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うん、この対応は正しいですよね。敵と刃を交わし、これを打つ。武者の仕事は、それだけしていれば良い、というわけではない。
休息が必要、それもそうだし。
壊れた建物の補修や、玄関先に護衛がいる。骸をとむらう……。
誰かがやらなくてはならない事です。
弁慶の御経は、近しい者たちを亡くした人たちにとって、何よりも慰めとなった事でしょう……。
作者からの返信
やっぱり休息は必要。それから死者の弔いも!
そう考えて書いたのが本エピソードです。
ちょっと地味な回になっちゃいましたけど。
その辺は、これから派手な戦いの回が連続するので御勘弁ということで (笑)
伝承や物語によると弁慶は寺でもろくに修行をせず、喧嘩ばかりしていて追い出されるんですが、でも後々は僧らしいこともきちんとしていたような……
そんなことを思いながら経を読ませてみました。
ここで弁慶が読むお経なら、やっぱり短いものがいいかなあと思って、般若心経です。
コメント失礼します
死者を弔い、往生をねがって安堵する八郎に、ほっとしました。
読みはじめ、この子は一体どうなるんだろう?と怖かったんですけど……人々の安寧を祈る姿によくなったなと思いました。
作者からの返信
作者もどうなるかと思っていたら、こうなりました (笑)
生まれが生まれで親が「アレ」ですから、最初はただの我儘乱暴お子ちゃまでしたが、いろんな人と出会って、いろんな経験をしましたからね。
生まれ持った性質というのも重要ですが、それ以上に、人間っていうのは環境によって変化、成長することのできる生物ですから。
その成長の過程が読者の皆さんを納得させることができるように自然に描けてればいいんですけど (^^;)