親の期待は時として子への枷になる

自分もね、親として気を付けねばなってよく思いますよ。
子どもに過剰な期待をしちゃいけないなとか、自分の夢を押し付けちゃいけないなとか。

でも例えば我が子に何らかの才能の片鱗が見えたりすると、ついつい欲が出ちゃうんですよ。

我が家でも、ウチの息子はゆくゆくは美大にでも入っちゃうんじゃないかとか、いやいや娘の色彩感覚もなかなかだぞ?もしかしてデザイナーとかなっちゃうかも?とかね、そういうことを考えてキャッキャしちゃったりして。

でも、それは本当に子ども達がやりたいことなんだろうか、って。

そもそもそこまでのアレか?
単なる親馬鹿ではないのか?
自分達の時はどうだった?
中学くらいまでは成績がそこそこ良かったせいで変に期待されて窮屈な思いをしなかったか?

って。
そう思い直して踏みとどまるわけです。

でもこのお話に出て来る両親は、つい欲が出ちゃったのかな。
ウチの息子なら出来る、狙えるって欲が出た。それにもう引き下がれないところまで来ちゃって……っていう。

こういう家庭、実は結構あったりするんじゃないかなって思います。
子どものことが本当に大切なら、本人の意思を尊重すべきですね。子どもだって一人の人間なわけですから。

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