。
作者からの返信
はい、玉藻の妖狐モードがちょっと出ました。
でも、これはまだまだ序の口で、その正体は中国でもインドでも王朝を滅ぼした「アレ」ですから。
それがもう数百年もの昔に、ある人の乗った遣唐使船で日本に渡って来て……
う~ん、ここのところを早く書きたくて書きたくて仕様がないんですが、まだ我慢です (^^;)
第25話 舞え舞え蝸牛への応援コメント
「仲間? 私がか」
「ああそうだ。ずっと前からな。だから救いに来た。それだけだ」
かっこいい。これは、時葉さん、胸がキュンですよ。
作者からの返信
かっこいいですかね。
ありがとうございます。
時葉もそう思ったみたいで、この直後、八郎に抱きついてますよね (笑)
第21話 鵜丸への応援コメント
「相手を責める気持ちなど微塵もないと感じさせる、涼やかな笑顔である。」
八郎……。成長したな。しみじみ……。
「鵜丸が後々、八郎の命を救うことになる。」ほうほう、楽しみです。
作者からの返信
書いていくにつれて、いつの間にか、八郎の精神的成長を描く物語の要素が強くなってきちゃって……
何ででしょうね?
でも八郎はまだ十代に入ったばかり。
これからもっともっと成長しますから、お楽しみに。
鵜丸は伝えられるところによれば(現存しない刀です)短刀ではなく太刀で、保元の乱で崇徳上皇の味方となった為義に与えられるんですが、本作では少し変えてみました。
だって、鵜が咥えて水面に上がってきたっていうのなら、太刀ではちょっと無理があるんではないかと。
その当時の太刀は後の時代の刀より長いですしね。
それに、為義に与えられるより、ここはやっぱり崇徳との結びつきを描くためにも八郎に…… と考えた次第です。
保元物語でも椿説弓張月でも、崇徳と八郎の関係性については殆ど触れてないか、いかにも説明が弱いんですよねえ。
昔の常識では「エラ~い」人である天皇や上皇に、武士が忠義を尽くすのは当たり前(!)だったんですかね。
でも本作の八郎は、とてもじゃないけどそんな性格ではないので、独自に崇徳との出会い、その後を構築してみました。
鵜丸がどう八郎の命を救うかは、まだまだ先の話ですし、今はナイショです (^_^)
第20話 崇徳院への応援コメント
「叔父子」ってすごい皮肉のきいた呼び方ですよねえ。
藤原璋子、祖父のお手つきではないか、疑わないわけではないであろうに、それでも鳥羽天皇は愛したのでしょうねえ。藤原璋子、きっと、女性として魅力ある人だったんでしょうね。
(これが我が身を罠に嵌めたという玉藻前の息子か。)
おっ、ここで、玉藻前の名前が。
作者からの返信
崇徳院の出生、その後の曽祖父・白河法皇や父・鳥羽天皇との関係については、皇族や公卿、僧のスキャンダル的な話を多く集めた書物である「古事談」に載っています。
鎌倉初期の書物ですから、崇徳の時代からあまり時がたっておらず、ある程度は信憑性があるのではないでしょうか。
実際、その頃の人々の多くが「崇徳は白河の子である」と考えていたようですし、物語やドラマなどでもそう描かれることが多いようです。
ところで玉藻前、出ました!
もう少ししたら再登場です。
お楽しみに!
第19話 鬼若への応援コメント
「自分でも持て余しておる」
八郎さん、そうなんですね……。
鬼若との勝負、面白かったです!
作者からの返信
八郎はまだ十代に入ったばかりの子供なのに、生意気な台詞を言わせちゃいました (^^;)
まあ、当時の人々は今よりもずっと早熟だったと言いますから、どうかお許しを。
「鬼若」という名前で気付かれる読者さんもおられるようですが、この人もまた義経絡みの有名な人物です。
後の名前は「べ……」
前回の時葉のモデルは史実では八郎より1歳年長、鬼若も様々な状況から考えて大体同年代と思われます。
二人とも八郎と共に大活躍してもらいますが、史実での義経との関係性は、終盤のある大きな事件で収拾をつけるつもりです。
でもその後、クライマックスで颯爽と再登場したりします (^^;)
第18話 時葉への応援コメント
時葉さんは、したたかな少女のようですね。
「破戒僧どもの隠し妻」なんと!!
(母にも父にも捨てられたと思っていたが、この子らと比べれば、俺の境遇など気楽なものだな)
ええ、八郎さん。そのような、広い目で物事を見ることは、必要なことですよね。
作者からの返信
当時から、その後もずっと、叡山の高僧や悪僧が隠し妻を囲うのはよくあることだったみたいです。
バチあたりめ!
実は時葉の原型は後の義経絡みのある女性で、そのことはもう少ししたら明らかになります。
時代に流された薄幸の美女として有名な方ですが、それでは面白くないので(!)、浮浪児の姉貴分としてこんな風に造形してみました。
これからも主要な登場人物の一人としてガンガン活躍しますよ 😄
編集済
第16話 観想念仏への応援コメント
「地獄に落ち、あるいは餓鬼に生まれ変わるとしても、それで貴賤を問わず多くの人々が救われるとしたら、私にとっては本望でございます。」
ここまで言いきれるとは。
他の方へのコメント返信を拝見して。
なるほど、法然上人。新しい教えの開祖となる人なら、若い時から、これくらいのオーラ、ありそうです!
作者からの返信
善弘すなわち法然は本作の中でも私が最も好きなキャラの一人で、これからもいろいろと八郎を助けて活躍してくれます。
法然上人は弟子の親鸞さんとかと比べて理知的な人と思われることが多いようですが(だから物語の登場人物になりにくい 😓)、でも温厚で冷静な中に実は最も熱いものを秘めた人ではないかと。
そうでなければ他の聖者に先駆けて旧仏教と対立し、民衆や女性に大きく門戸を開いた鎌倉仏教の先駆者にはなれませんものね。
この人がいたからこそ、後の親鸞や道元、日蓮なども存在し得たと言っていいと思います。
本作での台詞はあくまで私の創作ですが、法然上人ならこのくらいのことは言いそうですよね 。
第12話 源太が産着への応援コメント
こんにちは。
あわわ……、八郎、やっちまった……。(;´Д`)
作者からの返信
はい、やっちまいました。
でもこの位、これから先の大暴れに比べれば可愛いものかも (^_^)
第43話 宗頼、戦慄すへの応援コメント
やっと追いつきました。
これからも楽しみにしていますね。
作者からの返信
おお、この短期間で最新話まで読んで下さったのですね。
ありがとうございます。
新エピソードは明日投稿予定です。
これからもよろしくお願いいたします <m(__)m>
第43話 宗頼、戦慄すへの応援コメント
拝読致しました。
宗頼さん、悪党ではありますが、なかなかに肝の据わった軍の運用ができている?
相手が為朝さんでなければ、目論見も悪い線ではなかったのでないかな、とか思ったり?(^_^;)
やっていることはゲスの極みではありますが。
しかし、為朝さんの読みの鋭さよ……兵の概算など、かなり正確に読み切っています。
武芸を封じて書物を漁り、瞑想に明け暮れた成果ですかね!(^^)
作者からの返信
宗頼は筥崎宮に残る記録を参考に私が創作した人物なんですが、なにしろ大宰府の軍事を統括する立場ですから、単なる小悪党ではね~、ということで、こういう人物造形になりました。
おっしゃる通り、八郎がいなければ博多大追捕は成功したかもですね。
実際、史実ではその後大宰府が譴責されたとか、処罰されたとかいう様子もないし。
この事件は実際に起こったもので(先に述べた筥崎宮の記録を基にした九州大学の研究もあります)、実はその年には史実では為朝が鎮西に渡っているんです。
でも、有名な「弓張月」でも為朝は豊後にいたというだけで、博多大追捕については全く触れられておりません。
まあ、朝廷の機関である大宰府が為した狼藉ですから、隠蔽されてしまって、馬琴先生も御存知なかったんでしょうね。
為朝がこの事件に実際どう関わったかは不明ですが、本作の八郎ならば、こんな暴虐は放っておくはずはないだろう、ということで、こういう形で絡ませてみました。
それにしても、これ程の大事件がその後、世間に殆ど知られてないなんて、やっぱり情報操作って怖いですよね 😞