概要
ありそでなかった! 古代エジプトを舞台にした空想歴史ロボット小説
〈※電撃大賞応募用あらすじ 800字ジャスト〉
紀元前527年、エジプト第26王朝末…… 雌ライオンの神セクメトを祀るレトポリス・セクメト神殿は、国家神アメン・ラーを祀るアメン神官団の兵に突如として襲われる。母親代わりでもあった大神官ジェセルシェプストを殺されるも、黄金のアンクを託され、示された古い遺跡へと走る若き女性神官メルウト。するとそこには巨大な雌ライオンの黄金像が眠っており、メルウトが中へ乗り込みアンクを刺すと、彼女の意識と一体化して動き出し、追手の兵を皆殺しにしてしまう。そのライオン像は超古代兵器〝イレト・ラー・セクメト〟だったのだ。
殺戮の罪に苛まれながら、ナイル河畔を彷徨っていたメルウトは、ピラミッドのあるヘリオポリスで行き倒れになったところを老医師ジェフティメスとその弟子
紀元前527年、エジプト第26王朝末…… 雌ライオンの神セクメトを祀るレトポリス・セクメト神殿は、国家神アメン・ラーを祀るアメン神官団の兵に突如として襲われる。母親代わりでもあった大神官ジェセルシェプストを殺されるも、黄金のアンクを託され、示された古い遺跡へと走る若き女性神官メルウト。するとそこには巨大な雌ライオンの黄金像が眠っており、メルウトが中へ乗り込みアンクを刺すと、彼女の意識と一体化して動き出し、追手の兵を皆殺しにしてしまう。そのライオン像は超古代兵器〝イレト・ラー・セクメト〟だったのだ。
殺戮の罪に苛まれながら、ナイル河畔を彷徨っていたメルウトは、ピラミッドのあるヘリオポリスで行き倒れになったところを老医師ジェフティメスとその弟子
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!運命を乗り越え、今、神人合一!
古代エジプトという題材を存分に活かし、その上、巨大ロボットものの王道を見事に融合させた物語です。
自分は博物館や書籍で齧った程度ですが、古代エジプトに於けるビールやパン、ミイラなどの生活文化、メジャーなようで存外知られていないエジプト神話などを、物語やギミックなどに巧妙に組み込み、更には知る人ぞ知るオーパーツまで登場するなど、氏の博識と、決してそれだけでは終わらない構成力に脱帽です。
登場人物も主役のメルウトをはじめ、好々爺なジェフティメス、愚弟子のウベンなど、魅力的に描かれています。
そして、巨大ロボである戦闘女神同士の戦闘……
クライマックスの戦闘はやはり[燃える]ものが有ります♪
続…続きを読む