こんな島があったらいいな。

見た目と内面のギャップに悩んでいる女の子ツムギ。

そんな彼女が、転校先の島で生活していくうちに、自然と自分らしさを取り戻していきます。前はいやだったことも、「ま、いいか」と思えるようになる、そんな変化が、季節の移り変わりと一緒に、やわらかく、あたたかく表現されています。

日記を読むような感覚で展開していく物語は、ほっこりしたり、ちょっと切なくなったり、ほっ、としたり。繊細で優しい気持ちになりました。ニャハハハ島って、特徴的なかわいい名前だとおもうのですが、その意味もまた素敵です。

自然が好きな人、優しい物語が好きな人、おすすめです。