概要
始まりは片方だけの靴だった。ホームズ、魔法世界と遭遇。不条理に大混乱。
(プロローグ)ホームズを訪ねてきた少女は階段から落ち頭を打って記憶をなくしていた。手がかりは履いていた片方の靴だけ。身元が分かり、少女を迎えに来たのは、フェアリー・ゴット・マザー(妖精の名付け親)少女の正体はサンドリヨン(シンデレラ)だったのだ。
(1章)引退したホームズの前に、フェアリー・ゴット・マザー再登場。12年前にライヘンバッハの滝で死んだモリアーティが、魔法の国に現れた。ホームズはワトソンと共に魔法の世界へ向かうが…… 魔法の世界で戸惑う50歳のホームズと、なぜか17歳のモリアーティが絡む。
(2章) ハロウィン編では、五代目ジョン・ワトソンの結婚のため、ホームズ一行は2023年のアメリカへ。生まれ変わったモリアーティのチート能力で事件発生。本気でホームズさん推理します。
(1章)引退したホームズの前に、フェアリー・ゴット・マザー再登場。12年前にライヘンバッハの滝で死んだモリアーティが、魔法の国に現れた。ホームズはワトソンと共に魔法の世界へ向かうが…… 魔法の世界で戸惑う50歳のホームズと、なぜか17歳のモリアーティが絡む。
(2章) ハロウィン編では、五代目ジョン・ワトソンの結婚のため、ホームズ一行は2023年のアメリカへ。生まれ変わったモリアーティのチート能力で事件発生。本気でホームズさん推理します。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!引退したホームズの、穏やか……ならざるドタバタファンタジー活劇!
主役は御存知あの名探偵の代名詞シャーロックホームズ!
現役時代には理路整然とした極めて現実に則した世界に生きていたホームズが、引退した途端、それ迄排斥していたファンタジー要素に否応なく巻き込まれて、右往左往しながらも、しっかりホームズしているのが個人的にツボでした。
だからこそ違和感なく、いや、原作を読んだ身からすれば違和感ありまくりなのですが、それでも割とすんなり物語に入っていけるのは、これがあるからでしょう。
作中に鏤められた注意書きが、作者様の膨大な知識量を彷彿とさせて、それがお話をしっかりと支えている。
安心して読める良質なファンタジー作品です。
尤も、作中のホームズさ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!時間を巡る大事件!若きモリアーティと五代目ワトソンにご注目!
同作者の「片方靴の依頼人(赤い靴8)」に続く珠玉のパスティーシュ!
もちろんこの作品から読んでも大丈夫ですが、「ファンタジー×ホームズ」という他にはない設定が楽しいシリーズを読み飛ばしてはもったいない!前作からお読みになることを強くお薦めします。
さて、物語は小気味良いテンポで展開して行きます。
「最後の事件」でライヘンバッハの滝に沈んだはずのモリアーティ教授が、なんと時間を操る魔法薬を持って御伽の国に現れ、結婚式を控えたお姫様と王子様を人質に取ってしまいました。彼の要求は引退したホームズさんを呼びつけること。
すぐにフェアリーゴッドマザーと宇宙兎ビオラちゃん先導のもと、ホームズさんとワト…続きを読む