幽霊だって推し活がしたい。

ふと気付くと私は幽霊になっていた。
覚えているのは『ひなた』という自分の名前と27歳という年齢だけ。
頼みの綱は、ワンピースに入っていた生前愛用のスマホなのだけど…………暗証番号が分からないってどういうこと！？詰んだ……。
死んだ理由もこの世に残る未練すら分からずに、悪霊化してしまうかと思っていたその時――推しに出会えるという奇跡が起きた。


死んだ理由も未練も何もかも吹き飛ぶほど、ハイテンションで推し活を楽しもう！！
新感覚のホラー(？)✕コメディ(？)✕ラブ(？)

シリアスもあるかも…！？