簡単にまとめると現実世界から乙女ゲーの舞台に紛れ込むよくある転生ものですね〜
主人公が魅力的で、何でも知ってるスーパー雑学王でその知識を使って自身の不幸(近い将来飢饉になる未来を知ってて先手先手で対策する等)から守るよう奮闘するご令嬢の物語です!
何がすごいって物語が進む毎に各キャラの存在が大きくなる所
最初サブ的扱いだったのが主要キャラになったりと6cƠᴗƠ∂
私が特に良かったと思うのが各キャラひ所々スポットライトがあてられ葛藤や過去の経緯等も表現されてる所!
これで色んなキャラに愛情がわきみ〜んな好きになっちゃいました〜
私はコミカライズされて原作を読み初めましたが、キャラが多いので先にキャラのイメージを掴み本作を読むのがオススメかな〜と感じました
でも本作から入っても全然問題ないと思います!
本当にいい作品ですので転生物が好きな方々はどうぞ読んでください!
ゲームの中の世界に転生した主人公メルフィーナは、貧しい開拓地に赴き、そこで領地経営を始めます。前世の記憶を頼りに様々な施策を打つ彼女の生き様は、タイトルや作品紹介の印象よりもずっと丁寧に描かれていて、想像の十倍くらい骨太のストーリーでした。
話数を重ねる毎に、この作品への印象は想像したものから大きく変わっていくのですが、作品の本質をおおむね理解したのが22話のあたり。メルフィーナと護衛騎士セドリック、侍女マリー、この三人の関係性が確定した頃です。
『あぁ、これはヒューマンドラマなんだ』なと。
メルフィーナの行動の源泉は前世の記憶で、その記憶にあるチートな発想を現実のものとし、開拓地を発展させ、人々の生活を豊かにしていきます。
しかし最も印象に残るのは、その過程における人と人との対話。特に理屈と感情の天秤が傾く様なやりとりには、強く心を惹かれました。
もちろん対話だけでなく、領地経営の進め方や料理に関する描き方も本作のポイントだと思うし、開拓地に赴くきっかけとなった夫アレクシスとの複雑な関係も見所で、今後どのようになるのか目が離せません。
そして、ゲームの中の世界ということで、本来あるべきストーリーへの強制力がどのように働くのか、という点にも注目です。