妖精なんかいない。そう思っていたけど――

妖精が住むニャハハハ島という不思議な島に引っ越すことになったツムギちゃん。
小学生の女の子ともなれば、「えっ、妖精!?ヤッター!」となるところだと思うんですが、このツムギちゃん、なかなかにクールな子です。

妖精なんかいるわけない。

ツムギちゃんはそんな風に考えますが、いいえ、彼らの方からぐいぐい来るのです。いる!ほんとにいる!!!

夢のようにキラキラした素敵な妖精の王国や、妖精やケットシーのアイビス、新しい友達に出会う中で徐々に自分らしさを取り戻していくツムギちゃんの愛らしさにも注目したい、優しいお話です。

このお話は、大人はもちろんですけど、ツムギちゃんの同年代の子達にも読んでもらいたいですね。

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