概要
幻実が現実に。憧れは海に。
かつて幻獣とされていた『人魚』が発見された世界。日本には世界初の人魚研究機関であるMML(Mermaid & Merman Laboratry)が建てられる。そこに所属する網野光来は大の人魚好き。研究テーマは人魚と人間の言語コミュニケーションであり、そのために迎え入れた被験体の人魚・ティナは他の人魚とは少し違った。ティナを巡り、動き出す何か。ティナを守ろうとする網野が辿り着く場所とは? そして人魚の生態の謎が明かされた先にあるものとは? 常識が常識ではなくなった新世界で、正論も倫理も無視し、自分の正義と情熱だけを信じる者たちの物語。雨瀬くらげの長編小説第二作目。
※電撃大賞へ出撃している作品です。感想、レビュー等、応援よろしくお願いします。
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