でも助走をつけて

作者 大澤めぐみ

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わたしの渾身の右ストレートが貴様の顔面ど真ん中をブチ抜く!!!!!! 大澤めぐみ

 なぜ廃屋の写真を撮るようになったのか、と聞かれれば、別に廃屋の写真じゃなくてもよかった、ということになると思う。

 三つ編みダサ眼鏡の万年委員長のわたしは高校入学を期に心機一転、華麗な高校デビューを果たしたのだった。けれど、それでもいつまで経っても高校デビューモードの垢抜けた自分に慣れなくて、まるでコスプレをしているような違和感が拭えなくて、なんとなく肩が凝ってしまうような気がして、わたしは休日になると本来の三つ編みダサ眼鏡スタイルに戻ってカメラを構え、廃屋の写真を撮りに街を歩く。

 そんな時に、不意に声を掛けてきたのが北島巧。ありていに言えば、たぶん、わたしの初恋の人。

二章は青木編です。
最終的には三章ユイ編と四章北島編の全四章構成の構想ですが、とりあえず締め切りまでに行けるところまで頑張ります。

目次

完結済 全35話

更新

  1. でも助走をつけて
  2. それはなんでときかれても
  3. 人は見た目が9割(特に中学生の社会においては)
  4. それは高校の合格通知なんかよりもよっぽど重要なことだった
  5. 注意して見るべきは高低差と気のようなサムシングの流れ
  6. 中学生にとってはバスで30分は遠距離(たぶん)
  7. そこはやっぱり自力でやりたかったという想いもないではない
  8. 趣向を変えて無明亭に関するちょっとした話
  9. 最高速度を犠牲にするとそのぶん低速域ではトルクが太い
  10. それはたとえば九龍城とかに宿るような種類の奇妙なかっこよさ
  11. まるで小さくなっておもちゃ箱の内側に放り込まれたみたい
  12. 俺が好きな女は美しいよと彼は笑った
  13. 人ひとりに含まれるエネルギーは人ひとり分なんだぜ
  14. クーリングオフとは頭を冷やして考え直す期間のこと
  15. 地球は偉大だ。きっと人間的に一回り大きくなれる
  16. ノックアウトだけが勝負じゃなくてポイント勝ちというのもある
  17. そうは言っても元からガリ勉だから
  18. 聖職者たるもの質素に堅実に生きないといけないので
  19. そんな口々に喋られても聖徳太子じゃないんだから分からない
  20. 分かってしまえばこんなに簡単なことだったんだなって
  21. 892円
  22. 残り612円
  23. すべての力を前に進む推進力に変えて
  24. 委員長でも助走をつけて
  25. マグマ
  26. マグマは炎を焼き尽くす
  27. 馬鹿ではあるが馬鹿馬鹿しくはない
  28. 重要なのはノリとタイミング
  29. ワラワラっていうのはフランス語で「そうそう」みたいな意味
  30. ブレーメンの音楽隊は実はブレーメンに辿り着いていない
  31. 委員長のそれは子猫がじゃれついているようなもの
  32. なにも馬鹿正直に本当に天才である必要なんてない
  33. へえ、すげぇじゃん。やったじゃん
  34. 俺はドラムスティックを握る
  35. お前のほうこそ、なにをそんなことでそんな喚きたてているんだ
  36. 俺が好きだった美しい女はとても美しく微笑んだ
  37. ハジメとハジメのお父さんなんか、ほとんど同じやろ?

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小説情報

でも助走をつけて

@kinky12x08
執筆状況
完結済
エピソード
35話
種類
オリジナル小説
ジャンル
恋愛
タグ
女子高生 高校生 女性向け ヤングアダルト向け 音楽 文芸 児童向け 格闘技
総文字数
100,238文字
公開日
最終更新日
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作者

大澤めぐみ @kinky12x08

芳文社まんがタイムオリジナル「部屋にマッチョの霊がいます」原案協力しています。角川スニーカー文庫から「おにぎ…もっと見る

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