応援コメント

第7話 傅役・重季」への応援コメント

  • 一見、重季の厳しさは無慈悲にも思えますが、実は八郎の成長を見据えた深い愛情の現れ。鍛錬を通じて変化していく八郎の姿に、彼がやがて源氏の未来を背負う精神的支柱となっていく姿を思い浮かべると、感動せずにはいられませんでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    仰る通り、重季はこれから生涯通じて愛情を持って八郎を導き、股肱の臣として仕えます。
    なにしろ両親がアレですから、ひとりぐらいは愛情を持って八郎に接してくれる人がいないとですね。

    だって、そうじゃないと八郎はどんどん歪んだ性格になっちゃう。
    グレてしまって直らない主人公の物語なんて、書きたくもないし、皆さんも読みたくもないでしょう?(笑)

    重季が一押しの読者様が多くって作者もびっくりしているぐらいです。
    でも、これからどんどん兄弟子、仲間など、八郎に影響を与える人々が登場しますよ。
    そういった信頼関係を経て、八郎がどの様に成長していくか、乞う御期待です😊

  • 八郎はただものではないようですね

    作者からの返信

    はい、只者ではないです。
    なにしろあの為朝ですから。
    でも本作では史実や「弓張月」の為朝さんより、ずっと理知的で、かつスケールの大きな男に育ちます。
    お楽しみに😊

  • 誰にも心許さず傲岸だった八郎が
    『大丈夫か?』
    と声をかけたことに、読んでる方も嬉しくなりました。

    文章のリズムがとても好みで馴染みます。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    当初の予定と違って(笑)、本作の特に序の前半は八郎の成長物語になってしまって、重季のことを気遣う部分はその最初のエピソードですね。
    重季は今後も生涯に渡って八郎に誠心誠意仕えることになります。

    モデルとなった人物は、滝沢馬琴著「椿説弓張月」では鎮西に渡ってすぐに豊後で雷に打たれて死んでいますし、「保元物語」では為朝の参謀役として活躍しますが、どちらにおいても為朝と同年配なんです。
    本作では設定を変えまして、八郎の誠実な傅役として登場して貰いました。

    今後いろいろな事件を経て、この二人の信頼関係と絆はどんどん強いものになっていきます。
    ちなみに最新話あたりでは成長した(でもまだ13歳・笑)八郎の第一の側近、軍師として鎮西で大活躍中です。
    お楽しみに (^_^)

  •  お傅役の人となりの描きかたが丁寧ですね。そこでゆっくり八郎の成長が積みあがってくる。落ち着いている。ぼくにないもの。

    作者からの返信

    重季は生涯通じて八郎に付き従う重要な登場人物ですから、この人に関してはやはり、じっくりと描かないと。
    これからいろんな事件があって、二人の絆はいっそう深まっていきます。
    両親があの調子なんで、重季みたいな愛情と良識ある人物が傍にいないと、まだお子ちゃまの八郎はグレてしまいますよね (笑)

  • Evelyn様、こんばんは😊

    重季、八郎の性格と才能を見抜いていたんですね。
    その期待を裏切ることなく見事に腕を磨いていき、ついには重季を倒すまでに!
    重季が八郎を抱きしめるシーンは感動的でした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    でも八郎はまだ4歳。
    当時は数え年なので、満ならまだ3歳です(!)
    それでこの強さなんて「嘘?」と思われるかもしれませんが、実は一部の伝承では為朝は4歳で牛車をひっくり返したって言われてるんです。
    だから、これからどんどん人間離れした、重季にも手に負えない強さになっていきます 😄

    重季が八郎を抱きしめるシーンは、なにしろ八郎は親がアレですからねぇ……
    誰か愛情を向けてくれる人がいないと可哀そうすぎて、だから正直言って我ながら照れくさいけれども、「ええい!」と思って描きました (^^;)
    気に入って頂けたなら嬉しい限りです。

  • 重季が八郎を抱きしめるシーン、とても良かったです(*´꒳`*)

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    なにしろ両親がアレなので、誰か愛情を向けてくれる人が居ないと可哀そうで……
    照れながら描いてみました (^^;)

  • 拝読致しました。
    為朝さんの粗削りな様子、そして重季さんの親身な指導の様子が響きました。
    このままではただの乱暴者になってしまいそうと思っていた点、このように身体を張って絆を深め過ちを糺してくれる人がいるというのは、ドラマとして素晴らしいですね(^^)
    面白いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    重季は八郎が初めて出会った味方と言える人ですが(なにしろ両親がアレなので)、これから兄弟子や仲間、生涯の恩人などが続々登場します。
    で、その殆どが史実では為朝と接点のない歴史上の有名人です。
    まあその辺のフィクションを発想するのが大変なこと (笑)
    引き続き楽しんで読んで頂けたら幸いです (^_^)

  • こんばんは。

    父祖の代から源家に仕えている、重季さん。
    まだ二十代なかばと若く、顎髭あり、歳に似合わぬいかつい風貌、筋骨逞しい。
    重季さんみたいな人がいてくれて良かったです。
    そうでなかったら、乱暴者で傲岸な4歳児、どのような子に育っていたか……。

    作者からの返信

    やっと八郎の周りに常識のあるいい人が登場です。
    史実ではこんな人がいなかったせいか、4歳で牛車をひっくり返したり(これは伝説ですけど 😓)、とんでもない乱暴者に育っちゃうんですよね。
    でも本作ではこれから続々と、八郎に大きな影響を与える信頼できる人々が登場します。
    お楽しみに (^_^)

  • 重季は八郎の師匠ですね。それにしても八郎の武術の才はずば抜けてますな…😲

    作者からの返信

    やっと八郎の周りにまともな人が登場です。
    重季はこの後ずっと八郎に誠心誠意仕えますが、これから他にも重要キャラや信頼できる仲間が続々登場しますよ。

    本作では取り上げませんでしたが、実は為朝には四歳の時に牛車をひっくり返したという伝説がありまして(ぜんぜん武芸とは関係ありませんけど……)、なにしろ後の暴れっぷりも暴れっぷりなので、幼くてもこの位の武芸の才はみせてもらわないと、ですね (^_^)

  • 4歳でこの物言い。八郎は天才であり大物ですね。これは楽しみです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    でも、まだまだこれからです。
    後々の成長をお楽しみに (^_^)

  • 素晴らしい!重季と八郎の信頼関係は本物ですね。
    でも、感激したのもつかの間、為義が現れるとは。

    作者からの返信

    そうなんです。
    重季と八郎の信頼関係が本当に生まれた直後に為義が現れるとは!
    為義は次話で毒親の一端を表します。
    そして今後もいろいろと……

  • 重季は八郎の心まで開かせて。

    八郎は心身共に強くなったんですね♪
    これからですね。

    作者からの返信

    重季は八郎の兄代わり・親代わりであり、先々は頼れる賢い爺(笑)です。
    そう、これからが本番です!
    八郎に大きな影響を与える様々な人々が、それこそ続々と登場いたします。

  • 重季さんは八郎を心身ともに導いてくれそうですね

    重季さんのこの時代に詳しくないのでこの先が分からないのですが
    楽しみに読み進めます

    玉藻前は妖狐が人を愛してしまったと言うより
    憎むために子を産んだような感じですね
    そういうことを吹き込まれた八郎がひねくれるのも分かります

    作者からの返信

    重季は八郎の父や兄代わりであり、最高の理解者です。
    この人をどう描くか、最近では過保護の爺みたいになって反省してます。
    そのうち絶対に名誉回復させてあげようと!

    玉藻はなんといっても九尾の狐ですから、誰かを愛することなんて無いでしょう。
    実は「あやかし」なんてものではなく、人間世界の全てを滅ぼすことが目的の「魔」の最大たるものです。
    でも、最後の最後には八郎の「母親」として描かれるかも。

    あ、いや、まだそれは分からないですよ。
    お忘れください (^^;)

    編集済
  • 重季、年季の違いで八郎を手のひらで転がしますね。
    とはいえ内心まったく素直にはならない八郎、でもいつしか情が通い合っていた。
    というところにお父様登場。折り悪く?

    作者からの返信

    椿説弓張月には傅役なんて登場しないんですけどね。
    重季(史実では家季)は鎮西に下された為朝のお供で、保元の乱以前に豊後木綿山であっさり死んでます。
    でも拙作では、八郎の成長に関わる最も重要な役どころで活躍してもらうことにしました。

  • おぉ。とんでもない暴れん坊になるかと思いきや、師を気遣うまでに成長するとは……。
    重季の指導方針は素晴らしいですね。
    ただ、何か良からぬ予感……。

    作者からの返信

    まあ、この先も暴れん坊は暴れん坊なんですが、その辺は「ちゃんと理由のある暴れん坊」ということで、どうか御容赦ください (^^;)

  • 玉藻、確かに毒親っぷりが半端ないですね。
    自分が子どもだったら病みますね。
    ただ、一方で乱世を生き抜くには、まあサイコパスって言うんですかね、それくらいの気構えを持つべきという親心もあったりして……ないかな?(笑)
    色々考えちゃいます、面白いです(笑)

    作者からの返信

    そうなんです。玉藻も為義も毒親 (^^;)
    史実でも源氏の皆様は、現代から見るとサイコパス(?)っぷりが半端なくって。
    でも、おっしゃる通り、遠い昔の乱世に生きた人々に、今の私たちの価値観を当てはめて解釈してはいけないんでしょうね。

  • ここから、あの為朝が生まれるきっかけになるのですね。良い師に巡り会えたと思ったら、タイミングが悪い……。

    作者からの返信

    「あの為朝」そのままになるかは、どうですかね。
    アワイン様のおっしゃる通り、なにしろ「異聞」ですから。
    これからいろいろと紆余曲折が……

    編集済
  • 良い師に巡り合った感じですね。

    作者からの返信

    はい、やっとですね。
    そうでもないと八郎が可哀そうすぎるので。
    主人公らしからぬ歪んだ人間に育ってしまうから。
    でも、為義や玉藻の毒親っぷりはまだまだ続きます (^^;)