実の息子であっても亡き者にする事に躊躇いが無いって、やっぱり玉藻は魔の者なんだなと思いました。
もしかして、息子を産んだのも世に混乱をもたらすため「だけ」だったとかなんですかね?
作者からの返信
はい。おっしゃる通り「魔」ですので、自分の子も含めて周りには血も涙もございません。
拙作の登場人物はなかなか思い通りに動いてくれなくて、書いているうちにキャラが変わっていくのも再々なんです。
八郎なんて特にそうかな。
成長するにつれて、最初考えていたような豪放磊落だけじゃなくて、思わぬ変化を遂げてくれました。
でも、玉藻だけは首尾一貫して悪の中の悪。
やっぱりラスボスですからねえ。
そこは徹底してもらわないと (^^;)
息子を産んだ理由は世に混乱をもたらすため「だけ」か?
う~ん、勿論それもありますが、その辺は玉藻の真の正体に関わることなので、最後の最後になるまで秘密です 😄
玉藻にとって、八郎君は身からでたもの。それが今、一番の目標になってきているのだろうか。では、そもそもの目標は?謎が深まる。傾国か。それが無上の喜びなのかなぁ。では傾国していく過程も楽しむのだろうか?
作者からの返信
玉藻はキャッチやあらすじで明らかにしている通り、大陸において多くの国々を滅ぼした「九尾の狐」の化身ですから、この2つ前のエピソードで述べた通り、人々の苦しみを目的とし、糧とする「魔」なんです。
だからそのために為政者を操って世を乱します。
で、今はその目的のために自らが生んだ八郎が邪魔になってきたので、始末しようとしています。
でも、じゃあ、そもそも何故ゆえ八郎を産んだの? ということになると、これは玉藻と八郎の関係、玉藻という存在の根幹に関わる問題なので、今はまだナイショです。
それは物語のクライマックスで明らかになりますので、それまでは楽しみにお待ちください、ということで…… (^^;)