44.ご飯がおいしくなる。そしてぽっちゃり街道まっしぐら
多剤大量処方で脳が破壊され、欲望のままに食べた結果三十キロ太った無雲。その後離脱症状で七キロ痩せたわけですが、その後またもや激太りしてしまう事になります。
結論から書くと、「食べたい欲」をコントロール出来ているかも? と感じたのはつい最近の事。多剤大量処方から抜けた後も、食欲のコントロールはなかなか出来ていませんでした。
離脱症状が終わると、それまで鈍っていた味覚がかつての勢いを取り戻したかのように、食事をおいしく感じるになった。特に、ラーメンがおいしく感じて、三日に一回はラーメンを食べていたような記憶がある。
他の食事もとにかく美味しく感じてしまい、離脱症状から三年後には完全にリバウンドしている状態になった。この時点でスレンダーだった時から考えてプラス三十五キロだった。
そして、そのぽっちゃりに止めを刺したのがEさん(おいたん)との結婚だ。
結婚して親元を離れて旦那おいたんとのアパート生活が始まると、帰宅が遅いおいたんに合わせて遅い時間の食事が日常になった。さらに、私は適量を料理出来なくて、いつも作りすぎくらい料理を作ってしまっていた。
そこに輪をかけたのがブラック企業への就職だ。帰宅は本当に遅い時間になり、二十二時過ぎにご飯を食べて二十三時に寝る、という生活が続いた。そしてストレスも半端なかったので、いわゆるストレス太りというものもした。
結果、スレンダーだった時から考えて四十キロ太ってしまった。
『適量が作れない』『夜遅い食事』『食事してすぐ寝る』『なのに食べる量を減らせない』ことにより、私はぽっちゃり街道をまっしぐらに走った。
これを書いている最近(令和三年五月)は、食事内容を見直して野菜中心のヘルシーな料理を食べたり、アイスを控えたり、食事量のコントロールという事は出来始めている。
ただ、『出来始めている』だけであって完全に出来ているわけではない。空腹を感じた時にイライラしていると、ついうっかりパンとか食べてしまう事があるので、まだまだ生活の改善の余地はある。
ぶっちゃけ、あんまり『満腹』を感じなかったんですよ。ずーっと。なんだかダラダラ食べてしまっていた。
ところが、最近は『満腹』を感じるようになりましたので、何だか食べる量自体が減りました。馬鹿みたいに食べる事が無くなりました。
私のぽっちゃり街道に終わりがあって欲しい。本当にそう思います。っていうかそろそろ終点でいいんですが。元の体重まで痩せたい、とは言わないからせめて標準体重に落ち着きたい。
そんな感じで、私の脳の修復率は百パーセントではないのだな、と感じる要因の一番はこの食欲のコントロールだったりします。
次回は、回復した無雲がまず最初にしたやりたかった事に触れます。無雲、それまでの足かせが取れてぶおおおおおっと活動を始めます!
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