応援コメント

第48話 白縫姫」への応援コメント

  • まぁ中国の殷の前にはベトナムやタイの方面でも国を壊してきてるし…

    作者からの返信

    玉藻前のことですか?
    だったらベトナムやタイではなくて、インドのマガダ国ですね。
    殷末の妲己だけではなくて、周を混乱に陥れた褒姒も九尾の狐の化身と言われています。
    それが吉備真備が帰国の際、その遣唐船に若藻という少女として便乗し、日本に渡って来たとか。

  • 傾国の魔ですか。

    作者からの返信

    典型的な傾国の魔ですね。
    九尾の狐は殷の妲己、周の褒姒、天竺の摩竭陀国の王子である斑足太子の妃・華陽夫人として為政者をそそのかし、暴虐の限りを尽くした後、日本に帰る吉備真備の遣唐船に少女「若藻」として乗り込み、日本に渡って来たとされています。
    その辺のところはマンガ「うしおととら」にもチラッと描いてあったかな。
    あの作品の「白面の者」って、九尾の狐でしたからね (^_^)

    編集済
  • 大魔縁を母に持ち、神を味方につけ剛弓を振るう。源氏の若武者、八郎殿!
    壮大な伝奇時代小説になってきましたねぇ! 続き楽しみにしております!

    作者からの返信

    そう、おっしゃる通り壮大になってきました。
    なにしろ主人公は為朝だし、玉藻の正体はアレですから、天皇や上皇、著名な武士が登場することは最初から計画済みだったんですが、我ながらまさか「神」まで登場させるとは!
    スケールのインフレに作者自身、少しびっくりしております (笑)
    でも、九州っていえば高千穂や宇佐神宮(全国の八幡様の総本宮!)もあり、ある意味、日本の神様の本場ですからねえ。これから他の神様も登場するかもです (^^♪

    編集済
  • こんにちは。

    「周りの者共を惑わせて世を乱し、民草の困窮、死を楽しんでは己が糧とする、魔の中でも極めて強大な大魔縁である。」
    玉藻前、こうやって読むと、本当にやっかいな悪ですね……。

    さて、この地の神様を味方につけた八郎さん。白縫姫はどのようなお方かしら?

    作者からの返信

    本編ではまだそこまでは明らかにしていませんが、玉藻の正体はあの「九尾の狐」ですから。
    妖怪や化物というより「魔」と呼ぶ方が相応しい存在かと。
    善と対立し、人を悪に誘い苦しめるという、その目的は西洋やインドの「悪魔」に近いですよね。

    健磐龍命は玉藻から日本を護る、古来からの神の代表として登場して貰いました。これから他の神々も現れるかも。
    霊的存在ですから直接に人界に介入することはできませんが、いろいろな形で八郎を援けてくれます。
    白縫姫についてはこれからのお楽しみということで。
    時葉との関係は…… どうなるんでしょうね?
    まあ、それにしても八郎の仲間の増えてきたこと。
    最初は父に疎まれ母に捨てられた不幸な童だったのが、傅役の重季、江口の翁、兄弟子の法然さん、時葉と弁慶、崇徳院、義親爺ときて、今度はついに神様です。
    スケールのインフレに作者自身、ちょっとびっくりしてます (笑)

  • 母、玉藻前との因縁がこのお芝居には隠されてたのですね…
    この出逢いが今後の展開にどう絡むのか…
    この先、進むべき道に何が待っているのか…楽しみです。

    作者からの返信

    はい。いろいろと考えているうちにそうなっちゃいました (^^;)
    最初は本当に巨大な白蛇の退治譚にしようとか、山賊退治にしようかとか考えてたんですけどね。
    どうもこの物語の流れにそぐわないとか面白くない気がして……

    近況ノートに書いた通り、白縫姫は椿説弓張月には為朝の妻として登場する女性です。
    海神の怒りを鎮めるために海に身を投げて命を落とし(まるっきり日本武尊の奥様・弟橘媛みたい!)、それでもなお魂は琉球の寧王女に乗り移って為朝を援けます。
    本作では全く違った展開になる予定ですが、八郎の心強い味方になることは一緒です。
    これからは大宰府との戦いと鎮西の統一、保元の乱、ついには玉藻との最終決戦…… そのあたりは「あらすじ」に書いた通りですね。
    でも、その間に様々な人物や事件が絡み、史実とも弓張月ともかなり異なる展開にするつもりです。
    だって、歴史ものにありがちな予定調和ばっかりじゃ詰まらないですものね。
    そして最後には八郎はどうなるか、お楽しみに 😄