2-15.仕上げ
「問題ない、私は無敵だ、やれるとも、大丈夫だとも…」
男は、自らの意識を変えようとする。
「出来ないかもしれない」「大それたことではないのか」、そういった躊躇いは、全てが甘えだ。そして
「まだ気づかれていない…違う、私は見つからない、そういう風に出来ている、そういう道が見えている」
独白を散らして歩く者。
瞳孔が開きかけ、腰の剣に震える手をかけ、尋常ならざる心持が見える。
しかし、誰もが彼を見ない。
通りを急ぐ兵士。
混乱・負傷して助けを請う市民。
治療や連絡に奔る修道士。
話を聞きに強行して来た貴族、若しくはその従者。
地が見えぬ程に埋められた場所で、彼はスイスイと先を急ぐ。
彼のすぐ近くに居るのに、誰も彼を目にとめない。
「うん、そうだとも、私はやる、やってみせる、伯爵の叫びを、直接伝えるのだ」
何ら障害無く、彼はその大扉に辿り着いた。
ミクダヴド中央大聖堂。
聖なる蔦が抱くように守る、勇壮な彫刻が施されたそれを前に、
深呼吸を一つ、二つ、三つ、
——まだ、まだ見つかる…
四つ、五つ、六つ、
——まだ、まだ、
七つ、八つ、
——今!
押し開き入る。
剣はいつでも抜ける。
誰も気に留めない。
侵入成功。
その中に居たのは——
「え?」
中は空。
駆け込んで目を凝らしても、その事実は変わらない。
そんな筈がない。
ここが無音で置かれているなど、
警護も、狂信者も、何よりあの者が、
この場所に居ないわけが——
「
話し掛けられた。
「!?」
向けば、白き貴公子が直立。
「君がここに来るのは分かっていた」
乙女の初恋を一目で奪う、甘い笑顔を浮かべながら、
空間から縁取られたように、
静かに強く、
佇む青年。
頭の片隅をひっくり返しても、この展開を予想した部位は無し。
完全に、分からなくなってしまった。
「君はここからは逃げられないよ」
金髪碧眼、白金の軍服、清きマントに細長い剣。
「アロ・テウミシア男爵」
ヨハン・アポストロ・バシレイア王太子が、そこに居た。
「バカな…、踏み込んだ時、何も感じなかった…」
混乱は
男爵の
彼に与えられた恩寵については、王都に生きる者は誰でも知っている。
「全てを癒す生き血」、それが彼への天祐である。
けれどもそれでは今のこの事態は——
「有り得ない…」
「有り得ないのは君さ、男爵」
青年は首を振りながら、残念そうな声色で近付く。
「君は
彼の顔貌は、愁いを帯びて尚魅力的に輝き、男爵も瞬間目を奪われる。
「君の“
少しずつ、縮まっていく。
彼我の間合いが、迫って来る。
「我々の身体に存在する、機能的な盲点。私達の精神に潜んでいる、心理的な隙間。それらを経由することで、感知されずに動くことが出来る」
彼の役割が、分かってしまう。
ここで現れるは、処刑者のみ。
「複数で見ることで互いの隙を埋める、それが対策。だから君は今回逆に、この場に集うアルセズの数を増やした。砂粒を砂漠に隠すように。視線と心理を干渉させ合い、全体として大きな裂け目を作る。その為にこの王都をひっくり返すような騒ぎを起こし、臺下の周囲が護衛と縋りに来る者達で溢れるように誘導した」
見抜かれている。
最初から全て、見透かされている。
「
彼が言った事は全てが正解。
男爵はアルセズには捕まえられない。
だからこそ、分からない。
ヨハン王太子は、どうやって能力の真の詳細を知り、どのようにしてそこから外れたか。
そう、その青年は、外れているのだ。
アロ男爵には、彼の隙間が全く見えない。
「ま、まさか、隙が無い…!?」
怯む彼を見て、
「フ…」
笑い声、堪え切れずに。
「そんなまさか。私を何だと思っているんだ?」
そして、子どもに道理を
「私にも、弱点はある。ただ君には見えないだけさ」
あっさりと発されたそれは、男爵の才の全否定に等しい。
彼の
大いなる存在から与えられたそれを、平然と曲げて例外として存立。
それが罷り通るとは、如何なる待遇に置かれているのか。
「さて、私としては静かに、清く終わる事を推奨するが?」
生物としての隔たりを感じつつ、超えられない断崖を前にしていると知りつつ、
それでも——
「殿下、それでも私……俺は、挑まねばなりません」
アロ・テウミシアは、腰の細剣を引き抜く。
「どれだけの不恰好を晒そうと、裏切れぬものがあるのです」
教皇は殺せぬ、それは分かった。
だが役を全うする手段は、未だ目の前に残っている。
「殿下、お覚悟を。貴方の首を以て、直訴状と致します」
悲壮な覚悟を前にして、ヨハン王子は矢張り揺るがず、
「なら私も、その決意に敬意を表して」
玉座を継ぐ使徒である彼は、
「全力で相手をせねばなるまい」
反抗者に相応しい末路を用意するべく、
彼が持つ剣をゆっくりと——
「この一振りは刺突剣」
それは詠唱ではなく、単なる信念である。
「材質は鋼、坩堝により制作」
「王」として、神意の執行者として、絶対的であろうという意志。
「両刃、鎧を貫く為の剣身」
なんら隠し立てせず、正面から叩き潰す。
「込めるは技巧。宮廷流万剣術:
全てを公平・公正に断ずる。
彼のその非生物的在り方こそが、寵愛をより強きものとし、
「刃渡り1メトロ」
使命の重さを宿した剣が、
「総重量」
今、
「1.5キログラン」
抜き放たれる。
顕現。
最優の使徒たる王太子の
その身に木目を映し、他より固く・鋭い。
ただそれだけの業物。
「銘は、“ユーアン”」
下りし宣託は、
「“
悠々ゆるりと立つヨハン王子と、
剣を顔の前で縦に構えるアロ男爵。
呼吸一つ分の睨み合いの後、
先に動くのはアロ男爵!
この場のアルセズが増えると困るのは罪科者の側!当然短期決戦をこそ望む!
瞬間加速し両者の間合いへ。
「ふっ!」
細い剛鉄を突き入れる!
首を僅かに傾けられ空振る。
三突!
僅かな時間差で上半身の三箇所!
上体を動かし避けたなら、その先に更に刺突を置く!
片手の剣だけでいなされる。
連続!
連追!
猛攻撃!
急所を精確に付き敵の技を逐次妨害し全ての動きの起点を自らへと置いて制する!
否、征する!
王子は受け流し弾き躱すが、その時点で「やり方」に嵌った。
腕を上げようとすれば下段を狙い、攻撃に転じようというその時を取り上げる!
対応・防戦に終始させ一切の攻撃を許さない!
「
アロ男爵の細剣は、相手のそれと同様に1メトロ程、幅に至っては2サンタメトロ。
大きな針のような武器である。
対してヨハン王子の刺剣は、幅広な根本と点の先端を持つ三角形。柄は手を覆うような形で、手元でも攻撃を受けることが出来る。
普通に考えるなら両者共に、
届く広さ、速さ、攻撃方法、共に互角と思われた。
だが実際には、色とりどりの攻防が繰り広げられた。
ヨハン王子は、その剣を縦横に振るう。
薙ぐ、だけならまだ他の者もやっている。だが彼の場合、上質な斬撃の域にまで至っているのだ。更に両手用のそれを、片手で自在に振るってしまう。
刺突のみに対し重点的に備えでもしたら、気付かぬ間に腕を落とされる。
故に彼の剣先が振るわれた時、迫られる選択肢はより多岐にわたり、誰もが頭の回転を遅らせ、やがて手数で押し負ける。
そんな相手に、
「シュッ!」
アロ男爵もまた芸達者を披露する。
手首だけを使い切りつけたのだ!
見た目故に
刺突で
多彩さだけなら負けていない!
そして、この戦いを優位に進める為に、もう一つ。
「先端に透かし彫り…、毒でも差してあるのかい?」
「どうでしょう?御身で確かめてみては?」
傷一つで、決する液体。
テウミシア男爵家の王都での
武勇でのし上がった家系であるのに、上級貴族の威を借りて政治ごっこ。それを揶揄された二つ名である。
だが彼らが抜かなかったのは、それが敵対者の死を意味するからだ。
彼らの鞘の先には、毒液が仕込まれている。どんな時でも速やかに脅威を排除する。その為に致死量数滴の
故に、抜かず。
だが実際の所どうかと言えば、頻繫に最前線に現れては、密かに実戦経験を積んでいるのだ。
テウミシアは、未だ武闘派である。
彼らの家系図は、五代前までしか辿れない、歴史の浅いものである。
そも、その爵位の始まりは、100年程前の
細剣一つで、
武具へ対策済みたる化物達の、筋肉や鎧の隙を縫うように穿ち、ほんの
その華麗な戦いぶりが、視察及び支援に訪れた、当時のアラフヌ家当主の目に留まり、その計らいで貴族へと取り立てられたのだった。
以来この二家の
針が刺し抜いて、糸が縫い描く。
一枚の布を編み上げるように。
アロ・テウミシアもまた、その“針”の一族を継ぐ者。
幼き時分に生涯仕える相手として、当時青年だったアトラ・アラフヌと引き合わされ、以来その右腕として忠実に働いてきた。
受け継いだものを守る為か、アトラそのものに惹かれた為か、その答えは彼にも分からない。
分かるのは事実。
事実は一つ。
主君が伯爵に落ちようと、
仮にそれが皮膚を掠めただけでも、容易にとこしえの夢を見れる。
そうでなくとも、身体を刺される痛みというのは、不随意の運動を引き起こす。
反射的に緊張状態となり、防御反応が表れて、それが新たな「隙」となる。
ヨハン王子の血液は毒や病をも癒す。
だが強力な毒であれば、それを治すまでの一瞬、身体に変調を
痛みと、毒。その二つで縫い付け、完全に封じる。相手の一挙手一投足を支配する。
その血から
その手始めとして——
——当たれば…、一遍当たりさえすれば勝てる…!
現在は互いに無傷の状態。
だが一発で勝利できる分、有利なのはアロ男爵である。
ならば、ここは勝負に出る時。
——
その第三技。
「はあッ!」
探るように舐るように、周縁を攻めていた直前とは一転、
半歩下がったその刹那、鋭く踏み込み一徹一閃!
緩急を使った最高の
体重と力が乗ったそれを、勢いを利用して反作用で弾き飛ばした!
大きく体勢が崩れる男爵!
王子はその首筋に剣を——
違う!
すぐに右側面を防御!
その刺剣で受けたのは、男爵が左手に持った鞘!
右側面が後方に回る、その転を逆手にとって、加速した一打が顔面を狙った!
それでも、王子は崩れない。
膂力だけでない。剣から腕に、腕から足に、そこから地へと、衝撃を見事に流し切った!咄嗟の防御でありながら、最善最高の一手!
そのまま大きく開いた男爵の上体を目掛けて振り下ろす!
「いいや、駄目だね!」
アロ男爵の左手が、王子の右腕の内側に在った。
衝突と同時、手首の捻りで鞘を縦軸回転させ、這うように逆側へ持ってきたのだ!
そして左腕を外へ回し、相手の剣を逸らす。王子の右半身を奥へ、左半身を手前に引き寄せる。手応えは完璧!
その心の臓に突き立てる!
相手のやる事為す事、全てを利用する。
飽く迄も自然な流れに乗せて、そうと知らせず断頭台に載せる。
強みたる智慧が活きる前に、三連撃で幕を閉じる。
最初の一撃が受けられた時点から、終わり方は決まっていたのだ。
その目を頭を「眩ませ」て、その一穿を——
左手で払われる。
「え」
——なんだ?
踏み込みが浅すぎる。
剣先が届くのが遅れ、死突がするりと抜けてしまった。
体幹の均衡が崩れている。
その理由は、
「ああ…」
左半身からの鈍痛が全て。
先程の引っ掛かるような手応えは、腕が切断されたのだと知る。
男爵が王子の剣を逸らそうと、外側に手を動かしたその
ヨハン王子は剣を後側へと離し回し、下方にて順手で握り直し、停止も減速せずに、そこにある明らかな「隙」へと目掛け、
縦一直線に切り上げた。
込める体重の一部を失い、攻撃を逆用した加速も得られず、
スルと、なんてことなく首に挿し入れられる刺剣。
グルと捻られ、ズルと抜かれる。
赤き血糊が磨かれた床板を浸していき、力が抜けて後方へ倒れ込む。
「見事な剣技だったよ」
偽りなき本心を浴びせ、
「さようなら、男爵」
残心しながらも緊張は見られず。
懐から革を取り出し
血振りと共に納剣するまで、
結局一歩も動いていない。
語るべきことは剣戟で尽くした、まるでそう言っているかのように、
言葉一つも零す事許さず、
生命を断ち切り、仕舞いとなった。
目前の抜け殻には興味が無いのか、ヨハン王子は大窓越しに、星空に広がる翼を見上げる。
「
長耳のような触覚を持ち、塗り潰したような黒き複眼、白くふわふわした外套の如き、体表面から毒を撒く生物。
「さて、そろそろ祭りも終わりか」
既に、あれらの死は決定している。
——————————————————————————————————————
「見ろよ兄弟!」
笑えて堪らないという少女の声。
「カイコガだ!カイコガが飛んでる!ヤベエよアレ!」
「…似てるだけで別の生き物だよ。まずこっちの養蚕について知らねえだろ。それとあんまり動くな。多分やり過ぎると俺が気を失う」
翔は襲い来る
既に、あれらカイコガ擬きを撃ち落とす、それができる
今彼らが出来るのは、王都に駐在する他の戦力が、奴らを除くのを祈るのみ。
「アニキ、死体に化けたのは分かるんだけど、あの変身はどうやったンだ?」
「恐らく、『完全変態』だ。中身がとろけていたと言うが、あれは蝶の蛹みたいに、中で変形する最中だったんだろう」
「で、おっさん、何が始まるんだ?」
「………」
手足を短刃で縫われヴゥルカーに抱えられ、それでも意味深長に笑うのみで、だんまりを決め込むアトラ伯爵。
本隊と合流するべく歩きながら、翔は重い頭で考える。
まだ何か、忘れていることが——
「そうだアロ男爵!あれに付けといた監視は無事か!?」
このどさくさに紛れて、向こうが動けるようになっている、その可能性がまだ残っていた。
「そちらはヨハン王子にお任せしておりますぞ。なので滅多な事にはならぬと思われますが——」
『現在王都で奮闘中の各員に伝達する』
その時、「声」が再び頭に入って来る。
『こちらは、ソウロ・アンテオケである』
聖堂会の、有難い御言葉である。
『諸君、喜べ。全ての問題はもう間もなく解決する』
今回運んで来たのは、吉報。
『まず、裏切り者の本命であったアロ・テウミシアを使った教皇臺下暗殺は、王太子殿下の御働きで未然に防がれることとなった』
どうやらわざと聞かせているらしく、伯爵はその報せに悲しげに目を伏せた。「防がれた」、その裏にあるアロ男爵の末路を、察し得ぬ者はこの場に居ない。
『そしてあの巨大蛾の群れについてだが、つい今しがた畏れ多くも権王陛下が統帥大権を行使あそばせ、“勇者”の投入が決定された』
それに驚いたのは、意味を知る召使隊の面々。
「うっそだろ!?よくこの短期間で説得したナ!?」
「恐らくしておりませんぞ」
「え?」
『なお、王太子殿下が発案、教皇臺下が追認し、権王陛下が受諾した為、他の
どうやら、上位連中のゴリ押しで通ったようだ。
『
その宣言が終わるや否や、
東の空へと鋭角のオブジェクトが生えて来た。
その上を星光を反射する何か小さきものが辿り先端に到達と同時、
白き翼が瞬間的に
「なんだ!?」
「あー、アニキが見ンのは初めてか」
それを当然の事と受け取る、彼以外の目撃者達。
「アンドレア様も大概だけど、“
そう答える間にも、また一つ落とされる。
本当に、あっさりと全てが終わっていく。
「…おっさん、分かっただろう?」
翔は、静かにそれを見る男に語り掛ける。
「あんた達の負けだ。もう、終わったんだ」
「ああ、そのようだね…」
アトラ伯爵も、遂にそれを認めた。
翔はその胸倉を掴み引き寄せて、
「なんでこんなことしやがった!」
胸中のモヤつきそのままに怒鳴る。
「覚えているかな…?礼拝堂で、『芸術』について、語った事を…」
伯爵の答えは、不明瞭なものだった。
「ある意味では…、これは私の『芸術』だよ…」
「人殺しが芸術家気取りか!?三文推理小説のサイコパスキャラかよ!?」
「カケル」
「酔っ払った言葉で誤魔化して、てめえが何やらかしたのか分かってんのか!?」
「カケル!」
その手を掴み、伯爵から引き剝がすジィ。
「もういいでしょう?詳しい事については、後程本部で」
翔は黙って、手を離す。
自分がどうしてこんなにも揺らいでいるのか、それが分からないままだった。
「これ以上…、何を聞くというのかね…?」
「まだ最大の謎が残っておりますぞ。貴方はどのようにして、
あの異形共を束ねる知性、それに接触したとしか思えない。
「貴方に此度の計画を提案したのは、何者なのですかな?」
伯爵は、目を瞑り暫し思考し、
「あれをどう表現すればいいのか…。矢張り奴の自称こそが、最も相応しいのだろう」
「その『自称』とは?」
そこで瞼を開け、
「悪魔——」
その眼球に棘が刺さった。
「何!?」
ジィが振り向き
「姿が!?」
それどころか気配までも。
まだ敵が残っていた。
「どっちだ?」
新手に送り込まれた
それとも——
——『悪魔』?
「おい!おっさん!」
ジィが気が付いた時には、全てが遅きに失していた。
伯爵は既に事切れ、治療も解毒も間に合わない。
「目を開けろ!ここで黙るなよ!アトラ・ヨシュ・アラフヌ!」
翔が必死に揺り起こそうとするが、無意味であるとは彼も分かっている。
「まだ何も分かんねえ!てめえの言いたい事分かってねえんだよ!」
無数の星々と、ザリキエラ、そしてメトシェラに見下ろされる中、
バシレイア始まって以来の大罪犯は、
その真意と共に
彼岸へと沈んだ。
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