応援コメント

第50話 鳥羽にて、唐津にて」への応援コメント

  •  玉藻にとって、八郎君は身からでたもの。それが今、一番の目標になってきているのだろうか。では、そもそもの目標は?謎が深まる。傾国か。それが無上の喜びなのかなぁ。では傾国していく過程も楽しむのだろうか?

    作者からの返信

    玉藻はキャッチやあらすじで明らかにしている通り、大陸において多くの国々を滅ぼした「九尾の狐」の化身ですから、この2つ前のエピソードで述べた通り、人々の苦しみを目的とし、糧とする「魔」なんです。
    だからそのために為政者を操って世を乱します。
    で、今はその目的のために自らが生んだ八郎が邪魔になってきたので、始末しようとしています。

    でも、じゃあ、そもそも何故ゆえ八郎を産んだの? ということになると、これは玉藻と八郎の関係、玉藻という存在の根幹に関わる問題なので、今はまだナイショです。
    それは物語のクライマックスで明らかになりますので、それまでは楽しみにお待ちください、ということで…… (^^;)

  • 久しぶりに出てきた玉藻、一気にラスボス感が増してますね。
    そして彼女の陰謀でとてつもない戦乱が引き起こされると。

    そう考えると玉藻はまさに魔王ですね。

    作者からの返信

    はい、仰る通り魔王でありラスボスです。
    この後、玉藻の策動によって京の都を舞台に続けて大きな戦乱が……
    八郎がそれにどう巻き込まれ、最後は玉藻とどのように対するのか、乞う御期待です 😄

    編集済
  •  実の息子であっても亡き者にする事に躊躇いが無いって、やっぱり玉藻は魔の者なんだなと思いました。
     もしかして、息子を産んだのも世に混乱をもたらすため「だけ」だったとかなんですかね?

    作者からの返信

    はい。おっしゃる通り「魔」ですので、自分の子も含めて周りには血も涙もございません。
    拙作の登場人物はなかなか思い通りに動いてくれなくて、書いているうちにキャラが変わっていくのも再々なんです。
    八郎なんて特にそうかな。
    成長するにつれて、最初考えていたような豪放磊落だけじゃなくて、思わぬ変化を遂げてくれました。
    でも、玉藻だけは首尾一貫して悪の中の悪。
    やっぱりラスボスですからねえ。
    そこは徹底してもらわないと (^^;)

    息子を産んだ理由は世に混乱をもたらすため「だけ」か?
    う~ん、勿論それもありますが、その辺は玉藻の真の正体に関わることなので、最後の最後になるまで秘密です 😄

  • 血まみれの息子を想像して笑みを浮かべる玉藻……。恐ろしい女ですね!!

    作者からの返信

    そうです。怖ろしい女です!
    なにしろ正体は「魔」の中でも特に強大なアレですから、これからどんどん悪辣さが増していきます。
    さあ、それを描き切るのに筆力が追いつくかどうか。
    我ながら、ちょっと不安で、でも楽しみです (笑)