庭にダンジョンができたと思ったら、魔物はいないし、資源も0でした。※ただし経験値だけはガンガンに貯まる希少ダンジョンらしいので、ちょっくらレベル上げして、よそのダンジョンを漁りにいきます。

作者 saida@「ファンタジー小説大賞」受賞

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★★ Very Good!!

ダンジョンがある場合の社会背景がよく練られた土台に、いつか最強属性を添加した感じの作品になります。
社会背景が実に絶妙で『あ〜、ありそう』と思わせる内容に面白みを感じるわけです。

この手の作品はだいたいが社会背景を少しだけ出して、以降は触れないでくださいというレベルで触れません。
結果的に、『異世界ダンジョンものと何が違うの?』という感じになります。
そのため、凝った社会背景は実に新鮮ですね。

また、ダンジョンとはどういうものなのかを独自理論で解説している所も考察が捗って楽しい。
速読する人には不向きですが、考察が好きな人は楽しめると思いますよ!

★★★ Excellent!!!

 涙をあてに生きていく。ダンジョンのランクは経験値。鍛える者のあて。食事無双。カンスト?知らなくていい。色に見えるは目の鼻の糸。
 僕は小さい頃サッカーボールを蹴って経験値ゲットとかやってました。
 鮮やかに読者に問うているところが特筆される。

★★★ Excellent!!!

 庭先でダンジョンを見つけ、無料出張見積もりで鑑定してもらうも、3万五千円と言う払ってもいいような値段で、言いくるめられそうになるが知り合いの女の子の助力で事なきを得る。
 しかし、庭先ダンジョンは魔物はいないし、資源も0のゴミダンジョン。調べて見るとレベル上げには向いているらしい……
 現在10話だとこのぐらいのお話ですがコレからの展開に期待が持てます。