概要
ある時は人気コスプレイヤー兼モデル+プレアデス+またある時は女子力も高く、美人で、イケメンの彼氏を持つ超リア充女子朝倉すばる。
しかし、その正体は冴えない男子大学生鈴村将晴である。
よき理解者であり彼女でもあるアイドル、鰆崎鰍(中島かすみ)とデートを楽しんでいたはずなのに、なぜか大学の知り合いと妹に出くわして絡まれたり、鰍の元親衛隊隊長に迫られたりと混沌とした日々を送る将晴。
確定申告の時期も迫った頃、タレント活動のせいで親の扶養から外れなければならなくなり、とうとう両親へのカミングアウトを決意する。
意を決して両親にコスプレ趣味やモデル活動の事を打ち明けようとする将晴だったが……?
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!もう何度ニヤニヤしたかわかりません。
「おめでとう、俺は美少女に進化した」というタイトルや「清楚なお姉さんは、好きですか? ってソレ「俺」ですけど!? 」という表現に衝撃を受け、おめ俺の単行本を購入し、作品に魅了されてから、続やスピンオフを経てここまでたどり着きました。
女装コスプレで美少女(♂)になった主人公兼ヒロイン"将晴"。
彼(彼女?)に魅了され、色んな意味で、目覚めてしまう個性あふれた登場人物たち。
4×おめ俺では、女装スキルだけでなく、お菓子作り、料理、スキンケア、仕草など、様々な女子力まで高めてしまい、女の子(本物)に嫉妬されてしまう美少女(♂)に進化しました。
彼の女子力は、もう限界突破してしまう勢いなのかも…続きを読む - ★★★ Excellent!!!とんでもない始まりから…
「おめでとう、俺は美少女に進化した。」の4作目ですが、作品紹介からぶっ飛ばしています。
章単位のタイトルから不穏な空気が漂っています。
本来ならあり得ないだろう話から、どうしてこうなったの?という感じです。もっともこれがこの作品の面白いところでもあります。登場人物の発想がみんなぶっ飛んでいて(主人公含む)、斜めに進んでいきます。そしてみんなズブズブと沼にはまっていくのです…読者も。
個人的にはもっと続いて欲しい作品です。
とはいえこれにて一段落というところでしょうか?
テーマ的には「家族」でしょうか?
少々どころか変わった家族というか良い意味では本当に家族思いなんでしょうね。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!『カワイイ』は、すばるだけじゃないんですよ?
可愛い。とにかく主人公のすばるは可愛い。
鰍も、もちろん可愛い。でもすばるの可愛さとはまた違う。
この作品の登場人物は皆『カワイイ』けれど
皆違う『カワイイ』なのです。
『カワイイ』という言葉が、それぞれのキャラによって
中身が変わってしまうというか…
一言で言えば全員『カワイイ』なのに。不思議!
個性の塊すぎるキャラクター達が皆それぞれ、
きちんと着地しているのにはすごい、の一言しかありません。
最後まで読んで、結末を知った上でまた最初から読み返したくなります。
個人的なおススメは、第2章を
『おめでとう、鰍はアイドルに進化したにゃん!』と共に楽しむこと。
先に読むもよし、後に…続きを読む - ★★★ Excellent!!!好きなんだろう? こういう女の子(♂)がさぁ!
自分の考える最高にかわいい女の子を演じる将晴。朝倉すばるとして出かけた将晴が、ある日友人にナンパされ、彼女のふりを頼まれた事から様々なトラブルが舞い込むように!?
これだけハマった小説は久々でした。なんといっても登場人物が魅力的。自らの愛を貫く彼等彼女達の姿は本当に美しい!
群を抜いて可愛いのはもちろんすばる(♂)、無自覚にトラブルに突っ込んでいく姿に思わずくすり。
男女問わず魅了していくヒロイン(♂)すばる。拗れていく恋愛関係。
そんなすばるに、あなたもきっと魅了されるはず。
最後に、一言。
いいぞいいぞ♡ もっと拗れろ? - ★★★ Excellent!!!世界の9割方が滅んでも『おめ俺』さえあれば地球に愛は残る
私は2月に発売した『おめ俺』の単行本を読んでこの作品にはまり、シリーズを次々と読んで完結に立ち会うことができた者です。
遅読のはずの私が『おめ俺』シリーズ(本にすると5~6冊)を二か月足らずで読破できたのは、この物語独特の「問題だらけだけれど、どこまでも突っ走るぜ!!」みたいな疾走感と主人公すばるの魅力のおかげでしょう。
女装することで次々とトラブルに巻きこまれていく主人公のすばる(将晴)は、どれだけドロ沼な展開になっても、(本人の意思は別として)さらなるドロ沼へと向かって突っ走って行くのです。
読者である私が「も、もうやめろーーーっ! それはフラグだーーー!(>_<)」と思っても、美少…続きを読む