境界神、天野狭霧尊（アマノザギリ）の系譜

神話の時代、アマテラスが天岩戸に引きこもり、そこから引きずり出された時、偶然、光の神、闇の神、境界の神の三柱を生み出した。光の神と闇の神はその相反する神性から、眷属を使って常に争い、天界を騒がせた罪から堕天させられた。光と闇の境界が自分の神域である境界神、天野狭霧も二人に引きずられるように堕天したのだ。
そして、三人は世界有数の一条財閥運営する高校の入学がらみで運命の再開をする。
学園の中心人物であるミキとヤミに絡むことで、入学早々、校則問題やクラス役員の選定など、一条財閥の職業訓練校しての教育方針に翻弄されながら、境界を明確にするという神性を活かすことで問題を解決する。このまま、学園ラブコメで終わるかと思われたところで新展開が……。