概要
日帰り異世界転移!!
アタシ、夜桜ツムギ。もうすぐ小学6年生。
小学5年生のある日、お父さんが部屋にきて、ニャハハハ島にテンキンするって言ったんだ。
お父さんは先に引っこすけど、アタシとお母さんは、春休みになってからきなさいって言うんだけど。
ニャハハハ島には、妖精がうじゃうじゃいるらしいとか、大人が行っても見えないらしいとか、変なことを言うんだ。子どもには妖精が見えるらしいとか、島で育つと、大人になっても妖精が見えるとか、なにを言ってるんだろう。
つかれてるのかな?
「フフフフフフッ。お父さんも見えたらいいなぁ。楽しみだなぁ。ケットシーもいるらしいしなぁ……」
って、お父さん、ブツブツ言ってるし。ダイジョウブかな? 妖精なんか、いないのに。
小学5年生のある日、お父さんが部屋にきて、ニャハハハ島にテンキンするって言ったんだ。
お父さんは先に引っこすけど、アタシとお母さんは、春休みになってからきなさいって言うんだけど。
ニャハハハ島には、妖精がうじゃうじゃいるらしいとか、大人が行っても見えないらしいとか、変なことを言うんだ。子どもには妖精が見えるらしいとか、島で育つと、大人になっても妖精が見えるとか、なにを言ってるんだろう。
つかれてるのかな?
「フフフフフフッ。お父さんも見えたらいいなぁ。楽しみだなぁ。ケットシーもいるらしいしなぁ……」
って、お父さん、ブツブツ言ってるし。ダイジョウブかな? 妖精なんか、いないのに。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!妖精なんかいない。そう思っていたけど――
妖精が住むニャハハハ島という不思議な島に引っ越すことになったツムギちゃん。
小学生の女の子ともなれば、「えっ、妖精!?ヤッター!」となるところだと思うんですが、このツムギちゃん、なかなかにクールな子です。
妖精なんかいるわけない。
ツムギちゃんはそんな風に考えますが、いいえ、彼らの方からぐいぐい来るのです。いる!ほんとにいる!!!
夢のようにキラキラした素敵な妖精の王国や、妖精やケットシーのアイビス、新しい友達に出会う中で徐々に自分らしさを取り戻していくツムギちゃんの愛らしさにも注目したい、優しいお話です。
このお話は、大人はもちろんですけど、ツムギちゃんの同年代の子達にも読んでもら…続きを読む